農民オーケストラ東北コンサートツアー

北海道農民管弦楽団第１９回定期演奏会は、宮澤賢治没後８０年記念・花巻公演（２０１３年１月２７日、花巻市文化会館＝宮沢賢治が奉職した花巻農学校の跡地に建つ）として開催、また翌日はボランティア演奏で東日本大震災復興支援・ふれあい音楽教室（２０１３年１月２８日、陸前高田市立高田小学校）も開催いたします。

今回の演奏会を機に、北海道農民管弦楽団は、岩手農民大学・岩手県農村文化懇談会より「第２２回農民文化賞」を、またウィーン・フィル＆サントリー音楽復興基金より「第１回ウィーン・フィル＆サントリー音楽復興祈念賞」も受賞いたしました。公演費用の助けとなり、この場をお借りして感謝申し上げます。

また今回、ＮＨＫ札幌放送局が、練習から農家団員の日常まで密着取材し全行程にも同行し、３月１日（金）１９時３０分からの「北海道クローズアップ」で放送いたします。また、花巻公演前日1月２６日（土）朝７時３０分からの「おはよう北海道土曜プラス」でも、事前予告の放送を予定しています。ＮＨＫ盛岡放送局でもローカル番組で事前予告放送がされると思います。
２８日の陸前高田の音楽教室では、陸前高田で震災津波の瓦礫の中から集められた楓と松で作られたヴァイオリン（　→http://sennoneiro.com/index.html　　→facebookページ　）をお借りして、私がヴィヴァルディの冬ほかを演奏いたします。この楽器には、復興のシンボルである陸前高田の一本松が描かれておりますので、可能であれば一本松の前でもこのヴァイオリンを弾き、震災で亡くなられた方々への追悼ができればと思います。この陸前高田の模様は、カナダのＣＢＣ放送作成の震災ドキュメンタリーの一部として取材される予定になっています。

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