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第4回黒澤記念室内楽演奏会 ~Shall we Mozart?

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2月16日(土) 江別市大麻駅前「えぽあホール」にて、第4回黒澤記念室内楽演奏会
 ~Shall we Mozart?~(入場無料) が開催されました。
黒澤記念室内楽団は、2011年の北海道農民管弦楽団のデンマーク公演をきっかけに誕生しました。酪農学園大学の室内楽団・吹奏楽団・OB・教職員、北海道農民管弦楽団、北海道教育大学岩見沢校音楽コースのメンバーらで構成されています。団体名の「黒澤」とは、デンマーク式の酪農によって北海道を豊かにしようと酪農学園大学や雪印を創設した黒澤酉蔵氏に由来しています。

今回の曲目は、オール・モーツァルト・プログラムで、アイネクライネナハトムジーク(弦楽合奏)、
「魔笛」より夜の女王のアリア(木管五重奏)、クラリネット協奏曲 A-dur(独奏:大久保陽子)、ピアノ協奏曲第20番 d-moll(独奏:星 洋樹)、アンコールにトルコ行進曲(編曲:野村 聡)でした。
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指揮:助乗慎一(北海道農民管弦楽団ホルン奏者)
演奏:黒澤記念室内楽団(コンサートマスター:牧野時夫)
主催:黒澤記念室内楽演奏会実行委員会
共催:酪農学園大学室内楽団、北海道農民管弦楽団
後援:江別市教育委員会、在旭川オーストリア共和国名誉領事館、北海道モーツァルト協会、NPO法人えべつ協働ねっとわーく

前日夜の練習と当日午前中からのリハーサルは江別駅前の「江別コミュニティセンター」でした。私は余市から軽トラックにティンパニを積んで出かけ、ネットカフェに泊まりました。「えぽあホール」では、当日別の団体が17時まで使用していたので、急いでセッティング仕込みをして、18時半の開場時間ぎりぎりまでリハーサルをして、18時45分開演というハード・スケジュールでした。

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←アイネクライネは、指揮なしで、練習の時はかなり大変でしたが、本番は何とかそれなりのテンポもあり、まあまあの演奏になったかなと・・・

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→夜の女王のアリアでは、助乗氏はホルンを吹きました。他の木管楽器もすべて北海道教育大岩見沢校音楽コースの現役生の選りすぐりメンバーで、さすがのアンサンブルでした。(写真は江別コミュセンでのリハ時)
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クラリネットの大久保陽子さん、今年教育大を卒業しますが、卒業演奏会でもソリストに抜擢される腕前です。とにかく音が美しい。ぞくぞくっとします。皆最初から最後まで聞き惚れていました。モーツァルトの名曲を見事に吹ききりました。
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星洋樹君は、まだ3年生ですが、札響とも共演した腕前の持ち主です。豊かな音楽性と、やはり美しい音色が光ります。カデンツァも即興でやってしまう、すばらしい感性を持っていて、これからが楽しみですね。
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助乗さんの指揮もよかったです。たくさんのタレントを束ねる才能にも恵まれています。

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打上げでは、わざわざ標津から聴きに来てくれた山本さん(日本で一番年代物ワインが揃う山本商店の店主で釧路交響楽団クラ奏者)がワインを差し入れてくださいましたので、私も軽トラックで帰るのをあきらめて、楽しく飲むことにして、ネットカフェにもう1泊しました。助乗氏が手にしているのは、陽子さんにプレゼントするための陽子さん誕生年のワインです。陽子さんはおそらく今後はヨーロッパに留学するのではないでしょうか。頑張ってください。

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