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ライ麦プロジェクト2014始動

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7月29日、小樽管弦楽団のヴァイオリイメージ 1ン3人衆(3K)と一緒に、ライ麦刈りをしました。3Kは、Kitsui, Kitanai, Kikenではなく、Kubota, Kitaichi, Koizumiです。ライ麦は、数年前に壮瞥町のKさんから譲っていただいた短稈(それでも背丈近く伸びます)のパンに向いた品種です。

         
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 まずは、女性陣には鋸鎌で刈ってもらいます。


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私は刈払機で・・・ 方向を揃えるのに裏返しながらと、ちょっとコツが要りますが、鎌で刈るのより数十倍効率がよいです。

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左効き様の鎌を用意していなかったので、Koizumiさんには専ら刈払いで刈イメージ 5った麦を集めてもらいました。





集める方が追いつかないので、Kitaichiさんにも集めてもらいました。



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ドームで休憩。この日は30度近かったので、熱中症にならないように、水分補給。



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お昼は、土用丑の日ということでkitaichiさん手作りの鰻入りのお稲荷さんに、Kubotaさん作えこふぁーむ2013年産ライ麦50%のパン、それぞれ自作の野菜の漬物を持参、私も・・・


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まだ爪で傷がつくくらいの柔らかさなので、最低一週間くらいは風乾が必要。麦は雨に当たると発芽してしまうので、屋根のあるところで、はさ掛けしなければならないが、適当な場所がないので、ドームハウスの床下に全部押し込
む。

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4時間あまりで、2割くらい刈れたかな?


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軽トラは必需品。納屋の中でも荷台を作業台として毎日使っています。

プラム狩りも楽しみました。





今年は、キウイも結構成りましたよ! 北海道でもちゃん
と成るんです!



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露地のブドウも、だいぶ粒が大きくなりました。これは4倍体の紅富士です。最高に甘い品種です。

牧野時夫作曲 宮澤賢治作詞 オラトリオ「農民・宮沢賢治の祈り」

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北海道農民管弦楽団創立20周年記念演奏会
(2014年1月26日 札幌コンサートホールKitara)の一部をYouTubeで公開しました。
牧野時夫作曲 宮澤賢治作詞 オラトリオ「農民・宮沢賢治の祈り」

第1章「農民芸術概論綱要」

第2章「青い槍の葉」


第3章 「雨ニモマケズ」


アンコール 佐藤眞作曲 カンタータ「土の歌」より「大地讃頌」

コンサートが目白押しです

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7月30日は、明日8月3日本番、ファーマーズコンサートの練習を、仁木の山川農園にて
7月31日は、10月26日本番、小樽管弦楽団の練習を、小樽市分庁舎(小樽市文学館・美術館地下)にて
8月1日は、8月9日本番、どさんこ青少年オケの練習を、酪農学園大学学生ホールにて
本日8月2日は、9月6日本番、余市室内楽協会の練習を、余市町中央公民館にて

毎日どこかで練習です。あちこち移動するのも大変ですが、練習は楽しいです。練習の度に、マルシェも開かせてもらってます(笑) 
あとの3つは、いずれもコンサートマスターを務め、責任重大です。余市は、指揮者もなしです。
8月9日のチケット欲しい方は、連絡ください。受付にてチケットお取り置きいたします。

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18thファーマーズ・チャリティー・コンサート

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8月3日(日)しりべしなんでも百姓くらぶ主催の第18回ファーマーズ・チャリティー・コンサートが、余市町内の滝下農園にて開催されました。イメージ 1

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受付、カンパ箱を置いて、福島の子どもたちを道内に受け入れている団体に全額チャリティーしました。5万円ほど集まりました。18年前チェルノブイリの子ども達を余市で受け入れるためのカンパを集めるために始めたコンサートです!
イメージ 3コンサートに先駆け、屋台村開催。メンバーの食材を使った数々のメニューが格安にて楽しめます。山川恵さんは農園の無農薬果物を使ったお菓子が得意。昨年は余市・仁木スイーツコンテスト(今年も現在エントリー受付中 16日締切 http://www.agr.hokudai.ac.jp/yoichinikisweets/ )で入賞しました。

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滝下農園の食材で本格的な料理を提供してくださったのは
、鹿児島にある(有)えこふぁーむ(たまたまうちと同じ平仮名の社名で、ネット検索すればうちとどちらかがトップに出てきますが、歴史はうちの方が10年ほど古いです)のスタッフ。鹿児島で黒豚を山に放牧して循環型農業に取り組みレストランなども経営しています。北海道の有機農家を視察にたまたま来ました。


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滝下農園の焼き鳥・つくね、塩味のみでも、抜群においしかったです。他にカレーや鶏汁もあったり、むらかみ農園のスモークチキンもありましたが、とても全部は制覇できませんでした。 イメージ 4        うちは料理を出す余裕がないので、果物・野菜と加工品を並べました(右半分)   
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コンサート1番目、吉田さん(余市町登町)のクラシック・ギター、ぶどうやバラを栽培、鶏やガチョウなども飼っていました
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2番目、なまらや(小樽の音楽居酒屋、ランチもやってます)のギター、今回奥さんが初参加、習い始めたギターでの弾き語りもやりました。ご主人は歌は歌いませんが、伴奏、和音、メロディーを全部一緒にギター1本で弾く技は、大したものだと思います。ベース音を親指で押えるやり方、初めて見ました。

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3番目、ほらふきフルート堀野さん(仁木町銀山)。百姓くらぶで滝下さんと並ぶ一番古株の30年選手ですが、フルートはさらに10年くらい前に始めたとのこと。でも、誰も聴いたことがなく、笛吹きでなく法螺吹きと揶揄されていましたが、2年前から本当に吹けることを証明。なかなか素朴でよい音でした。

イメージ 94番目は我々、肩の故障で昨年休んだ山川雅裕さん(仁木町南町、装蹄師、チェロ)も復帰。昨年から百姓くらぶに加わった笠小春さん(エコビレッジ余市ハル農園、北海道農民管弦楽団ホルン)、板谷知子さん(余市室内楽協会ピアノ&ヴィオラ)と4名で、山川さんの復活を祝ってバッハから3曲、「主よ、人の望みの喜びよ」、「グノーのアヴェ・マリア」、「G線上のアリア」を演奏。その後、ヴァイオリン独奏(板谷さん伴奏)で、クライスラーの「美しきロスマリン」と、「中国の太鼓」を演奏。
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小春ちゃん、信州の木材会社に勤めていた時に手作りした
木の小さな楽器「コカリナ」独奏。

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伊藤三太君(ガンダルフの庭、余市町登町モンガク、ハル農園のすぐそば)、まずは塩ビ管で自作したアボリジニの楽器ディジュリドゥもどき
、それから世界中(アジア・ヨーロッパ)の口琴、まずは竹でできたアイヌのムックリから聞かせてくれました。三太君は数千年も前から続いている素朴な楽器を演奏するのが好きだということで、アフリカの太鼓や和太鼓の演奏もします。

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なまらやさんのお友達が、飛び入り参加。このコンサートは、いつでも飛び入り参加歓迎です。

18年間、とりとPAを務めていただいている、本格的ジャズの小倉バンド。ギタリストだった小倉さん亡きあとも、小倉さんと「お蔵」(小樽市花園町、百姓くらぶの食材などで食品加工)を経営していたサウスポーベースの横山さん、歌姫の安沢さんは、不動のメンバー。今年は若いフルーティストが加わって、また一段と華やかな響きになりました。
                        

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イメージ 17暑い日でした。生ビールに麦茶、かき氷など、どんどん売れてチャリティーになりました。

第1回日本少年少女オーケストラ・フェスティバルin北海道

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8月9日(土)江別市民会館において、道内のジュニアオケ(江別、小樽、室蘭)、本州のジュニアオケ(ぐんま安中・玉村・しもつけ、とちぎ)、江別市内中学校の吹奏楽団の生徒、札幌市内のヴァイオリン教室の生徒(澤田・武田・土方)、タイViemus音楽教室の生徒、チェコ・オストラバ青少年オケのメンバー、江別市内大学の学生(北翔大学芸術コース、酪農学園大学室内楽団)、北海道教育大学岩見沢校芸術コース、札幌大谷大学芸術学部の学生・卒業生など、総勢百数十名による国際色豊かなコンサートが開催されました。

コンサートは初級オーケストラ6曲
、中級オーケストラ6曲、
イメージ 15上級オーケストラ6曲で、私は上級オーケストラでコンサートマスターを務めました。指揮は、助乗慎一(どさんこ青少年オーケストラ協会代表、江別ジュニアオーケストラ指揮者)、南紳一(NPO全日本少年少女オーケストラ協会代表、ぐんまジュニアオーケストラ指揮者)、中山耕一(室蘭ジュニアオーケストラ常任指揮者、札幌市民オーケストラ指揮者)、ダニエル・ルー(香港セント・スティーブンス大学、15歳)の4名

2日前より、札幌円山西町にある産業技術教育訓練センターにて合宿・練習が行われました。

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農民オケの事務局長も務めている助乗慎一さん、子ども達のオーケストラを全道各地に立ち上げ、それを結ぶネットワークを作ろうとしています。昨年の江別ジュニアに引き続き、今年は岩見沢にジュニア・オケを設立する予定です
上級の部では「禿山の一夜」を指揮。

写真は午前中、中級オケのリハーサル。



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初級・中級のコンサートマスターは小学生の女の子ですが、しっかりリードしていました。すっかり背が高くなった指揮者のダニエル君(2年前に花巻で会った時は、まだ子どもらしかった)もヴァイオリンの一番後ろで弾いています。
ダニエル君は、モーツァルトの交響曲第25番第1楽章(映画「アマデウス」テーマ)と、フィンランディアを指揮しました。



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中山耕一先生、スイスのオーケストラでフルート奏者とし
て活躍していましたが、現在札幌を中心に活動。北大交響楽団でもトレーナーをして下さり、うちの娘もコンミスでお世話になっています。
上級の部では、水上の音楽の第5・6楽章と、スターウォーズのメインテーマを指揮しました。





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初心者も1時間でオーケストラで演奏できるミナミ・メソッドでアジア各国にジュニア・オーケストラを設立している南紳一先生。農民オケの花巻演奏会で、南先生が花巻に設立した金星少年少女オーケストラと共演して以来、すっかりお世話になっています。
上級の部では、シュトラウスのポルカ「雷鳴と稲妻」を指揮。




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ロビーでえべちゅんがお出迎え、江別市の小麦ハルヤタカ
で作ったえべちゅんラーメンを入場者にプレゼントしました。コンサートの冒頭ではベートーヴェンの「運命」冒頭の指揮も担当、その後会場から小学3年生の女の子も指揮に挑戦しました。コンマスの私が一番大変でした!
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コンサートが土曜日だったので、毎週土曜日に小樽市都通
りで開催しているしりべしなんでも百姓くらぶの無農薬野菜市に生産物を出すことができなかったので、ロビーにて単独マルシェを開かせていただきました(笑)




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中級の部、女の子はドレスアップ。
上級の部の最後に、全員が舞台に乗りアンコールで「虹と雪のバラード」(札幌オリンピックテーマ曲)と「Let it Go」(映画「アナと雪の女王」から)、暑い夏に涼しい音楽をということでした(笑)
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演奏会後の集合写真、私は野菜販売に集中していて、写り損ねました。









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小ホールにて、打上げ

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札幌の人気洋菓子店ドルチェ・ヴィータの江別産の小麦を使ったバームクーヘンがふるまわれました。神戸で修行したパティシエの我孫子さんのお父さんは江別製粉の社長さんだそうです。
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タイの音楽教室の子ども達10数名を連れてきたのは、タイでは知らない人のいないというスター3兄姉妹、お兄さんはジュリアード卒業らしいです。VieTrioというポップス系でCDも出していますが、タイ王室行事でも演奏していました。
http://youtu.be/-Clof5THHJ4

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ダニエル・ルー君、15歳ですが、堂々としています。指揮も、大分上手になってきました。




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.北海道新聞
8月10日朝刊

ジュゴンの海を殺すな!

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沖縄県民の意志を無視してジュゴンの海を埋め立て(危険な普天間基地を移転するという名目で)新たな米軍基地を建設しようとする安倍傀儡政権の強行な姿勢に抗議する!
http://www.asahi.com/articles/ASG8G2VT4G8GTIPE00B.html


軍事基地は、人を殺すことを目的としたものであり、それ以外の何物でもない。政治家は国を守るために必要と言うが、それは国民を守るためではなく、国家権力を守るためということであり、アメリカ軍の基地を作ることが日本人を守ることになるなどと考えるのは、全くナンセンスである。、ましてや沖縄の人たちにとって、これ以上新たな米軍基地を作ることに何の利益もないのである。しかし、たとえ利益があったとしても、このような自然を破壊することが、果たして許されるものであろうか。
http://www.okinawatimes.co.jp/feature/02/sea.php

世界的にも貴重な海の哺乳類である絶滅危惧種ジュゴン(dugong、儒艮、琉球ではザンノイオと呼び神の使者とされた)の生息域である辺野古周辺。このような美しい海を軍事基地を作るために埋め立てることほど、罪深いことはないのである。

ジュゴンの仲間で体長が2倍近い8mにも達したステラーカイギュウは、かつて千島海域から北方に生息していたが、1741年にロシアの探検家ベーリングら(隊長ベーリングら多数は遭難した無人島で病死し、座礁した船から新たなボートを作り翌年脱出する指揮をとったのがドイツ人博物学者のステラー=シュテラー)によって発見され、その毛皮、獣脂、肉の利用価値が高く、仲間を助けようとする習性もあって容易に捕獲できたことから乱獲され、発見からわずか27年後の1768年に2頭が捕獲されたのを最後に絶滅してしまった。

この美しくすばらしい生態系によって調和している世界を破壊して、人類が生き延びることは決してできない。地球上に存在する2000万種もの生物のうち、現在毎年10万種以上の生物が人類活動による環境破壊により絶滅していると考えられ、これはかつて隕石衝突などによる地球環境の激変で多くの生物が絶滅したとされる時代の数万倍のペースに達する危機的な状況である。生物多様性を守ることは、人類にとって緊急の責務であると言わなければならない。

北大マルシェ2014

余市室内楽協会演奏会のご案内

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と き/2014年9月6日(土)
開場18:00 開演18:30
ところ/余市中央公民館
(余市駅より徒歩5分) 入場無料

演奏 曲目/
コレルリ:  室内ソナタ作品2-10,12
(Fl.濱川まどか、Vn.牧野時夫、Pf.
板谷知子)
ホルスト:  ブルックグリーン組曲
芥川也寸志:  絃楽の為の三章(トリプティーク)
ベートーヴェン:  ロマンス第1番 ト長調
(Vn.独奏:牧野時夫)
ハイドン:  交響曲第74番 変ホ長調

今週土曜日、入場無料です。結構、難曲揃いなのですが、指揮者なしで挑戦します。ベートーヴェンのロマンス第2番は何度か演奏していますが、第1番は初めての挑戦です。フルートのまどかさんは、今回第2子出産を控えお休みの瀧谷まゆみさんのお弟子さんで、今年札幌大谷大学芸術学部を卒業された名手、余市在住です。

当日は、小樽市都通り(小樽駅より徒歩5分)で毎週土曜日開催の無農薬野菜市(11時~)に参加してからリハーサルに直行します。野菜市にも、ぜひいらして下さい!


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先週、無農薬野菜市に出品した生産物

ブドウ(ポートランド)
ミニトマト、調理用トマト、ナス、米ナス、
キュウリ、ズッキーニ、パプリカ、シシトウ、
青ナンバン、トウモロコシ、ビーツ、ダイコン、
カボチャ、スイスチャード、カラシナ、
ネギ、バジル、シソ
ジュース(ブドウ「キャンベル」)
ジャム(ルバーブ、カシス、ラズベリー、ブルーベリー、サクランボ、イチゴ&ハスカップ)



フェリス女学院大学大倉ゼミ(多文化共生学)フィールドワーク

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8月31日~9月1日にかけて、一昨年に引き続き、大倉一郎教授のゼミ生10名が北海道にてアイヌ民族・在日コリアンについての学びと共に植民地・移民としての北海道農業を学ぶ一貫で「えこふぁーむ」を来訪。農場見学のあと、農作業体験。
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イモ堀りの前に、背丈ほどに伸びた草をまず抜く作業!

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とりあえずの目標まで、もう一踏ん張り。

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10m×6畝くらい草を抜いたところで、ようやく芋掘りにとりかかります。
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スコップなど使ったことないお嬢様たち。少林寺拳法をやっているというつわものもおりましたが、ちょっと心もとないです。
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思ったより、収量がありました。今年のイモのできは、昨年より良いです。

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これから、宿泊・食事(バーベキュー)をする余市教育福祉村に第一陣が向かいます! 残りのメンバーはミニトマトの収穫です。

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第2陣、街中ではとてもできないことで、はしゃいでおります。
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NPO法人余市
教育福祉村も20年目を迎えます。左にログハウスがあり、右のセンターハウスに泊まります。他にいくつかの施設が敷地内にあり、大勢の会員が利用しています。
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肉屋で買った肉のほか余市でとれたイカにエビ、そしてえこふぁーむの野菜(トウキビ、パプリカ、ズッキーニ、米ナス、インゲン、カボチャ、ジャガイモ、ミニトマト)を焼きました(イモ、トウキビ、カボチャは下茹で)。えこふぁーむのブドウ果汁をワインで割って乾杯しました。


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女学生のみなさん、深夜遅くまでスマホを使って人狼ゲームに興じておりました。

2日目の朝の講話にて、私は次のようなことを話しました。余市は、明治政府による北海道開拓(アイヌの立場からは侵略)以前から松前藩などにより和人が居住していた道内としては古い町(アイヌとの交易施設である運上屋の建物が唯一現存)であるが、開拓使の配布したアメリカからの苗木により日本で最初にリンゴ栽培が始まった果樹の町であり、その栽培を成功させたのは、明治政府を樹立した薩長連合に敗れて余市町(旧山田村)の開拓を担った旧会津藩士たちでありました。そして現在、国の農業政策により北海道のみが離農により規模拡大が進んだ(平均経営面積が道外の10倍以上)中で、果樹栽培には多くの手作業が必要なため規模拡大が困難であるため余市町の農業経営面積は全国平均とほとんど変わらず、離農地の穴埋めに新規就農者をおそらく全国一受け入れている自治体なのです(私も含め過去30年で100人近くが新規就農していると思われる)。

先日、札幌市議の金子やすゆき(自民会派からその後離脱勧告処分)という男が、「アイヌ民族なんて、いまはもういない」という妄言を吐き、謝罪も撤回もしないと開き直っているが、即刻辞職すべきであるし、在特会等がデモで行っているヘイトスピーチも、言論の自由として認めてはならず差別行為=犯罪として取り締まるべきであろう。日本には、日本民族だけではなく、アイヌ民族、琉球民族という先住民族、かつての植民地時代の強制連行や終戦後の母国分断等により在日を強いられた朝鮮民族、最近では日系ブラジル人など、多様な民族の存在する社会であることを、認めなくてはならないだろう。外国からは、日本も中国並みの人権後進国と見られている。警察の留置場など、諸外国では存在しない前近代的な代用監獄制度なども、早期に撤廃すべきであると考える。
→琉球民報記事 8月30日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230843-storytopic-3.html

余市室内楽協会コンサート2014終了

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余市室内楽協会コンサート2014 (定期演奏会・・・多分25回目くらいになります!)
と き/2014年9月6日(土) 開場18:00 開演18:30
ところ/余市中央公民館 大ホール  入場無料
主催・出演/余市室内楽協会
後援/余市町教育委員会、余市文化協会、北海道新聞余市支局

出 演 者
(★印:コンサートマスター、*印:賛助出演)
第1ヴァイオリン ★牧野時夫、井坂有美子、久保田 睦、小泉雅広、
古谷 甫、佐藤華奈子*
第2ヴァイオリン 嶋田覚子、廣田洋子、中岡亮子、舘巖晶子、三林 光*
ヴィオラ    清水三佐子、高嶋恵子、古谷洋子、板谷知子
チェロ      越智恵美子、小林 亘*
コントラバス   嶋田 宏
フルート     濱川まどか*
オーボエ     石田浩子、岩田ももよ*
ファゴット    高嶋孝寛
ホルン      助乗慎一*、笠 小春
イメージ 1当日リハーサル中の風景
前日夜の舞台リハーサルの前に、上部とサイドの反響板は、ベニヤで作った手作りの反響板を上部とサイドに1時間ほどの作業で取り付ける。
リハーサル後、翌日午前中の野菜市に出すブドウや野菜をパッキングする作業を午前2時くらいまでかかってやる。当日は朝5時半に起きて、さらに葉物野菜などを収穫して準備。小樽都通りにて毎週土曜開催の無農薬野菜市で、ブドウと野菜をいつもより少し安値で頑張って売りさばき、公民館にかけつけたのは集合時間の午後2時を少し回ってから。
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開演時間直後の客席。音および座り心
地は2階席が勝ります。
最終的に入場者は130名ほどでした。アンケートに住所と名前を書いてくれた人に直接案内を送るようになってから、入場者が増えました。
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1. A.コレルリ/12の室内ソナタ 作品2より 第12番ト長調 & 第10番 ホ長調  
★ フルート:濱川 まどか、 ヴァイオリン:牧野 時夫、 ピアノ:板谷 知子

イメージ 11団員の瀧谷まゆみさんが第2子出産を控えて欠席のため、彼女の弟子でもあり札幌大谷大学音楽コースをフルート専門で今春卒業したばかりの濱川まどかさん(余市町在住)にご出演願いました。彼女はうちの娘が余市東中の吹奏楽部でフルートを始めた時、3年生の先輩でした。
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2. G..ホルスト/ブルック・グリーン組曲

弦楽合奏曲ですが、一部オーボエとファゴットの音色を重ねました。大分前に同じ傾向の「セント・ポール組曲」をやって以来のホルストです。少し前にやったジョン・ラターの組曲、ブリテンの「シンプル・シンフォニー」も、同様のイギリス民謡風の楽しい弦楽合奏組曲です。
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3. 芥川也寸志/弦楽のための3楽章(トリプティーク)

1小節ごとに拍子が変わったり、音程が半音でぶつかったり、楽器の胴体をたたいたり、弓の木の部分で弦をたたいたりと、我々のような初心者中心の団体で、しかも指揮なしでできるかなという危惧が正直ありました。しかし、練習ごとによくなり、皆もこの曲が好きになり、本番まで結局合わなかったところもありましたが、お客さんの反応もすごくよかったです。これからも、邦人作品に果敢に挑戦して行きたいと思います。
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4. L.vanベートーヴェン /ロマンス 第1番 ト長調
★ ヴァイオリン独奏:牧野 時夫

演奏機会の多い第2番は、この余市でも農民オケでも何度か演奏していますが、非常に演奏の難しい重音奏法が多い割に地味な部分の多いこの曲は、私も今まで練習したことがありませんでした。最初全然まともに弾けなかったにも関わらず、個人練習する時間がほとんど取れず、ちょっと余裕のない演奏になってしまいましたが、なかなかいい曲だと分かりました。
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5. J.ハイドン/ 交響曲 第74番 変ホ長調

100曲以上あるハイドンの交響曲の中でタイトルもなく、それほど演奏機会はありませんが、なかなかよくできた中期の名曲です。道教育大や大谷大学の音楽コースを出た管楽器奏者の方々の協力で、なかなかよい演奏になりました。

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アンコールは、ホルンが大活躍の、G.F.ヘンデル 水上の音楽 第1組曲から第3曲でした。1週間前に初めて楽譜を配りましたが、農民オケ事務局長の1番ホルン助乗さん、北大農学部の学生時代から農民オケに参加して、現在は北海道エコビレッジ余市ハル農園で農場管理を任されている2番ホルンの笠
小春ちゃん、ばっちりの演奏でした。
きつい曲をやらせて、ごめんなさい。打上げは、いつものつぼ八でした。
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ライ麦プロジェクト2014第2弾

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9月9日、午後から大気が不安定なため一イメージ 1時強い雷雨があったりしましたが、午前中はご覧の通り青空が広がり、ライ麦プロジェクト第2弾、K田さんK市さん2名にて木製の馬に穂をたたきつけての脱穀作業でした。私は野菜とブドウの発送作業で手伝えませんでした。

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ドームハウスの床下で乾燥させていた麦を1か月振りに取り出しました。2名1日で2割ほど脱穀できたでしょうか。イメージ 3



ドームハウスの向こうには、刈り残したライ麦が半分以上残っていますが、ヤマバトの餌になっています。この部分は、また昨年同様に鋤き込んでしまおうかと思います。来年、それなりに収穫できます。
刈った部分については、今月中に畑を起して、タネもみを播かないといけませんが、時間があるかどうか・・・
午後は、雨が降ってきたので、ドームハウス内で作業をしました。
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お昼の休憩で、K市さんがスムージーを作って下さり、私もいただきましたが、とてもおいしかったです。
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NHK全国学校音楽コンクール北海道ブロック大会

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現在、私がヴァイオリンを教えている子は1名だけになってしまいましたが、その子(中1)が入っているたった9名の仁木中学校合唱部(指揮者はお母さんです!)が今年のNコンで小樽・後志地区の代表となり、先週行われた北海道ブロックでの発表の模様が動画でアップされています。金銀にはなれなかったものの、大変すばらしい演奏です。発表順は50名くらいいる札幌の大きな学校にはさまれ、ちょっとかわいそうではありましたが、この人数でここまで歌えたら見事でしょう。金賞の札幌真栄中の自由曲は宮沢賢治の詩による曲で、私の作品(「農民・宮沢賢治の祈り」)どころではない難曲のようですが、中学生とは思えぬ見事な演奏でびっくりしました。最近は中学校でも、自由曲はみなア・カペラの難しい曲やるのですね。我々の中学生の頃には、考えられないことでした。課題曲は、ポップス系の歌手のものが多くなっていて、今年もEXILEのATSUSHIの曲ですが、アレンジの力もあるのでしょうが、とてもいい曲ですね。
http://www.nhk.or.jp/ncon/live/block.html?id=1

言論の自由を守ろう!

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NHK朝の連続ドラマ小説「花子とアン」を欠かさず見ていますが、今朝やっと暗い戦争の時代が終わりました。徐々に戦争に向かって行った時代、子どもを戦場で死なせたくないと思っていた多くの女性の気持ちにとても共感できる一方、国防婦人会のように全体主義的な戦時体制を支えた女性たちもいたことを、また思い知らされます。
あの悲惨な時代を実際に経験しているナレーターの美輪明宏さんも、現在が戦前の雰囲気に非常によく似てきたことを強く憂いているようです。その兆候はたくさんありますが、戦時体制の第一歩は、言論の自由を奪うことに他なりません。このところの朝日新聞たたきは、真実を伝えようとする良心に対する挑戦そのものであり、朝日新聞にも問題はいっぱいありますが、言論の自由が奪われ真実が隠されて行く方向がますます強まっていることに、危機感を覚えずにはいられません。

在日韓国人ピアニストで、1980年代に指紋押捺拒否で日本政府と闘った崔 善愛(チェ ソンエ)さんによる、朝日新聞元記者で、現在札幌市にある北星学園大学の非常勤講師をしている植村さんを応援するためのメールが転送されてきましたので、この場で紹介します。

*Subject:* お願い:北星学園大応援メールのお願い:植村さん(元朝日新聞記
者)への応援として

みなさま、

どうしても、胸騒ぎのようなものがおさえられず・・

長文ですが、お許しください。

昨日、そして今朝の朝日新聞の謝罪会見、
嫌な予感というか、なにか恐怖すら感じてなりません。

「慰安婦問題」と「吉田調書」を書いた、果敢な記者らに向けての、執拗で異常
な朝日たたきが、連日続いていますが、「密約事件」のときもそうですが、国家
の責任を追及する記者を個人的に、(娘さんにまで)脅しをかける彼らが問われ
裁かれることがないまま、この謝罪 会見。

かつて朝日新聞神戸支局の若い記者が、右翼に殺され、その犯人は不明のまま時
効にな りましたが、この記者さんは、「指紋押捺拒否運動」を親身に報道して
いたそうです。

そのことで右翼に「国賊」と思われていたのです。なんとおそろしい社会。
わたしは、このことを絶対に許せないし、忘れません。
異常な脅迫をつづける右翼(これをあやつる政治家)と週刊誌の人権侵害、まさ
に殺人行為だと思います。

朝日新聞社が、このような優れた記者らをどのように守ることができるのか、わ
かりませんが、とにかく、いま、わたしに出来ることは、記者さんの生活がこれ
以上脅かされることのないよう、手紙やメールで、応援している人がいることを
知らせる、ことしかできません。

指紋押捺拒否運動があれだけ広がりを見せたのは、ともに闘った記者が多くいた
ことを改めて思っています・・。

以下、メディア関係者からの応援要請の転送です。

ぜひ、北星学園へ・・・、一緒に応援できれば、うれしいです。・・・崔善愛

===========ここから転送です===========

元朝日新聞記者の植村隆さんは、1991年に朝鮮人従軍慰安婦の記事を書いたこと
で、右派メディアなどからの誹謗中傷、ネット右翼などから様々な攻撃を受けて
います。
そして、彼が以前から非常勤講師をしている北星学園大学にまで、「植村をやめ
させろ」という、嫌がらせメールや抗議の電話などが相次いでいます。

朝日新聞は8月5日付けの特集紙面で、植村さんの記事には「事実のねじ曲げはな
い」と報道しねつ造を否定しましたが、いまも大学への攻撃は続いています。

北星学園は戦後50年の1995年に、「戦争で、アジアの人々に与えた多くの
被害・苦しみを痛感し、その責めにこたえていくことが、ともに同時代に生きる
ものの責任と考えます」 とする平和宣言を発表し、平和をつくる学園として歩
んで来ました。
でもいま、その平和宣言の精神が問われる事態になっています。

もし、北星学園大学が植村さんの雇用を継続しないというようなことになれば、
一人植村さんの問題ではなく、報道、ジャーナリズムへの攻撃ではないでしょう
か。そのような事態にならないためにも、大学への応援・激励メールを、
大学HPの以下のアドレスに書き込んでいただきたいのです。

https://www.hokusei.ac.jp/tagblocks_form/input.php?form_no=0000000003

お忙しいところ恐縮ですが、もし賛同していただけるなら、ご協力をお願いした
いと思います。どうぞ、よろしくお願いします。

※以下は北星学園大についての参考資料です。

【北星学園大のHP】
http://www.hokusei.ac.jp/

【北星学園の平和問題に対する姿勢】

●大山理事長の挨拶
各校の特色については、それぞれのホームページに記載されていますが、各校は
建学の精神の他にも北星教育に携る者としての共通姿勢を確認しています。その
ひとつが『北星学園 平和宣言』です。
これは戦後50年を迎えた1995(平成7)年、「平和を作りだす人たちは幸いであ
る」(マタイによる福音書5章9節)という聖書の言葉に基づいて新しい時代の平和
を作る学園として歩むことを宣言した文書です。

国内はもとより、国際社会において相互理解と平和建設に貢献できる有為な人物
を世に出すべく、学園全体で努めております。(全文は以下)
https://www.hokusei.ac.jp/houjin/president.html

●北星学園の平和宣言
キリスト教主義教育をその基礎に置く本学園は、隣人への愛と奉仕によりこの社
会に平和を実現する行為を尊ぶとともに、人間の罪の問題も深く問わねばならな
い、ということをその教育の姿勢としています。
その姿勢を戦後50年という、節目の年に明確に表したいという強い祈りと願い、
そして新しい時代の平和を創る学園としての出発をするために、1995年、北星学
園は『平和宣言』を発表いたしました。
また2004年2月に、「2004年2月声明」を発表いたしました。
(全文は以下)
https://www.hokusei.ac.jp/houjin/education.html

以上

ぶどう大収穫祭2014ご案内

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10月11日(土)~13日(月・祝)
3日間で、えこふぁーむのキャンベル種ブドウを一気にもいで、ジュース工場に運びます(雨天決行、ハウスブドウも収穫します)。昼食は、えこふぁーむの野菜をたっぷり使ったカレーを、用意いたします。朝は、8時半からスタートして、夕方5時くらいまでですが、部分参加も歓迎です。子どもやお年寄りでも可能な作業です。作業のお礼は、果物や野菜の現物支給でいたします。参加していただける方は、食事等の準備の都合がありますので、メッセージ等で当方までご連絡ください。

えこふぁーむの葡萄たち

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以前は、100種類ほど植えていたこともありましたが、現在は30種類余りです。その一部を紹介いたします。画像の右下角をクリックすれば拡大表示されます。

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←紅伊豆:4倍体大粒品種としては、作りやすい方。これはハウス栽培の樹だが、それにしてもこの時期でこれだけ色付いたのは今までで一番早いかも。味は、兄弟品種の紅富士(これもうちにあります)に軍配が上がります。

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ブラック・オリンピア:日本有機農業研究会の代表もされていた沢登晴雄氏育成の、巨峰系品種。かなり作りこなすのが難しい4倍体品種だが、味は抜群。写真はまだ未熟な状態のもの。沢登氏は、生前うちの農園を訪ねてくれたこともありました。沢登氏は東京都内にてブドウの栽培・育種をしておられましたが、実家は私と同郷の山梨県です。

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ゴールド・フィンガー:欧州種(vitis vinifera)のピッテロ・ビアンコを日本でも作りやすいように改良した品種。


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京早晶(チンツァオチン):北京植物園育成の、無核(たねなし)品種。皮が薄くて乾燥させればレーズンになるキシュミシュ(トムソン・シードレス)をほっそりさせた感じ。さっぱりして美味い。

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ヤマ・ソービニオン:山梨大学ブドウ育種試験地(工学部発酵化学科付属でした)の山川祥秀先生が、山ブドウとカベルネ・ソーヴィニョンを交配して作った山尽くしの品種。私は1986年に山川先生の下で1年間勉強させていただきました。

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山幸:十勝ワインの池田町ぶどう・ぶどう酒研究所で清見(セイベル13053の選抜クローン)とヤマブドウを交配して育成した品種。雪が少なく寒さの厳しい十勝地方で冬期間に土に埋めなくても大丈夫ということで開発された清舞との兄弟品種。

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ノースレッド:国の果樹試験場安芸津支場(広島県にあるが、国によるブドウ育種はここに集約されている)で、ノースブラックと共に北海道向け品種として開発された品種。とても甘くてスズメバチの大好物。
北海道では、長沼町にある中央農業試験場でブドウの育種をおこなっていたが、今年度中に名称が決まり来年から苗木の提供が始まるGHC1(仮称)の発表をもって、最初で最後の新品種となる。ジベレリンを使わなくても「しいな」しかできない、ほぼ種無しの黒品種らしい。

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レッド・ナイアガラ(レッド・ニアガラ):ブラジルでナイアガラの枝変わり=芽条変異(突然変異)として発見された品種。ブラジルは枝変わりが起き易いようで、ルビー・オクヤマという赤の品種も、ブラジル日系人のオクヤマさんの畑で、イタリアという緑の品種から突然変異で生まれたもの。

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ナイアガラ:これは米国系(vitis lubrusca)生食用品種ながら、北海道ではワイン原料として最も多く使われているブドウ。イギリスやカナダのようなワイン専用種の栽培に向かない北方圏ではナイアガラのワインはポピュラーであるが、フランスではこのような米国系ブドウの酒は本来のワインとして認めず、ベリーワインなどと同じフルーツワインとして扱われる。

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うちで、最も多く栽培しているのも、余市町内で最も多く栽培されているのも、このキャンベル・アーリー種。ワインにも仕向けられます。

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今年は、リンゴが今までになく豊作です。栗も結構成っています。楽しみ楽しみ!

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左は、お盆過ぎに播いた秋大根、収穫した後、土に埋めて越冬もさせます。右の耕したところには、これからニンニク(北海道在来種)を植えます。イチゴとニンニクは、冬を越さないと収穫できない作物です。小麦(秋小麦)やライ麦もです。

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ポンキン(飼料用カボチャ)を家の前に飾りました。急に秋らしくなってきました。

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↑北大農学部の学生たちの助けも借りて、芋掘り作業も頑張っていますが、まだ3分の1くらいです。掘る前の草取りが大変です。援農大歓迎!
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果物収穫真っ盛り

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イメージ 1今日は、午前中収穫、午後から深夜まで箱詰めでした。りんごも採れ出しました。無農薬ですが、今年は虫食いが少なく上々の出来です。左から、あかね、かんき、昴林、さんたろう の4品種です。ぶどうは、黒がキャンベル(アーリー)、大玉キャンベル(クロッコ)、ブラック・オリンピア、バッファロー(アーリー・スチューベン)の4品種、赤がノースレッド、紅伊豆、ジャスミン、サフォーク・レッドの4品種、緑がナイアガラ、ポートランド、大玉ポートランド、黄玉(ジャスミン実生)、京早晶(チンツァオチン)、ゴールドフィンガーの6品種です。

ぶどうは、こんな感じに4kgで10~12品種くらいも詰め合わせます。

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野菜は、夏野菜が段々とれなくなってきましたが、9月25日には、こんな感じで会員用に4件分収穫しました。
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上段左から、ササゲ、サヤインゲン、ミニトマト各種、トマト各種、ピーマン、青ナンバン、パプリカ各種、ズッキーニ各種、ナス各種、キュウリ、カボチャ各種(メルヘン、坊ちゃん、赤い坊ちゃん、白い坊ちゃん、プッチィーニ)
下段左から、ネギ、スイスチャード、セロリ、レタス各種、赤カラシナ、チンゲンサイ、大根各種、ビーツ、ニンジン、枝豆、トウモロコシ


フェリス女学院大学大倉ゼミ(多文化共生学)フィールドワーク

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8月31日~9月1日にかけて、一昨年に引き続き、大倉一郎教授のゼミ生10名が北海道にてアイヌ民族・在日コリアンについての学びと共に植民地・移民としての北海道農業を学ぶ一貫で「えこふぁーむ」を来訪。農場見学のあと、農作業体験。
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イモ堀りの前に、背丈ほどに伸びた草をまず抜く作業!

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とりあえずの目標まで、もう一踏ん張り。

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10m×6畝くらい草を抜いたところで、ようやく芋掘りにとりかかります。
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スコップなど使ったことないお嬢様たち。少林寺拳法をやっているというつわものもおりましたが、ちょっと心もとないです。
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思ったより、収量がありました。今年のイモのできは、昨年より良いです。

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これから、宿泊・食事(バーベキュー)をする余市教育福祉村に第一陣が向かいます! 残りのメンバーはミニトマトの収穫です。

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第2陣、街中ではとてもできないことで、はしゃいでおります。
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NPO法人余市
教育福祉村も20年目を迎えます。左にログハウスがあり、右のセンターハウスに泊まります。他にいくつかの施設が敷地内にあり、大勢の会員が利用しています。
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肉屋で買った肉のほか余市でとれたイカにエビ、そしてえこふぁーむの野菜(トウキビ、パプリカ、ズッキーニ、米ナス、インゲン、カボチャ、ジャガイモ、ミニトマト)を焼きました(イモ、トウキビ、カボチャは下茹で)。えこふぁーむのブドウ果汁をワインで割って乾杯しました。


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女学生のみなさん、深夜遅くまでスマホを使って人狼ゲームに興じておりました。

2日目の朝の講話にて、私は次のようなことを話しました。余市は、明治政府による北海道開拓(アイヌの立場からは侵略)以前から松前藩などにより和人が居住していた道内としては古い町(アイヌとの交易施設である運上屋の建物が唯一現存)であるが、開拓使の配布したアメリカからの苗木により日本で最初にリンゴ栽培が始まった果樹の町であり、その栽培を成功させたのは、明治政府を樹立した薩長連合に敗れて余市町(旧山田村)の開拓を担った旧会津藩士たちでありました。そして現在、国の農業政策により北海道のみが離農により規模拡大が進んだ(平均経営面積が道外の10倍以上)中で、果樹栽培には多くの手作業が必要なため規模拡大が困難であるため余市町の農業経営面積は全国平均とほとんど変わらず、離農地の穴埋めに新規就農者をおそらく全国一受け入れている自治体なのです(私も含め過去30年で100人近くが新規就農していると思われる)。

先日、札幌市議の金子やすゆき(自民会派からその後離脱勧告処分)という男が、「アイヌ民族なんて、いまはもういない」という妄言を吐き、謝罪も撤回もしないと開き直っているが、即刻辞職すべきであるし、在特会等がデモで行っているヘイトスピーチも、言論の自由として認めてはならず差別行為=犯罪として取り締まるべきであろう。日本には、日本民族だけではなく、アイヌ民族、琉球民族という先住民族、かつての植民地時代の強制連行や終戦後の母国分断等により在日を強いられた朝鮮民族、最近では日系ブラジル人など、多様な民族の存在する社会であることを、認めなくてはならないだろう。外国からは、日本も中国並みの人権後進国と見られている。警察の留置場など、諸外国では存在しない前近代的な代用監獄制度なども、早期に撤廃すべきであると考える。
→琉球民報記事 8月30日 http://ryukyushimpo.jp/news/storyid-230843-storytopic-3.html

余市室内楽協会コンサート2014終了

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余市室内楽協会コンサート2014 (定期演奏会・・・多分25回目くらいになります!)
と き/2014年9月6日(土) 開場18:00 開演18:30
ところ/余市中央公民館 大ホール  入場無料
主催・出演/余市室内楽協会
後援/余市町教育委員会、余市文化協会、北海道新聞余市支局

出 演 者
(★印:コンサートマスター、*印:賛助出演)
第1ヴァイオリン ★牧野時夫、井坂有美子、久保田 睦、小泉雅広、
古谷 甫、佐藤華奈子*
第2ヴァイオリン 嶋田覚子、廣田洋子、中岡亮子、舘巖晶子、三林 光*
ヴィオラ    清水三佐子、高嶋恵子、古谷洋子、板谷知子
チェロ      越智恵美子、小林 亘*
コントラバス   嶋田 宏
フルート     濱川まどか*
オーボエ     石田浩子、岩田ももよ*
ファゴット    高嶋孝寛
ホルン      助乗慎一*、笠 小春
イメージ 1当日リハーサル中の風景
前日夜の舞台リハーサルの前に、上部とサイドの反響板は、ベニヤで作った手作りの反響板を上部とサイドに1時間ほどの作業で取り付ける。
リハーサル後、翌日午前中の野菜市に出すブドウや野菜をパッキングする作業を午前2時くらいまでかかってやる。当日は朝5時半に起きて、さらに葉物野菜などを収穫して準備。小樽都通りにて毎週土曜開催の無農薬野菜市で、ブドウと野菜をいつもより少し安値で頑張って売りさばき、公民館にかけつけたのは集合時間の午後2時を少し回ってから。
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開演時間直後の客席。音および座り心
地は2階席が勝ります。
最終的に入場者は130名ほどでした。アンケートに住所と名前を書いてくれた人に直接案内を送るようになってから、入場者が増えました。
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1. A.コレルリ/12の室内ソナタ 作品2より 第12番ト長調 & 第10番 ホ長調  
★ フルート:濱川 まどか、 ヴァイオリン:牧野 時夫、 ピアノ:板谷 知子

イメージ 11団員の瀧谷まゆみさんが第2子出産を控えて欠席のため、彼女の弟子でもあり札幌大谷大学音楽コースをフルート専門で今春卒業したばかりの濱川まどかさん(余市町在住)にご出演願いました。彼女はうちの娘が余市東中の吹奏楽部でフルートを始めた時、3年生の先輩でした。
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2. G..ホルスト/ブルック・グリーン組曲

弦楽合奏曲ですが、一部オーボエとファゴットの音色を重ねました。大分前に同じ傾向の「セント・ポール組曲」をやって以来のホルストです。少し前にやったジョン・ラターの組曲、ブリテンの「シンプル・シンフォニー」も、同様のイギリス民謡風の楽しい弦楽合奏組曲です。
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3. 芥川也寸志/弦楽のための3楽章(トリプティーク)

1小節ごとに拍子が変わったり、音程が半音でぶつかったり、楽器の胴体をたたいたり、弓の木の部分で弦をたたいたりと、我々のような初心者中心の団体で、しかも指揮なしでできるかなという危惧が正直ありました。しかし、練習ごとによくなり、皆もこの曲が好きになり、本番まで結局合わなかったところもありましたが、お客さんの反応もすごくよかったです。これからも、邦人作品に果敢に挑戦して行きたいと思います。
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4. L.vanベートーヴェン /ロマンス 第1番 ト長調
★ ヴァイオリン独奏:牧野 時夫

演奏機会の多い第2番は、この余市でも農民オケでも何度か演奏していますが、非常に演奏の難しい重音奏法が多い割に地味な部分の多いこの曲は、私も今まで練習したことがありませんでした。最初全然まともに弾けなかったにも関わらず、個人練習する時間がほとんど取れず、ちょっと余裕のない演奏になってしまいましたが、なかなかいい曲だと分かりました。
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5. J.ハイドン/ 交響曲 第74番 変ホ長調

100曲以上あるハイドンの交響曲の中でタイトルもなく、それほど演奏機会はありませんが、なかなかよくできた中期の名曲です。道教育大や大谷大学の音楽コースを出た管楽器奏者の方々の協力で、なかなかよい演奏になりました。

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アンコールは、ホルンが大活躍の、G.F.ヘンデル 水上の音楽 第1組曲から第3曲でした。1週間前に初めて楽譜を配りましたが、農民オケ事務局長の1番ホルン助乗さん、北大農学部の学生時代から農民オケに参加して、現在は北海道エコビレッジ余市ハル農園で農場管理を任されている2番ホルンの笠
小春ちゃん、ばっちりの演奏でした。
きつい曲をやらせて、ごめんなさい。打上げは、いつものつぼ八でした。
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ライ麦プロジェクト2014第2弾

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9月9日、午後から大気が不安定なため一イメージ 1時強い雷雨があったりしましたが、午前中はご覧の通り青空が広がり、ライ麦プロジェクト第2弾、K田さんK市さん2名にて木製の馬に穂をたたきつけての脱穀作業でした。私は野菜とブドウの発送作業で手伝えませんでした。

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ドームハウスの床下で乾燥させていた麦を1か月振りに取り出しました。2名1日で2割ほど脱穀できたでしょうか。イメージ 3



ドームハウスの向こうには、刈り残したライ麦が半分以上残っていますが、ヤマバトの餌になっています。この部分は、また昨年同様に鋤き込んでしまおうかと思います。来年、それなりに収穫できます。
刈った部分については、今月中に畑を起して、タネもみを播かないといけませんが、時間があるかどうか・・・
午後は、雨が降ってきたので、ドームハウス内で作業をしました。
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お昼の休憩で、K市さんがスムージーを作って下さり、私もいただきましたが、とてもおいしかったです。
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NHK全国学校音楽コンクール北海道ブロック大会

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現在、私がヴァイオリンを教えている子は1名だけになってしまいましたが、その子(中1)が入っているたった9名の仁木中学校合唱部(指揮者はお母さんです!)が今年のNコンで小樽・後志地区の代表となり、先週行われた北海道ブロックでの発表の模様が動画でアップされています。金銀にはなれなかったものの、大変すばらしい演奏です。発表順は50名くらいいる札幌の大きな学校にはさまれ、ちょっとかわいそうではありましたが、この人数でここまで歌えたら見事でしょう。金賞の札幌真栄中の自由曲は宮沢賢治の詩による曲で、私の作品(「農民・宮沢賢治の祈り」)どころではない難曲のようですが、中学生とは思えぬ見事な演奏でびっくりしました。最近は中学校でも、自由曲はみなア・カペラの難しい曲やるのですね。我々の中学生の頃には、考えられないことでした。課題曲は、ポップス系の歌手のものが多くなっていて、今年もEXILEのATSUSHIの曲ですが、アレンジの力もあるのでしょうが、とてもいい曲ですね。
http://www.nhk.or.jp/ncon/live/block.html?id=1
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