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余市ワイナリー レストラン「エスペリオ」

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明日から、北海道農民管弦楽団の中標津(なかしべつ)公演旅行(余市「えこふぁーむ」と江別「酪農学園大学」より2台の大型バスで夜行往復。中標津マルエー温泉旅館に泊まり29日午後公演)に出発。また、昨年、当農場で農業研修した未来君は、明後日より愛媛のみかん農家での収穫アルバイトに出発。というわけで、除雪アルバイトの夜勤明けの本日、未来君と久々に会って、余市ワイナリーのレストラン「エスペリオ」でランチ。

 

イメージ 1 「エスペリオ」は、昨年8月に「余市ワイン」の余市葡萄酒醸造所(日本清酒=札幌の地酒「千歳鶴」、「寿味噌」も生産する総合醸造メーカー)が、観光ワイナリーとして全面的にリニューアル・オープンした際にできた中核施設で、オホーツク海に面した興部(おこっぺ)町の「ノースプレインファーム」が経営する、自家農園で生産された高品質の牛肉・豚肉・乳製品をふんだんに使ったファーム・レストランで、旭川店に次ぐ2店目の店舗。今まで余市にはなかったような、とてもお洒落な店である。

                  →レストラン正面

イメージ 8
イメージ 9
←レストラン内部
70席ほどある。

レストランから見た工場外観
 


 昨年オープンしてから初めて行ったので、ランチの前に施設を一通り見学した。概要はこちらこのページに使われている写真の左の方に写っている洒落た家が、「えこふぁーむ」の我が家。余市ワイナリーのパンフレット表紙の写真にもなっていて、これは今日初めて気づいた。我が家は、ワインブドウ産地のどまん中にあるわけだ。想像以上にすばらしい施設だったが、冬期間の平日とはいえ全館貸切状態で、これでは余りにもったいない。まだ地元の人にも、余り知られていないようだから、もっともっと宣伝が必要だろう。


一方、余市と言えばニッカウヰスキー醸造所。こちらは年間25万人が訪れ、昨年度「行って良かった全国無料お出かけスポット」の第4位。ちなみに第1位は浜松の航空自衛隊エアーパークで、第5位の東京築地市場も抑えての堂々4位である。ニッカの方は、本場スコットランドでも廃れてしまった石炭直火焚き蒸留という古典的製法で、その製品は世界一を連続受賞しているが、原料の大麦は大半が輸入にたよる。一方で、ワインは地元のブドウで造ることが優れた製品を生み出す重要な要素。国内でのワイン専用ブドウの最大の生産地は北海道であり、その中でのトップが余市町である。昨年は、北海道で初のワイン特区にも認められた。余市は、日本のリンゴ発祥の地でもあるのだが、今後は日本のワインを代表する産地として、世界にも認められるようになる時代がやってくるに違いない。

イメージ 2イメージ 6まず、ギャラリー(ケルナー館)を見学。3ヶ月展示している部屋(北海道の風景写真を撮るグループの展示だった)と、1ヵ月毎に展示を変える部屋(書道の個展)の部屋があった。そこのスタッフが私のことを知っていて声をかけてきて、イメージ 7このワイナリーで春からファーマーズ・マーケットを駐車場にテントを張ってやりたいと考えているということで、思いがけず相談を受けた。小樽で毎週土曜日に野菜市をやっている「しりべしなんでも百姓くらぶ」の仲間に呼びかけたら実現できそうであり、施設長が出張中だったので、また連絡をもらうことになった。それから、試飲・リカーショップのあるツヴァイゲルト館と、地元の工芸作品や農産加工品を販売するショップ(ミュラー館)を見学。

レストランでは、平日のランチタイム(土日のランチメニューも別にあり)だったが、大変お得になっていて、豊富なメニューから選べるメインディッシュの他に、サラダ、スープ(具たくさんのチャウダーみたいで大変おいしかった)、ヨーグルトが、バイキングで食べ放題。それにデザート2種類とドリンクがつき、1380円~。どれも、厳選された食材で、ピザもパスタも北海道産小麦を使った手作りで、ピザも石窯で焼いている。
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定番のマリゲリータは、自家製のモッツアレラ・チーズが濃厚な牛乳の味で大変おいしかった。
「ノールプレインファーム」は、「花畑牧場」より先に生キャラメルを作ってブームに火を付けた農場だ。

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イメージ 3ホタテとジャコの和風パスタ。
ヨーグルトも、市販の大メーカーのものとは味が違い、余りすっぱくない。自家製のハスカップ・ジャムが、またヨーグルトに合う。バイキングは、全部おかわりしました。
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デザートは、洋梨のタルトと、コーヒームース。
ヨーグルトの味に感激する未来君。

ぜひ、皆様もお越しください!

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