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Channel: 農民芸術学校ブログ
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復活日(Easter)

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昨日はイースター(復活日)でしたイメージ 1。小樽聖公会(英国教会系、カトリックとプロテスタントとの中間的宗派)の礼拝に,クリスマス以来の出席でした。イエス=キリストが十字架にかけられ殺されて(聖金曜日)三日目に復活したことを祝う祝日ですが、クリスマスが12月25日(ロシア正教会=オーソドックスでは1月7日)に祝うのと違い、毎年日付は異なるものの(早い時は3月です)必ず日曜日です。クリスマスもイースターもこの季節である根拠は聖書にはなく、クリスマスは冬至のお祭り、イースターは長い冬を経た春のお祭りという季節の行事が、キリストの誕生と復活の祝日にとって変わったものです。仏教の花祭りみたいなものですね。絵を描いた卵を配るのも、ヨーロッパの伝統で聖書とは関係ありません。

ミサ(聖餐式)ではパン(ウエハース)とぶどう酒をキリストの肉と血の象徴としていただきますが、これは洗礼を受けた者だけが与ることのできる儀式です。礼拝後の愛餐会(昼食会)の時には、信者以外のすべての人とも一緒に食事をいただくことができるので、こちらの方がどんな人とも一緒に食事をしたイエスの生き方にふさわしいと思います。赤飯と豚汁+沢庵というところも、いかにも日本的で好ましいです。乾杯に、えこふぁーむのぶどうジュースもいただきました。余興でヴァイオリンも弾きました。聖歌のオルガン伴奏も。祝会のあとは、小樽管弦楽団の練習(5月3日マリンホールで本番)に遅れて参加(小樽市文学館・美術館の地下にある練習室)しました。イメージ 2

石坂みゑ子司祭の復活日説教では、この日読まれた旧約聖書(出エジプト記)と新約聖書(マタイによる福音書)から、救い主キリストを支えた女性が皆マリアという名前であったことを教えていただきました。この日の聖書に出てきたマリアは3人です。
新約聖書は、十字架で磔にされ殺されたイエスという男が、人類すべての救い主キリストであったということを証する書物なわけですが、12人の男の弟子たちはイエスが神を冒涜したという罪で捕らえられた時に、てんでばらばらに逃げ隠れてしまったわけです。このままではイエスと共に彼の教えも葬り去られるところでしたが、最初に復活したイエスに会ったのは、イエスを陰
イメージ 3で支えていたマグダラのマリアともう一人のマリア(イエスの母)でした。いざという時にたよりになるのが、男ではなく女性なわけですね。
そして、旧約聖書でエジプトの奴隷であったユダヤの民を、約束の地であるカナン(イスラエル)に救い出したモーセ(モーセも、油注がれた者=キリストと称される人物です)も、エジプト脱出の困難の中で、まだ奴隷であったときの方がよかったと男たちからは疑いをかけられますが、彼を支え脱出行を成功させたのはユダヤ最初の女預言者ミリアム(マリアのヘブライ語読み)でした。そのミリアムは、モーセの実の姉でした。彼が生まれて間もない時、エジプト王がユダヤ人が増えることを恐れユダヤ人の乳児虐殺を命じました。モーセの母は、幼子モーセが殺されないようにとパピルスのかごに入れてナイル川に流し、その赤子を偶然見つけた王女に「乳母を捜してきましょうか」と言って、機転をきかせ実の母を連れてきて救った賢い女性がミリアムで、モーセも最初はエジプトの王子として育てられたのです。
イエスが生まれた時も、ユダヤの王ヘロデがユダヤ人の王が生まれたという噂を聞いて自らの地位を奪われることを恐れて幼児虐殺を銘じ、母マリアは天使のおつげを聞いて、機転をきかせてエジプトに逃れてその命を救ったのです。マリア(ミリアム)という女性がいなければ、ユダヤの民を救ったモーセも、すべての人の救い主であるイエスも、その存在さえなかったというわけです。

まあ、色々と作り話もあるのでしょうが、聖書というのはなかなか面白い書物ではあります。これを一字一句真に受ければ、荒唐無稽で矛盾したことも山ほどありますが、史実をそのまま書いているのではないし、数世紀にわたっている聖書の著者によって言わんとしていることもてんでばらばらなのですが、そこに一貫した真理というものを読みとることが可能であると思います。それは、神は虐げられた者を救い出す存在であるということです。その神を信じるかどうかですが、その神を信じる者が、最後には救われるということを言っているわけですね・・・ イエスという男は、そのことを徹底した者であったということです。

イエスを神の子としているのは、まあ作り話でしょう。誕生物語しかり。復活物語もしかり。しかし、イエスという男が、虐げられた者と歩み病を癒し、権力を嫌い不正と戦い、最期には最も残酷な十字架刑に処せられても、その信念を曲げることはなかったということだけは、まぎれもない事実です。私は、そういう男を神の子と呼び、復活を信じることによって成立したキリスト教の精神というものに共感するのであって、聖書に書いてあることを一字一句信じているのではありません。 

砂のアニメーション

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ウクライナの女性による、砂のアニメーション。すばらしい技と、戦争の悲惨さを訴え平和を願う心に感動します。音楽がまた、うまく選ばれていますね。現在のウクライナの状況にも、胸が痛みます。


これもまた、すばらしい技です。指だけでなく息も使って、感嘆させられます。

こちらは、黒の紙の上に白い砂を使ったヴァージョン。息を多様して、偶然出来た形を発展させています。想像力豊かですね。脳の中にたくさんのイメージを持っているのですね。



余市エコカレッジ連続講座「ブドウから眺めた世界」

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4月29日(火・祝)えこふぁーむを会場にした農民芸術学校一日コース第1回が終了しました。ちょっと今報告を載せる時間がないので改めて記事にいたしますが、第2回目は5月25日(日)を予定しています。

これとは別に、同じ余市町登町にある
エコビレッジ余市ハル農場他を会場に、今年はいくつかの連続講座が開講され、5月5日(月・祝)からはブドウとワインの講座が始まります。私も、第2回7月13日の講座を担当しています。まだ受講申込者が少ないようなのですが、すばらしい講師陣(私以外・・笑)が揃っていますので、ぜひお申込みお待ちしています! 詳しくは下のブログをご覧ください。
http://haru-yoichi.seesaa.net/article/395472174.html


農民芸術学校一日コース2014年第1回

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少し遅くなりましたが4月29日(火・祝)に開催した農民芸術学校一日コース今年度第1回目のご報告です。
今年は一応スタッフ私だけでぼちぼち月1回でやることにしております。

気持ちのよい快晴の一日、少し肌寒かったですが、身体を動かすのにはちょうどよい日和でした。札幌から農家を目指す青年、農民オケに参加してくれている仲間、どさんこジュニアオケでお知り合いになった室蘭ジュニアのご一家が参加。昼食後の休憩時間には、音楽も楽しみました。ぐんまジュニアからの来客を案内中の農民オケ事務局長(どさんこ青少年オケ協会代表)の助乗氏も立ち寄ってくれ、先月ウィーンとチェコで開催されたぐんまジュニア率いるワールドユースオーケストラ(11カ国のメンバー参加)ツアーに参加した子ども達が再会を果たし、我々も一緒に演奏しました。

イメージ 9札幌のKuさん、小樽のKiさん
積丹の山々はまだ白い稜線で青空に映えます

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タネイモ80kg(キタアカリ40kg、男爵20kg、メイクイーン20kg)を植えつけました。トラクターで耕す時に80cmの幅でずらして走り、尾輪で浅く溝をつけていますが、イモが地表に出ると商品価値がなくなりますので、浅い場合はスコップで少し掘りながら35cm間隔でタネイモを置いて行きます。イモとイモの間にひとつまみの肥料をやって、土をかぶせて台形の畝にします。1ヶ月半ほどしたら畝間の土を伸びた雑草と一緒に削って畝を高くして雑草を抑えます。

イメージ 2室蘭のSさん一家は、昨年のぶどう収穫の時にも来てくれました。

イメージ 3小学3年生の直孝君、一人でも率先して頑張ります。ピアノとヴァイオリンの腕前は大人顔負けです。




イメージ 4この春高校を卒業したばかりの友君。この1年色々な農家を見て回り、できれば外国の農家も見てみたいとのこと。余り一般的ではない家畜(羊やヤギなど)を飼ってみたいらしいです。

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イメージ 8ドームハウスで選別した豆
上段の花豆はもともと、紫、白の2種類だったものから、わずかに見られた茶、桃を選別して4種類になっています。紫花豆の花は朱色、白花豆の花は白ですが、交雑しやすく白い豆から紫花豆が出てくることもあるので、できるだけ離れたところに4種類を植えて純粋種を作るつもり。
下段左のインゲン豆(北海道では菜豆=サイトウと呼びます)は、虎豆と貝豆です。貝豆の地色は黒だが、これも茶色のものが出てきたので、これも選別して固定できるかどうかやってみようと思う。大豆は、鞍掛に黒千石。
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収穫せずカブから伸びてきたノザワナ、もうすぐおいしい菜花が食べられます。

農民芸術学校一日コース2014年第2回ご案内

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第1回は、余り学校らしいこイメージ 1ともできなかったので、次回は、ちゃんと講義(座学)もやってみようと思います。今年は大体月1回のペースで開催予定です。参加希望者は、メール等でご連絡ください。参加費は無料ですが、昼食は各自持参、作業できる服装でお出でください。

2014年第2回農民芸術学校一日コース
5月25日(日) 9時 えこふぁーむ集合
9:00~10:30 実習1  ブドウの芽掻き 
10:30~12:00 講義   有機農業とは何か 
有機農法と自然農法
12:00~13:30 昼食&交流の時間
13:30~16:30 実習2  露地たねまき(野菜・豆各種)、野菜苗定植

イメージ 3イメージ 2







トリオ・マモーレ 春のコンサート

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年1回の我々トリオ・マモーレ(Trio M’amore)の余市テラスでのコンサートが近づいて来ました。今回も乗りのよい曲が中心です! ちょっとチケット高いのですが(笑)、前売券欲しい方はご連絡ください。当日受付で前売り価格で引換えいたします。
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春の「えこふぁーむ」

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最近は、フェイスブックへの投稿が中心になっていて、ブログはお休みしがちですが、今日は天気もよく畑の様子を写真に撮りましたので、ご紹介いたします。
イメージ 1乾ききっていた畑に週末雨が降り続いて、よいお湿り。月曜日の今日は、やっと晴れて暖かくなり、やっと野菜苗を露地畑に定植しました。マルチを張り、ポットで育てていたナス6種類と、シシトウ、ナンバンを定植しました。あと、別のところにキャベツも植えました。
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野菜ハウスの方は、ゴールデンウィークにパプリカとミニトマトの苗の植え付けが済んでいます。露地畑への定植を待つ各種野菜
(ハーブや花も)も通路にびっしり
す。
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トウキビは、週1回の野菜市に出すため、毎週150粒ずつ5週連続で播きました。
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イチゴの草取り(マルチの穴からイチゴと一緒にヒメオドリコソウやハコベが生えてきます)も半分くらい済んだところです。
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棚上げが終わり、草刈り&剪定枝粉砕をフレールモア(ハンマナイフモア)でやったブドウハウス。
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ハウスブドウは展葉4枚くらい、もう房(花穂)も見えてます。そろそろ芽掻きをしなくちゃいけません。
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露地のブドウ棚は、まだ淋しいです。ヤエザクラは昨年より10日以上早く咲きましたが、カッコーがまだ啼きません。昨年はカッコーが啼く方が先でした。どちらも種まきの合図です。
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露地ブドウは、やっと萌芽期です。霜に弱い植物なので、一番遅くに芽が吹きます。

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ノザワナの菜の花は、もう満開になってしまいました。サクランボの花も、そろそろ終わりです。

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2日間のよいお湿りで、手の平サイズのシイタケがいっぱい採れました。
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一気に春がやってくる北海道の農家にとって、目の回る忙しい時期です。何しろ
えこふぁーむでは、4町歩(12000坪)の畑に、数百品種の果樹と数十種類の野菜を栽培し、人を使わずに一人で管理しているので、やることは次から次へと湧いてきます。明日は、ドーム前の畑を起して豆を播きたいです。


売るのも自分でやらなきゃならないので、大変です。昨年豊作だったぶどうジュースの在庫がまだ1000本以上あります。注文お待ちしております!

次の日曜日25日は、農民芸術学校一日コースの今年度第2回めの講座です。どなたでも参加できますので、お気軽に参加ください。申込みは、メール(ホームページからワンクリックでできます)でお願いいたします。詳しくは2つ前の記事(5月8日)をご覧下さい。

HBCラジオ「ほっかいどう元気びと」

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イメージ 1昨日は、HBCラジオ「ほっかいどう元気びと」の収録に札幌まで行って参りました。20周年を迎えた北海道農民管弦楽団を作った訳、今後の展望などについて、宮沢賢治の理想にからめてお話いたしました。
放送予定は、6月8日(日)朝9:30~10:00です、お楽しみに。聞き逃した方、北海道以外の方も、北海道放送HBCラジオのホー ムページ  http://www.hbc.co.jp/radio/でしばらく聴くことができます。
当日放送を聴いていただけた皆さんには、豪華賞品が当たるチャンスがあるそうです(えこふぁーむの天然ぶどう果汁セットです!)


イメージ 2 現在、苫小牧市美術博物館において、「宮沢賢治の世界をアートする2014」企画展が行われているようですが、HBCラジオの収録で私にインタビューして下さったフリーアナウンサー・朗読家の村井裕子さんの賢治作品の朗読と、あらひろこさんのカンテレ演奏が、6月8日(日)14:00~15:30に同美術博物館であります(放送日と全くかぶってますが、放送時間は9:30~10:00)。料金無料だそうです(展示は有料とのこと)。
その朗読作品が、何と「雨ニモマケズ」や「農民芸術概論綱要」抜粋ほかで、何と今年1月26日に北海道農民管弦楽団20周年記念演奏会で初演した私のオラトリオ「農民・宮沢賢治の祈り」と全くかぶっているではありませんか。しかも、村井さんは岩手県出身、お母様は花巻の方だそうで、「雨ニモマケズ」は花巻弁でやるそうです。お時間のある方は、ぜひ6月8日苫小牧美術博物館へ、いらっしゃって下さい!
http://www.city.tomakomai.hokkaido.jp/hakubutsukan/tenrankai/26amyu_tenran_miyazawa.html


HBCの収録後、北海道農民管弦楽団事務局長の助乗氏と来年2月の洞爺湖町公演のための打ち合わせと、8月9日(土)に江別市民会館で開催される第1回全日本少年少女オーケストラフェスティバルの打ち合わせをしました。助乗氏は、昨年どさんこ青少年オーケストラ協会を立ち上げ、昨年は江別ジュニア・オーケストラを設立し、本年は岩見沢にもジュニア・オーケストラ設立予定。群馬を中心に東日本各地、アジア各国にジュニア・オーケストラを作っている南紳一氏と共に日本版エル・システマのような活動をしようとしています。私もどさんこ青少年オーケストラで、もう少年とはほど遠い年齢なのに上級の部のプログラムでコンサートマスターを務めなくてはならないとのことで、練習日程を決めました。

イメージ 3HBCは赤れんが旧庁舎のある北海道庁の隣にあり、赤れんが前庭で「北のめぐみ愛食フェア」というマルシェが開催されていた(毎月やっているようです)ので少し覗いてみましたが、余市の農園も出展していました。道庁の周りのビルも新しい大きなものに建て替えが進んでいますが、耐震工事も進んでいない道庁舎の老朽化が目立っていますね(赤レンガの右後方、左後方は目障りな北海道警察庁舎)。イメージ 4

Trio M'amore 春のコンサート 無事終了

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5月31日(土)夕刻、トリオ・マモーレ 春のコンサート at 余市テラス、盛会のうち無事終了いたしました。ツィゴイネルワイゼンも、何とか本番が一番上手く行きました。ちゃんと弾けてないところは、まだまだあるのですが・・・ 楽しく演奏できて、割れんばかりの拍手ももらったので、よしとしましょう・・・・イメージ 1

当日のプログラム
1.クライスラー/愛の喜び(Fl.Vn.Pf.)
2.J.S.バッハ/主よ人の望みの喜びよ(Fl.Vn.Pf.)
3.T-SQUARE/宝島(Fl.Vn.Pf.)
4.山口景子編/カーペンターズ・セレクション(Fl.Vn.Pf.)
5.メンデルスゾーン/「無言歌集」より「ヴェニスの舟歌」、「春の歌」(Pf.)
6.サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン(Vn.Pf.)
7.野上彰作詞、小林秀雄作曲/落葉松(Sop.Pf)
8.プッチーニ/歌劇「ジャンニ・スキッキ」より「私のお父さん」(Sop.Pf)
9.フォーレ/夢のあとに(Vn.Pf.)
10.ジョプリン/メイプル・リーフ・ラグ(Pf.)
11.シモネッティ/マドリガル(Fl.Vn.Pf.)
12.ボズ・スキャッグス/ウィー・アー・オール・アローン(Fl.Vn.Pf.)
13.F.ドップラー/ハンガリー民謡によるデュエッティーノ(Fl.Vn.Pf.)
アンコール 加山雄三/お嫁においで(Fl.Vn.Pf.)
岡野貞一/ふるさと(Sop.Vn.Pf.)

次のコンサートは、小樽で開催いたします。真樹さんとご主
イメージ 2人のやっさん(北星余市高校校長)の通っている教会です。

7月6日(日)14時~ トリオ・マモーレによるコンサート 
at 小樽聖十字教会 (小樽市新富町9-1) 
お問合せ:0134-22-4608
チケット前売り:1000円、当日:1500円、高校生以下:無料

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リハーサル後、本番前、余市テラスのベジタリアンなランチプレート、豆腐のドライカレーを美味しくいただきました! 調理の伊藤規久子さんは、コミュニティーレストランネットワーク北海道の代表を務めていらっしゃいます。

えこふぁーむ産農産物のご案内

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■えこふぁーむ産農産物のご案内
イメージ 1★無農薬いちご・さくらんぼ
いちご・さくらんぼ狩料金 大人:1000円、小学生:800円、幼児:500円
6月中旬~7月上旬までです。摘み取りお持ち帰りは時価。野菜やジャムもご購入いただけます。さくらんぼは、採れるかどうか天候次第です(笑)
いちご詰め合わせ(300g×4P) 北えくぼ(and /or)けんたろう: 
    1800円(送料別途)
さくらんぼ詰め合わせ(500g×2P) 佐藤錦(and /or)天香錦: 
  3200円(送料別途)

★ カラフル有機野菜
 十数種類から20種類以上のカラフル野菜(パプリカ、トマト、ナス他)がぎっしり詰まったボックスです。7月半ばからのお届けになります。贈答用にもぜひどうぞ。送料別途(クール料金、道内650円)。
有機野菜詰合せ お試しセット  3000円
3回コース(月1回)     9000円

   6回コース(隔週)     17000円
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★「えこふぁーむ維持会員」2014年度会員募集中
年会費 20000円
特典1:年3回野菜の詰合せ送付 (夏野菜、じゃがいも、かぼちゃ他)
  2:年1回果物の詰合せ送付 (ぶどう、りんご、いちご、さくらんぼ他)
3:年1回果物狩り(食べ放題)無料
4:えこふぁーむ・にゅーす送付
特典は以上の通りですが、金銭的な関係だけでなく、可能な限り農場を一度は訪問して農作業を体験していただくことをお薦めします。作業のお礼は、生産物にていたします。「提携」も「CSA」(Consumer Supported Agriculture)も援農による有機農家の支援ということを重要な要素にしており、単に商品を金銭で買うという関係を超えた、相互扶助の関係を築く ことイメージ 3を目的にしています。 賛同していただけたならば、郵便振替用紙に「えこふぁーむ維持会費」と記入して、郵便振替口座:02700-0-27139(加入者名:牧野時夫)にお振込み下さい。注文、お問合せは郵便、FAX、E-mailのいずれかで、お願いいたします。品物ができ次第順次発送し、発送完了後に請求書と振替用紙をお送りします。発送日・時間など指定があれば備考欄にお書きください。
注文先: 〒046-0002 北海道余市郡余市町登町1178 牧野 時夫

HBCラジオ「ほっかいどう元気びと」放送(2014-6-8)

農民芸術学校一日コース2014年第3回ご案内

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農民芸術学校一日コース2014年第3回 
6月22日(日) 9時 えこふぁーむ集合
イメージ 1参加費は無料ですが、昼食は各自持参、作業できる服装でお出でください。雨天決行(ブドウハウス、野菜ハウスで可能な実習を行います)。部分参加も可能です。

9:00~10:00 実習1  ブドウの整摘房 
10:15~10:45 実習2  ジャガイモの芽掻き・草取り
10:45~12:00 講義  果樹の有機栽培、園芸と芸術   
12:00~13:30 昼食&交流の時間(イチゴ・サクランボ狩り)
13:30~16:30 実習3  リンゴの摘果・袋掛

農民芸術学校&サクランボ被覆

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6月イメージ 622日の農民芸術学校第3回は、やはり日イメージ 5程的に都合の悪い人が多く、地元のMさん1名の参加。1対1だったので、会話はたっぷりできました。畑を回りながら作物の話をした後は、りんごの摘果・袋掛け。Mさんは余市教育福祉村内に宿舎がるビバハウス(元北星余市高校教師の安達夫妻主宰の青少年自立支援施設、俊子先生は彼のヤンキー先生恩師)のモンガク農場担当者でもあります。ビバハウスでは、札幌市で「農業塾風のがっこう」を主宰する元酪農学園大の長谷川先生の協力のもと、障害者や高齢者にも農業をやってもらうための塾を始めるそうです。午後は、イチゴ狩とサクランボ狩のお客さんが来訪。

翌23日は、前日都合がつかなかった音楽仲間の皆さんが来てくださり、人手があった3本のサクランボの樹(オウトウ)に、ブドウハウスで使い古しのビニールを直接かけました。サクランボは雨に弱いので、サクランボ農家は皆背の高いハウスを設置していますが、建設費がかかるし景観的にも好ましくないので、少々乱暴ですが、毎年このように直接樹にビニールを掛けています。年々樹が大きくなるので、結構大変な作業です。風ではがれないようにビニールの端を周囲の樹からバンドで引っ張っていますが、あまり強風が吹いたらアウトです。
 お手伝いしてくださったのは、農民オケ・どさんこ青少年オケ・黒澤記念室内楽などで私の音楽的相棒の助乗氏、酵素栄養学アドバイザー?でアマオケでヴァイオリンを弾く下國さん(助乗さんが初めて連れて来てくれました)、うちの畑を借りて札幌から週2回ほど通っている久保田さんの3名でした。ので、一人ではてこずるサクランボの被覆をやってしまいました。3本のサクランボの樹(オウトウ)に、ブドウハウスで使い古しのビニールを直接かけました。サクランボは雨に弱いので、サクライメージ 1ンボ農家は皆背の高いハウスを設置していますが、建設費がかかるし景観的にも好ましくないので、少々乱暴ですが、毎年このように直接樹にビニールを掛けています。年々樹が大きくなるので、結構大変な作業です。風ではがれないようにビニールの端を周囲の樹からバンドで引っ張っていますが、あまり強風が吹いたらアウトです。
お手伝いしてくださったのは、農民オケ・どさんこ青少年オケ・黒澤記念室内楽などで私の音楽的相棒の助乗氏、酵素栄養学アドバイザー?でアマオケでヴァイオリンを弾く下國さん(助乗さんが初めて連れて来てくれました)、うちの畑を借りて札幌から週2回ほど通っている久保田さんの3名でした。
イメージ 2イメージ 3イメージ 4

イメージ 7久保田さんは、仕事のため午後は帰宅したので、3名で余市テラスに食事に行きました。野菜(水菜、小松菜)、いちごは、うちの農場で採れたものでした。ご飯は玄米。卵はうちの近くのスルジェ農園の自然卵です。

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農民芸術学校一日コース第1回(4月29日)に植えたジャガイモも、もうこんなに大きくなりました。ドームハウス前のライ麦畑も、背丈を超えました。夏には麦刈りをしたいと思っています。



梅雨のないはずの北海 道で、2週間もぐずついた天気が続きましたが、

よ うやくお天気が続きそうです。サクランボが色づき始めましたが、雨に弱い花の時期が
お天気だったのと、成 熟期までに何とか天気が回復したので、今年は例年にない豊作になりそうです。
高級品種「佐藤錦」 と、完熟すると佐藤錦をはるかに上回る濃厚な味の「天香錦」の2品種があります。
雨が降るまでの限定で すので、他では手に入らない無農薬さくらんぼ、ぜひお急ぎお申込みください。
無農薬のカラフル野菜 20種類以上ぎっしり詰まったBOXも、大好評です。
維持会員も引き続き募 集中、天然ぶどう果汁の在庫もまだ沢山ありますので、こちらもよろしく
お願いいたします。
ご注文は、送り主・送 付先とも、郵便番号、住所、氏名、電話番号を添えて、お申込みください。


無農薬さ くらんぼ詰め合わせ(500g×2P)

■佐藤錦(and /or)天香錦: 3200円(送料別)

無農薬い ちご・さくらんぼ詰め合わせ
(いちご 300g×2P、さくらんぼ300g×2P)

■3000円 (送料別)

いち ご・さくらんぼ狩り料金(食べ放題、要予約

大人:1000円、小学生:800円、幼児:500円

摘み取りお持ち帰りは時価。野菜やジャムもご購入いただけます。

 

 カラフル有機野菜

十数種類から20種類以上の無農薬野菜(パプリカ、トマト、ナス他)が詰まったボックスです。7月半ばからのお届けになります。贈答用にもぜひどうぞ。

有機野菜詰合せ お試しセット  3000円

3回コース(月1回)      9000円

6回コース(隔週)      17000円

  送 料別途(クール料金)で発送いたします。

有機とうもろこし(キャンベラ)

5kg(13~15本)2000円(送料別)

 甘いだけでなく、こくがあり焼いても美味しい品種 です。


えこふぁーむ2014年度 維持会員 募集中!

年会費2万円(購読料金含む)
野菜の詰合わせを年3回、果物の詰合わせを1回お送りします。当園まで来訪していただければ、果物狩り料金を無料サービスいたします。郵便振替口座: 02700027139(加入者名:牧野時夫)まで「維持会員希望」と書き添えてお振込みください。どうぞよろしくお願いいたします。
 

無農薬天然ぶどう果汁

キャンベルとブレンドの2種類あり、組合わせて6本または12本での発送となります。化学肥料、農薬(天然のものを含めて)は一切使用していません。濃縮還元ではない100%ストレートジュースで砂糖や水の一滴も加えていません。
キャンベルは、市販のぶどうジュース(通常は、コンコード種の輸入濃縮果汁を水で薄めて作ったもの)とは全く別物の濃厚な味。この品種は、やや酸味の強いのが特徴ですが、完熟すると濃厚な旨みは格別で、本製品ではハウス栽培にて十分に完熟させた酸味の少ないもの(約6割)と、露地栽培にて完熟したもの(約4割)をブレンドして、甘みと酸味のバランスが絶妙になっております。サイダーや焼酎で割っても美味しいですし、そのままゼリーやシャーベットにしても絶品です。
ブレンドは、ブラック・オリンピア、スチューベン、紅伊豆、レッド・ナイアガラ他の混合で、キャンベルに比べると、ややまろやかで、上品な香りに仕上がっています。
価格はどちらも1本(1L)1000円(送料別)です1ヶ所に2箱以上同時に発送できる場合には、2箱目から送料を半額サービスいたします。ぜひ取りまとめご注文下さい。
 キャンベルはまだ在庫がたくさんあり、自然食品店などに卸価格にて提供できますので、ご紹介いただければ幸いです。


さくらんぼ&トリオ・マモーレ

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イメージ 1トリオ・マモーレのTさんが、デジカメが壊れ、財布もからっぽ状態の私を不憫に思い、まだ新品同様のデジカメを下さいました。ありがとうございます! ブログ楽しみにしているとのことでしたので、早速写真を撮りました。巨大サクランボのサミットが、10年ぶりに雨にやられずに熟し始めました。無農薬の大粒サクランボ4種3800円(道内送料600円、関東1000円)全国発送できますので、雨が降らないうちに、お急ぎご注文下さい。
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農園看板前のバラも満開です!











さくらんぼが十年ぶりに採れているのはよいのですが、今週は地獄のような忙しさで平均
睡眠時間3時間くらいでした! なにせ毎日どこかで音楽の練習です。そして、明日は練習ではなく本番です!

イメージ 4日曜日は札幌コンサートホールKitaraで娘の愛花がコンミスを務める北海道大学管弦楽団の第127回定演を聴きに行きました。 何とヴァイオリン1プルトの女性4名が4名とも父親が30年前に同じ川越守氏の指揮の下でやっていた仲間でした。32年前に私がコンマスになって最初の定演で、メイン曲がやはり同じブラ2だったのですが、昨日の演奏は当時とは別格にすばらしかったです。

月曜日は、
私が代表を務める余市室内楽協会で95歳まで一緒にヴァイオリンを弾いていた大井満蔵氏のお通夜(26日に102歳で逝去)があり、弦楽四重奏でバッハのアリア(G線上のアリア原曲)を演奏いたしました。ずっとお元気だったのですが、さすがに歳のせいで目や耳が少し悪くなり、皆について行けなくなったと言って室内楽協会を辞められてしまいましたが、その後も演奏会を聴きにいらして下さっていました。
大井氏は、伊勢(三重県)出身で、戦後余市に来られたとのことです。若い頃に伊イメージ 5勢で弾いていたというヴァイオリンを70歳の時に半世紀ぶりに再開し、余市室内楽協会(故、浦宏吉氏により創立)の最初からのメンバーになりました。私が余市に来たのは室内楽協会ができて3年目の時です。何事にも凝り性で、愛器の鈴木ヴァイオリンの音がちょっと気に入らないといっては、表板を自分ではがして板を削ったり、魂柱の位置を少し変えたりしては、私に楽器を弾かせて、音が良くなったでしょう? と言っていたのを思い出します。
写真は9年前の余市室内楽協会のコンサートの時のものです。この時は、まだ娘の愛花が小学生でコンマス後ろの第2プルト表、息子の大志は中学生で第3プルト、妻の智香が第2ヴァイオリンのトップ、93歳の大井さんは第2ヴァイオリン第2プルトで弾いていました。この時はハイドンの交響曲第6番「朝」、エルガーの弦楽セレナーデ他というプログラムでした。ご冥福をお祈りいたします。

火曜日は、仁木の中学1年生のヴァイオリン出張レッスン。
水曜日は、明日本番のトリオ・マモーレの練習。
木曜日は、小樽管絃楽団の代理指揮(チャイコフスキー交響曲第1番「冬の日の幻想」)。本番が北大の秋の定演と重なっており、今度は聴きに行けません(残念)。私もエルガーのチェロ協奏曲でコンマスを務めます。独奏は、藤田淳子さん、私は30年ほど前に藤原真理の独奏でもコンマスをやりました。ドボコンでは小樽のオケと農民オケの2回指揮をしています。
金曜日は、どさんこ青少年オケの練習で江別コミュニティセンターまで往復150kmの道程でした。ここでもなぜかおじさんの私がコンマスです。
本日土曜日は、余市室内楽協会の練習。昨晩夜なべで深夜1時までサクランボを詰めて、今朝は4時に起きて野菜を収穫して小樽で無農薬土曜野菜市に参加、たっ今帰宅したところです。

明日日曜日は、トリオ・マモーレin小樽聖十字教会の本番です。ぜひお時間のある方は聴きにいらしてください、
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トリオ・マモーレ・チャーチ・コンサート in 小樽聖十字

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7月6日(日)、5月末イメージ 1の余市テラスでの春のコンサートに続き、トリオ・マモーレのメンバーで小樽聖十字教会でのコンサートを開催いたしました。「農民芸術学校」支援チャリティーということで、チケット売り上げの大半を農民芸術学校のためにチャリティーしていただきました。「えこふぁーむ」の農産物も販売させていただき、ほぼ完売いたしました。小樽聖十字教会の皆様、色々ありがとうございました。
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小樽は、神社と教会の多い街で、プロテスタントの合同教派である日本キリスト教団の教会が、聖十字教会含めて4つあり(戦前は別宗派です)、戦後分離したプレスビテリアン(長老派)の日本キリスト教会の教会や、私の所属する日本聖公会の教会もありますが、ここは北海道で最も老齢化の進んでいる小樽市にあって、珍しく若い信者の多い活気あふれる教会で、奏楽はオルガンではなくギター、ドラム、キーボードなどで行っています。

イメージ 3こんなに立派な音響設備もあって、礼拝堂もコンサートができるように当初より設計され、非常に響きがよいです。なぜ、ここでコンサートをすることになったかも、会場の皆さんにはお話いたしましたが、ここでは内緒にしておきます。
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アンコールは、この教会でいつもはバンド伴奏で歌っている「主の祈り」(マロッテ作曲)を、瀧谷まゆみさんの英語の歌詞で、ここの教会員である安河内真樹さんのピアノ伴奏、私のヴァイオリンのオブリガートによって演奏いたしました。
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まゆみさんが、首にまいているのは、熱冷ましのためのもの。第2子妊娠7ヶ月のまゆみさん、最後の曲の前に暑さのため貧血で倒れて危なくプログラム変更するところ、教会員の皆様に介抱していただき無事復帰。我々のコンサート、毎回必ず何かハプニングがあります!

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好天続きで最高のできだったサクランボ、木曜日から3日間雨の予報になっていますので、残念ながら、あと2日ほどでおしまいです。

エコカレッジ連続講座「ブドウから眺めた世界」第2回

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イメージ 37月13日(日)、NPO法人北海道エコビレッジ推進プロジェクト主催講座の第2回の講師を務めました。午前中は、えこふぁーむにて、実際にブドウ畑でアメリカ系(ラブルスカ種)、ヨーロッパ系(ヴィニフェラ種)、アジア系(コワニティー種)の外観上の違いなどを見たあと、ドームハウスにてブドウ分類学(Ampelography)の授業。お昼は余市テラスにて特製ランチをいただいた後、余市テラス2階ゲストルームにて余市町役場の浅野敏昭さんによる余市町の果樹栽培の歴史(ブドウを中心とした)のスライドによる講義。その後参加者はエコビレッジでブドウの花滓落とし作業の実習でしたが、私はえこふぁーむに戻り、リンゴの摘果作業やベリー(カシス、カリンズ)収穫作業。      
上はエコビレッジ余市ハル農園で建設中のエコカレッジ研修棟

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えこふぁーむのドームハウス未来も、内装はなかなか完成しません・・・





コミュニティ・レストラン B&B余市テラスの
ランチはヘルシーでとっても美味しいです。
米・野菜・果物・卵など、みな近場の無農薬・有機栽培のものばかりです。この日のデザートはえこふぁーむのキャンベルゼリーでした。
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浅野さんが書いている余市町の広報に掲載されている「余市町でおこったこんな話」は、もう119回になりました。今月は「鮎の会~北大果樹園を支えた先生たち」大変興味深く地元の歴史を詳しく知ることができます。
http://www.town.yoichi.hokkaido.jp/yoichidata/kouhou1407/kouhou1407_23.pdf


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余市が、日本で最初にリンゴが実った地と言うのは少々怪しい説なのですが、日本で最初のリンゴ産地として確立したことは確かなのです。当初の主要3品種はこれ。林檎は在来の小さな和リンゴで、西洋リンゴは苹果と書きました
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緋之衣は、原名King of Tompkins County、余市を代表する大玉のリンゴでした。北海道では開拓使導入番号の19号で通っていましたが、戦後は余り作られなくなりました。余市に入植した旧会津藩士が栽培を成功させたことから、余市に残っていた樹を福島に持ち帰り復活させ、現在は福島で名産品にしようと努力しています。余市の年配者は、国交は49号、紅玉はべにたま又は6号と呼びます。ちなみに、ブドウのキャンベルはカメルスまたは略してカメ、西洋梨のばーとバートレットは略してパートと言います。英語の綴りではなく発音を聞いてカタカナを充てたのでしょう。

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駅売りのサクランボのラベル


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行商のおばさんたちが、最大90kgも背負って鉄道で小
樽や札幌にリンゴを売りに行きました。



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マルメロのシロップ漬けや、アワビの缶詰めなんてものも、作っていたようです。

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開拓使によって明治初期にリンゴと同時にブドウも入りましたが、当初はワインブドウが主だったようで、栽培不適とされてしまったようです。その後、ワインブドウ栽培が復活するのは昭和40年代に自治体経営の十勝ワイン(池田町)や富良野ワインが比較的栽培しやすいフレンチ・ハイブリッドのセイベル系品種に取り組み、余市ではやっと昭和50年代からドイツ系品種の試作が始まり、開拓使導入(実はその1年前に函館近郊の七飯でプロシア人ガルトネルが導入しましたが、翌年には開拓使に引き継がれ、やはりワインブドウ栽培は継続されませんでした)から実に100年のブランクが開いてしまいました。
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昭和40年には、余市の(生食用)ブドウ栽培は、遅れていると本州
からの視察者をがっかりさせてしまったようですが、それから起死回生、余市のブドウ栽培者も熱心に勉強して、品質のよいブドウを生産するようになりましたが、本州と違って品種は昔のものばかりです。
一方、
余市のワインブドウ園は、日本でこれほど美しい畑はないと言われるようになっています。
海が見えるブドウ畑は、日本では珍しいです(本州ではブドウ産地は盆地が多いので)


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農民芸術学校&北海道移住体験ツアーのご案内

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農民芸術学校一日コース20イメージ 114年第4回 
7月29日(日) 9時 えこふぁーむ集合

 参加費は無料ですが、昼食は各自持参、作業できる服装でお出でください。雨天決行(ブドウハウス、野菜ハウスで可能な実習を行います)。部分参加も可能です。

 9:00~10:00 実習1  園地の見学 
10:15~10:45 実習2  ぶどうの摘粒
10:45~12:00 講義  果樹の有機栽培、園芸と芸術 
12:00~13:30 昼食&交流の時間
(ブルーベリ
ー、ラズベリー狩り)
13:30~16:30 実習3  野菜の収穫・草取り

北海道移住体験「半断食ツアー」 8月26~30日
北海道出身で現在千葉県にてヨガ・マクロビオティック教室「くつろぎ工房」を主宰する森山幹麗(みきよし)さんによるイベントで、初日えこふぁーむに宿泊します。詳しくはチラシ掲載の森山さんに直接お問合せください。
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北海道農民管弦楽団公演より(YouTube)

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「大地讃頌」は人気曲なこともあり、いつの間にか再生回数13000を超えていました。
http://youtu.be/uOkDYJjiBOM
第15回定演(岩見沢公演 2009. 2. 1. ) 佐藤眞作曲 カンタータ「土の歌」より終曲「大地讃頌」

http://youtu.be/ny7zY2VC-80
第15回定演(岩見沢公演 2009. 2. 1. ) 佐藤眞作曲 カンタータ「土の歌」より第1曲「農夫と土」

http://youtu.be/Y6aZuReFfl0
第18回定演(中標津公演 2012. 1. 29.) 賀川純基作曲 牧野時夫編曲 「酪農讃歌」(酪農学園愛校歌)


今年もやります! ファーマーズ・チャリティー・コンサート

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今年も、8月第一日曜日は、しりべしなんでも百姓くらぶの、ファーマーズ・チャリティー・コンサートです。百姓くらぶメンバーの無農薬食材を使ったおいしい料理と、百姓仲間の音楽を同時に楽しめます。もちろん私もヴァイオリンを弾きます。
このコンサートは、18年前、余市でチェルノブイリの子ども達の疎開(保養)を受け入れる活動を支援するために始まりましたが、3年前からは福島の子ども達の疎開を受け入れる活動を支援しています。短期間でも放射線量の低いところで生活することによって、健康を回復できるとされています。http://www.kakehashi.or.jp/?p=6243
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昨年のコンサートの様子
http://blogs.yahoo.co.jp/ecomacky/68108603.html


農民芸術学校一日コース2014年第4回(報告)

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7月27日(日)、あいにくの雨、しかも余市・小樽方面のみ、時間と共に物凄い強風が吹き荒れ、台風のような嵐となってしまった。余市エコビレッジのセミナー、赤井川みみずく舎の映画会など、色々な行事も重なり、地元メンバーは皆無だったけれど、予定通り横浜からMさん家族が来てくれた(余市テラスに2泊)。
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蕗の葉を傘代わりにして・・・

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雨の中で、ブルーベリー、ラズベリー狩を楽しむ。


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昼食は豪勢に前日、Mさんが洞爺村のラムヤートで買ったパン、私が小樽市忍路(おしょろ)のエグ・ヴィヴで買ったパン、えこふぁーむの手作りジャム、中標津ゴーダチーズ、採り立て野菜(パプリカ、ズッキーニ、カブ、インゲン、ミニトマト)のソテー、サラダ(各種レタス、トマト)、フルーツ(ブルーベリー、ラズベリー、カーランツ)、ジュース(えこふぁーむ産無農薬ぶどう、無農薬りんご
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最近の道産小麦はパンとしても最高、薪の余熱でじっくりと焼く石窯パン屋さんが、道内各地にあります。洞爺村のラムヤートでは、うちのぶどうジュースも飲めますよ!

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このあと、M夫人のリクエストでヴァイオリン独奏会。保育園に通うAngeちゃんが、「きらきら星」や「大きな栗の木の下で」を一緒に歌ってくれました。Angeちゃんの通う保育園は、野性的にのびのび育てる一方で、歌などは難しいものをあえて教えているとのことで、フランス語の歌も歌ってくれました。伸び盛りの幼児期こそ、興味をもたせてどんどん挑戦させるべきですね。

イメージ 67月26日(土) しりべしなんでも百姓くらぶ無農薬野菜市(小樽市都通り)に持参した果物・野菜
ブルーベリー、豊後梅、ミニトマト、パプリカ、ズッキーニ、キュウリ、ブロッコリー、サヤインゲン、シシトウ、青ナンバン、キャベツ、ハクサイ、リーフレタス、エンダイブ、大根、カブ

毎週土曜日11時~昼過ぎまで、都通りアーケード、オーセントH手前でやっています。
ただし、8月9日(土)は全日本少年少女オーケストラフェスティバル(江別市民会館)、8月23日(土)は北大マルシェ(北海道大学農学部)に参加のため、私は欠席します。
イメージ 78月3日(日)は、ファーマーズ・コンサートです。ぜひご来場ください。

私は、仁木やまかわ農園の山川雅裕さん(チェロ)、北海道エコビレッジプロジェクト余市ハル農園の笠小春さん(ホルン)、余市室内楽協会の板谷知子さん(キーボード)と一緒に出演いたします。
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