ベニバナインゲンは、普通のインゲンとは別種で、自然交配(他花受粉)しやすいようである。ずっと紫花豆と白花豆を作っているのだが、白花豆を植えたつもりでも、紫花豆が出てくる。正式名がベニバナインゲンというように、普通のインゲンでは見られない朱色の花が咲くのが紫花豆。しかし、白花豆は花も白い。昨年は、初めてだが白花豆をやめて紫花豆だけを植えてみた。しかし、地色の桃色に黒の斑点の多いもの、少ないもの、斑点が褐色のものがわずかに見られたので、それらを別々に分けて植えてみた。その結果が写真の通り。メンデルの法則を当てはめて考えてみる。
斑点が黒くなく褐色のものだけを植えてみた結果。半分近くは黒いものに戻った。自家採種した場合は白花豆だけを植えても紫花豆が出てくるように、おそらく黒い斑点は劣勢遺伝子で雑種第一代では表に出てこない。この褐色のやつだけを選んで今年植えれば、黒いやつの出てくる頻度は下がる。それを何年か繰り返せば褐色の花豆品種が出来上がる。
斑点が黒くなく褐色のものだけを植えてみた結果。半分近くは黒いものに戻った。自家採種した場合は白花豆だけを植えても紫花豆が出てくるように、おそらく黒い斑点は劣勢遺伝子で雑種第一代では表に出てこない。この褐色のやつだけを選んで今年植えれば、黒いやつの出てくる頻度は下がる。それを何年か繰り返せば褐色の花豆品種が出来上がる。
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黒い斑点の多いものだけを植えたら、見事に黒い斑点の多いものだけが成った。劣勢遺伝子である証拠だろう。O型同士の結婚ではO型しか生まれないように。Clik here to view.

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黒い斑点の少ない桃色のものだけを植えたら、黒い斑点の多いものも出たし、少しだが白いものも出た。この白いものが出た理由は、ちょっとうまく説明できない。誰かうまく説明してくれるかな?とりあえず、また斑点の少ないものだけを蒔いて結果をみてみよう。Clik here to view.
