Quantcast
Channel: 農民芸術学校ブログ
Viewing all 407 articles
Browse latest View live

1年11カ月ぶりの原発再稼働

$
0
0

テレビのニュース見ていて、はらわたが煮えくりかえる。福島原発事故の原因が未だに全く解明されず、メルトダウンした燃料の行方も分からず、廃炉の方法も方針も全く立たないという余りにお粗末な状況下で、多くの国民が不安に思い反対の声を上げる中、エネルギー政策上も経済政策としても原発の再稼働は絶対に必要だという安倍政権の方針によって、およそ2年ぶりに原発再稼働が粛々と実行されてしまった。せっかく全国54基の原発が完全に停止して、何ら電力供給にも問題ないことが実証され、安全神話だけでなく必要神話も崩壊したというのに、なぜ今再稼働なのか。
 原子力規制委員会の田中委員長は、新しい安全基準に従い合格を出しただけであり、絶対安全ということは申し上げられないと開きなおり、安倍首相は、世界で最も厳しい基準(これは完全にウソ)に合格した原発から再稼働を進めて行くと言い放ち、菅官房長官は、原発事故が起きた場合の責任は、事業者が負うべきもので国には責任はないと言い放つ。倫理もへったくれもない、怪物と魑魅魍魎がこの国を仕切っているとしか思えない。

 戦後70年の談話とやらでは、先の大戦の反省はするが、お詫びはしない、したくないと。侵略と植民地支配という言葉も、できれば使いたくないらしいが、使うにしても、悪い面もあったが、それだけでもなかったと言いたいということのようだ。戦時中に、侵略を進出、撤退を転進と言い換えた、大本営の発想そのまま。言葉でいくらごまかそうが、考えていることが見え見えだから、中国や韓国の理解を得られるはずもない。
 二度と戦争はしないと誓った憲法も変えたいということのようだし、憲法を変えるのが思ったより面倒なので、まず憲法を無視して集団的自衛権などというインチキな言葉で戦争できる国にする法律を作ってしまおうということらしい。安倍首相は、戦争を抑止するためにこそ安保法制が必要なのだなどと詭弁を弄しているが、一体誰がこんな法律を望んでいるのか。戦争をしたがっている魑魅魍魎、武器を作って売って一儲けしようという死の商人たちだけだろう。戦争で殺し合いをさせられるのは、彼らではなく我々なのだ。国民不在のこんな政治は潰さなくてはダメだ!


ライ麦刈り&収穫体験 at えこふぁーむ

$
0
0
イメージ 1北大オケラ時代に一緒に弦楽四重奏(パルナシウス弦楽四重奏団)をやり、同じ農学部プロパー(農学科)の仲間だったO塚君が、息子を農業体験させるために10数年ぶりに来道。心配した天気も余市だけは助かり(道内各地で大雨洪水被害あり)、8月11~12日の2日間びっちり収穫作業を行うことができました。


イメージ 2


昨年もライ麦プロジェクトに関わり、うちの農場の一画で野菜や大豆など育てているK田さんK市さん(小樽管弦楽団、農民オケではヴァイオリン奏者)の2女史も参戦。


イメージ 3



K市さんが、昨年のライ麦粉でパンを焼いてきてください
ました。皮はしっかり、中はふわふわの、とてもおいしいパンでした。やはりお手製のラズベリージャムに、採りたての生ブルーベリーを載せフルーツサンドにしてGood! うちの野菜カレーとも相性抜群でした。

イメージ 4


イメージ 5







イメージ 6



麦刈りの後、野菜を収穫してバーベキューの準備。

イメージ 7





パプリカ、万願寺とうがらし、ししとう、札幌青ナンバン、玉ネギ、ささげ、なす、ズッキーニ、ミニトマトも焼いて美味です。

イメージ 8

ダッチオーブンで、じゃがいも、にんじん、とうきび、にんにく(北海道在来種)を、蒸し焼きにしました。うまみが凝縮されます。にんにくは、クリームのようになります


イメージ 9






2日目は、ありとあらゆる野菜の収穫を体験。
(トマト、ミニトマト、クッキングトマト、ナス、米ナス、キュウリ、パプリカ、シシトウ、ナンバン、万願寺トウガラシ、ズッキーニ、サヤインゲン、ササゲ、トウモロコシ、ダイコン、ニンジン、ビーツ、ジャガイモ、ブロッコリー、カリフラワー、キャベツ、ハクサイ、スイスチャード、ネギ、バジル、青シソ、ブルーベリー)

イメージ 10







二日目夜はビュッフェダイニングふじ(今春余市にオープン、本店積丹ふじ鮨)で鮨食べ放題。アワビとウニは1貫ずつです。

東京大学音楽部管弦楽団北海道公演を聴く

$
0
0
イメージ 1昨日はKitaraで東大オケを聴き、息子がメンバーに入っているKさん、Tさん、Hさんに会場で会って、ご挨拶しました。昨年は、京大の演奏を北大とのジョイントで聴いたけど、京大がウィーン・フィルとすれば、東大がベルリン・フィル、北大はコンセルトヘボウって感じかな(笑)、ヨーロッパ演奏旅行もしょっちゅうやってる早大オケ(30年前にローマの祭と春の祭典というプログラムで聴きました)は、さしずめシカゴ響ですね! プログラムは、魔笛、ドン・ファン、ブラ2というオーソドックスなものでしたが、若者らしい熱い演奏で、技術的にもすばらしく満足しました。札幌出身のコンマスK君のソロ(ドン・ファン)もよかったです。
 北大オケは年によってちょっとレベルにむらがあるけれど、ちょうど50年前に東京演奏会を初めてやった時は、朝日ジャーナル誌に、東大オケのリアリズム、京大オケのセンチメンタリズム、北大オケのロマンチシズムと並べて評されたようです。大学オケの歴史というのは、日本ではプロオケより古く、日本で最古のオケは九大の1909年、東大が1920年で北大が1921年です。日本で最古のプロオケである新交響楽団(N響の前身)が設立されたのは、昭和に入ってから1926年のことです。札響がプロとして設立された頃(1962年)には、北大交響楽団のメンバーも混ざっていたようで、私が北大に入った1980年当時も、ヴァイオリンに1名ですが北大出身のメンバーが残っていました。
 東大正指揮者の三石精一先生も、もう80代。北大の川越守氏も80代ですが、だいぶ足腰の衰えた川越氏と違って、颯爽と登場し、そのアグレッシブな指揮ぶりからも、とても80歳超えたようには見えませんでした。
 演奏会の後は、久々に会う娘(家に全然帰って来ないので)と妻と3人で、藻岩山のふもとにあるRuth Loweという洒落たイタリアンの店で遅いランチ。娘は北大オケのコンミスをやった昨年、京大とのジョイントでもコンミスを務め、京大の定演もわざわざ京都まで聴きに行ったようですが、その時のプログラムが何とドン・ファンとブラ2だったそうです。

今後の演奏活動 2015秋~冬

$
0
0
今のところ確定しているものを、お知らせいたします。まだ他にオファーがあり検討中のものもあります。収穫で忙しい秋は、芸術の秋でもあり、演奏会が目白押し。農閑期の冬は、農民オーケストラのシーズンです!

9月12日(土) 余市室内楽協会コンサート2イメージ 1015
  余市町中央公民館大ホール 18:30開演 入場無料
   シューマン/ピアノ五重奏曲 第一楽章
                         (ピアノ・安河内真樹、ヴァイオ リン:牧野時夫ほか)
   チャイコフスキー/弦楽セレナーデ(コンサートマスター:牧野時夫)
   J.S.バッハ/ブランデンブルく協奏曲第4番
             (ヴァイオリン独奏:牧 野時夫、
                            フルート独奏:瀧谷まゆみ、濱川まどか)

9月23日(水・祝) 日本キリスト教団北海教区 
     収穫感謝の集い

  有機農園えこふぁーむ 10:00~15:00
    礼拝司式:藤吉求理子(道北センター)  ギター奏楽:ロバート・ ウィットマー
   収穫した野菜を使って野外で食事もいたします。ドームハウスでのコン サートも予定しています。
    いのちの園(余市町栄町)の村上浩康・由紀夫妻も、弾き語りしてくれ ると思います。

10月10日(土)~12日(月・祝) えこふぁーむ ぶどう大収穫祭
   昼食後の休憩時に、楽器持寄りでの即席コンサートもしたいと思います。

10月18日(日) 小樽管弦楽団 第48回定期演奏会
   小樽マリンホール 14:00開演 入場料1000円イメージ 2
     指揮:嶋田 宏  
           コンサートマスター:牧野時夫(前半)、寺山豊 樹(後半)
    ベートーヴェン/コリオラン序曲
    ベートーヴェン/ピアノ協奏曲 第5番「皇帝」(ピアノ独奏:片山柊)
    メンデルスゾーン/交響曲 第3番「スコットランド」
      片山君は小樽出身で中学生の時に全日本学生音楽コンクール中学生 の部全国大会で第1位、
      高校生の時に横浜国際音楽コンクー ルピアノ部門高校生の部でも第1位と輝かしい成績で、
      札幌コンサートホール Kitara小ホールで 2014年4月にリサイタル開催。現在、東京音大1年生。
   
10月24日(土) 余市文化協会 文化賞授賞式および祝賀懇親会
   余市町中央公民館大会議室 14:00~
    この度、余市文化協会文化賞を個人にていただけることとなりました。 祝賀会での演奏を
    余市室内楽協会にも依頼され、私も何かヴァイオリン独奏のある曲目を演奏予定(曲目未定)。

11月3日(火・祝) 小樽市文化祭
   小樽市民会館大ホール 
    小樽管弦楽団の弦楽アンサンブルで出演するかもしれません(未定)。

11月4日(水) ウィーン五重奏団演奏会 in 江別イメージ 3
   江別市えぽあホール 19:00開演 
      一般3000円、ペア5000円、学生1500円

    ウィーンフィル前コンマスのゲーデ氏率いる五重奏団
    どさんこ青少年オーケストラ協会主催で、江別ジュニア・オーケストラ共演のお手伝いで、ヴィヴァルディ「秋」ほかに出演予定。

11月7日(土) 余市混声合唱団 
    創立30周年記念演奏会

      余市町中央公民館大ホール
    余市室内楽協会にて賛助(ヘンデル/ハレルヤコーラス、
     モーツァ ルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス)

11月21日(土) 余市町文化発表会
   余市町中央公民館大ホール 12:00開演
     余市室内楽協会にて、15分程度のプログラムで出演(曲目未定)。
   
11月22日(日) 日本キリスト教団小樽教会 伝道集会コンサート
   新会堂建築2周年記念、講話&コンサート
     ヴァイオリン:牧野時夫、ピアノ:安河内真樹
   
12月22日(火) 酪農学園大学 クリスマス礼拝コンサート
  酪農学園大学(江別市野幌)黒澤記念講堂 10:00~
     指揮・ヴァイオリン:牧野時夫
     演奏:酪農学園大学室内楽団・吹奏楽団・合唱団・聖歌隊
      ヘンデル/ハレルヤコーラスほか

12月24日(木) 小樽聖公会 クリスマス前夜祭 燭火礼拝
    司式:石坂みゑ子、オルガン:三溝千春、ヴァイオリン:牧野時夫

2016年1月31日(日) 北海道農民管弦楽団 第22回定期演奏会
    名寄市民文化センター EN=RAY 前売1200円、当日1500円
      指揮:牧野時夫
    J.シュトラウスⅡ/歌劇「こうもり」序曲
    グリーグ/ピアノ協奏曲(独奏:中村幸)
    チャイコフスキー/交響曲第4番

2016年2月14日(日) 東北農民管弦楽団 第3回定期演奏会
    仙台市広瀬文化センター
     スッペ/歌劇「詩人と農夫」序曲(指揮: 出井則太郎)
     平野一郎/「星巡ノ夜」(指揮: 舘野英司、ピアノ独奏: 舘野 泉、バイオリン 独奏: ヤンネ舘野)
     ドヴォルジャーク 交響曲第9番「新世界より」(指揮: 折居周二 )
      私を含め、北海道農民管弦楽団からも数名が賛助出演の予定です。

余市室内楽協会コンサート2015

$
0
0
創立28年目となる余市室内楽協会のコンサート(定期演奏イメージ 1会)が、9月12日(土)余市町中央公民館大ホールにて開催されました。

イメージ 2午前11時から、小樽市都通り商店街にて、しりべしなんでも百姓くらぶの収穫祭(毎週土曜日開催の無農薬野菜市拡大バージョン)。
 
この日の販売物は、ぶどう(キャンベル、ポートランド、京早晶=チンツァオチン)、トマト(
イメージ 3ミニ7種、ミディ=シンディ・スイート、調理用=にたきこま)、さやいんげん、ささげ、ししとう、ズッキーニ2色、かぼちゃ(こふき、プッチィーニ)、とうもろこし(キャンベラ)、モロヘイヤ、ライ麦全粒粉、ぶどう果汁(キャンベル、ブレンド)
となりは、室内楽のコンサートに
イメージ 4一緒に出演する山川さんの農園、りんご(きたかみ)にタマネギ、赤タマネギを売。売り子は奥さんの恵さんに任せて(いつもですが)自宅でチェロ練習中。

つきたての餅を、無農薬のブドウの葉に包んで100円で販売します。餡子もきな粉もメンバーの無農薬のものです
イメージ 5シューマン/ピアノ五重奏曲 変ホ長調 第1楽章 
★ ピアノ:安河内 真樹、第1ヴァイオリン:牧野 時夫、第2ヴァイオリン:嶋田 宏、ヴィオラ:高嶋 恵子、チェロ:山川 雅裕

ちなみに、この曲の日本初演は19071214日、東京の奏楽堂にて、演奏者は、R.v.コイベル(ピアノ)、A.ユンケル、H.ハイドリッヒ(ヴァイオリン)、幸田延(ヴィオラ)、H.ヴェルクマイスター(チェロ)。ここでヴィオラを弾いた幸田延こそ、日本で最初に海外に音楽留学した人物であり、彼女が1895年に作曲したヴァイオリン・ソナタが、日本で最初のクラシック作品である。彼女は、東京音楽学校(現在の東京芸術大学音楽学部)教授として、山田耕筰、滝廉太郎らを育て、日本のクラシック音楽界を育てた最初の日本人であった。また、延の妹の安藤幸も、姉と共に日本で最初の本格的なヴァイオリニストとして活躍した。なお、延のすぐ上の兄が、第1回の文化勲章受章者でもある小説家の幸田露伴である。東京出身の幸田露伴(本名:成行)が18歳で電信技師として就職した土地こそ、この北海道余市であり、我らがメンバー嶋田宏氏(後半チェロdで出演、Vn,Va,Vc,Cb,Fl,Tp,Tb, のどれでもこなす。小樽管弦楽団では指揮者)が勤務する道立中央水産試験場に、彼の文学碑がある。彼は、この余市で小説家を志すようになり、2年余りで帰京した。
真樹さんのピアノも、山川さんのチェロの音色もすばらしかった。

J.S.
イメージ 6バッハ/ブランデンブルグ協奏曲 第4番 
★ ヴァイオリン独奏:牧野 時夫、第1フルート:瀧谷 まゆみ、第2フルート:濱川 まどか


 それにしても、この曲の独奏ヴァイオリンは、あまりにも苛酷である。フルートやオーケストラが旋律を悠々と奏でている後方で、無茶苦茶な速さの指遣い(第1楽章)と、無茶苦茶な速さでの弓遣い(第3楽章)でオブリガート的なお飾りをつけなければならない。バッハはこの曲の演奏を任せたヴァイオリニストに何か恨みでもあったのかと、勘繰りたくもなる。しかも本番はいつになく速いテンポになったが、何とか無事こなすことができた(と思う)。余市在住のすばらしいフルート師弟の、ぴったり息の合った演奏と音色を無料で楽しめた余市町民の皆様には、恵まれた贅沢な時間であった。

イメージ 7
チャイコフスキー/弦楽セレナーデ

弦楽合奏曲としては、最も人気も高く、また技術的にも高度なものを要求される曲であり、余市では初めての演奏。指揮者なしでの演奏はなかなか大変ですが、この人数にしては厚みのある好演ではなかったかと思います。残響のある会場でやりたかったです。


(★印:コンサートマスター、*印:賛助出演)

第1ヴァイオリン ★牧野時夫、井坂有美子、久保田 睦、小泉雅広、吉岡華奈子

第2ヴァイオリン  嶋田覚子、廣田洋子、中岡亮子、舘巖晶子、三林 光

ヴィオラ       清水三佐子、高嶋恵子、古谷洋子、板谷知子、城 幹昌

チェロ      嶋田 宏、山川雅裕、越智恵美子

コントラバス   石橋明浩

アンコールは、グルック「精霊の踊り」、中間部のフルート・ソロを2名のヴィルトゥオーソのために私がアレンジした楽譜で演奏しました。
イメージ 14
まゆみさん、まどかちゃんの師弟コンビ。まどかさんは
、余市在住で札幌大谷大芸術学部を卒業して札幌カワイ音楽教室でもフルートを教えていますが、もうすぐ仙台で開かれるコンクールに出るそうです。10月29日には時計台ホールでリサイタルもするそうです。皆さん、ぜひ聴きに行きましょう。
トリオ・マモーレ+濱川まどかさんの4名で、舞台裏でのスナップ写真









イメージ 13
打ち上げは、この7月国道5号線沿いにオープンしたばかりのトラットリア・ヨイッチーニ。隣にある自園ベリーのスムージー等を販売するフルーツ・プラネットが経営する余市の農産物と海産物を使ったイタリアンのお店です。営業時間9時までのところ、1時間延長してもらいました(火曜日定休)。


イメージ 8内は開放的で奥にカウンターと小上がりがあります。

ブイヤベースが売りのようです。若いイケメンたちが店を切り盛りしております。

イメージ 9

余市魚介類のシーザーサラダと、前菜はフクラギ(ブリ)のカルパッチョ。
イメージ 10


二人に一鉢、甘エビのアヒージョが出て来ました。後でニンニクたっぷりのオリーブオイルをつけて食べるラスク風のパンも出て来ました。まいうーです。
飲み放題プランで、生ビールのほか、余市ならではニッカ樽生ハイボール、グレープフルーツのついた自家製サングリアもおいしかったです。

イメージ 11
デザートはゴルゴンゾーラのチーズケーキに、冷たくて香ばしいカタラーナ、自園ラズベリーのソース添え。どちらも、すごく美味しかったです。他にスパイスとハーブをたっぷり使って焼いたチキンと、ナポリタン風のパスタもありましたが、写真は撮り忘れました。

イメージ 12

この後、嶋田邸にて2次会。またまた美味しいイタリアワ
イン、スパークリングやや辛口のスプマンテと、フルボディのバローロ(ネッビオーロ)をいただき、シューマンのトロイメライをピアノで弾いてそのまま夢の世界に入りました。ヴィオラに賛助出演していただいた城君親子と一緒に泊めていただきました。嶋田さん、いつもありがとうございます。

収穫感謝の集い

$
0
0
9月23日(水・秋分の日)日本キリスト教団北海教区主催の収穫感謝の集いが当園にて開催され、道内各地10数教会から50名ほどが集まりました。農場見学、農作業(ジャガイモ畑の草取り、イモ拾い)、ブドウ狩り、農園で収穫された野菜を使った料理(豚汁、ふかし芋)での昼食、野外礼拝(ぶどう果汁での愛餐も)、ドームでのコンサート(ロブさんのギターで歌、いのちの園の村上夫妻のギター弾き語りコーラス、安河内さんの伴奏で私のヴァイオリン独奏)、最後に農園の産物も販売、とても楽しく充実した一日でした。豊かな恵みの産物を与えて下さる神様、人々をぶどうの枝としてつなぐ、ぶどうの樹であるイエス様(ヨハネによる福音書第15章)に感謝です。
シルバーウィークを利用して東京から帰省中の息子と、一緒に道内旅行に来た職場の先輩たちも参加させてもらいました。
イメージ 1農村伝道の拠点である道北クリスチャンセンター(名寄市)の皆さんがスタッフとして前日から当農園の食材を収穫(ダイコン、ニンジン、ジャガイモ、ゴボウ、玉ネギ、長ネギ、カボチャ)。朝9時から納屋でカセットコンロを使って豚汁を作りました。イメージ 2

朝10時前には全道各地の教会から参加者が続々到着。余市教会、小樽公園通教会、小樽聖十字教会、札幌からは、手稲はこぶね教会、手稲富岡伝道所、北光教会、十二使徒教会、月寒教会、真駒内教会、北部教会、(他にもあったかも?)、名寄から名寄教会と道北センター、千歳教会
イメージ 12皆さん、道南から七飯教会の三浦牧師と友人のカトリックの女性も駆けつけて下さいました。当日飛び入りもあって50名を超える参加者。ちなみに私は教団ではなく聖公会ですが、余市に来た当初から教団野幌教会で毎年行われている超教派の農民キリスト者の会に参加して教団の皆様と親しくさせてもらっています。

10時から簡単に畑の説明をした後、農園ツアーをぶどうハウスから開始

イメージ 13
農園ツアーに引き続き11時か
ら12時まで農作業。ジャガイモ畑で背丈ほどに伸びた草(オオイヌビユ、アカザなど)を抜いてもらいました。7畝10数mほど一人でやれば何日もかかるところでしたが、さすがに50名近い人がいれば速いものです。この後私が機械でイモ掘りをし、10人くらいに掘り出したイモを収穫コンテナに拾い集めてもらい、残りの人には別区画のイモ畑の草抜きをしてもらいました。

イメージ 3

とても天気がよく(汗ばむくらいの陽気)、お昼も畑でい
ただきました。
えこふぁーむの野菜だけで作った(味噌と豚肉は購入)豚汁です。おにぎりは各自持参でした。
カボチャも入って黄色い豚汁でした。先月道北三愛塾(道北センターで開催)でもお会いした台湾原住民(台湾では先住民といわず、政府認定の16原住民族がいます)宣教師のディヴァン・スルクマン先生も来て下さいました。
イメージ 5

イメージ 6












イメージ 7


礼拝は昼食後おなじ場所で、富岡教会Sさんの司会、道北
センター藤吉牧師の説教、名寄教会ロブ・ウィットマー牧師のギター奏楽で行いました。こどもさんびかの収穫感謝の歌を皆で歌いました。
  

イメージ 8





藤吉求理子牧師が聖書のヨハネ第15章の「わたしはブド
ウの樹、あな
た方はその枝である」を読まれた後、ブドウの樹にイエスとおおぜいの人たちがつながっている絵を見せて、同じようにみんなで1本のぶどうの樹につながってみました。
イメージ 14







感謝礼拝の最後に、えこふぁーむの無農薬ぶどう果汁を木のお椀についで、聖餐式もどきの愛餐式。
イメージ 9
イメージ 10








聖餐式はブドウ酒とたねなしパン(キリストの血と肉の象徴)をいただきますが、今回はぶどうジュースと福島のベクレルフリーのお米でつくったウエハース風の米せんべいで、カトリック風にせんべいをジュースに浸して、全員が一つのお椀から、平和を祈りながらいただきました。


イメージ 4
礼拝の後はドームハウスに移
動して、コンサートです。50人くらい入りました。まずはロブさんのギターで、「イエスさまといっしょ」という讃美歌をうたいましたが、収穫感謝の日にふさわしく、また先月まで30年ぶりに1年間カナダに帰っていたロブさんと今日の日にふさわしく、歌詞を変えて歌いました
1番「あそぶときも、働くときも」イエスさまと一緒
2番「食べるときも、片付ける時も」イエスさまと一緒
3番「カナダにいる時も、余市にいる時も」イエスさまと一緒


イメージ 11







町内「いのちの園」で羊も飼う村上浩康・由紀夫妻が、自分の農場のイモ掘りを中断してコンサートに間に合うように駆けつけてくれました。20年作りためた歌の中から、余市への想いと、様々な困難を乗り越えるために自分の支えになった歌を歌ってくれました。とても澄んだ声とギターの音色がドームに響き渡りました。


イメージ 15安河内真樹さん(小樽聖十字教会)の伴奏で、1曲目はマスネーの「タイスの瞑想曲」。オペラ「タイス」の中で、主人公の女性タイスが、今までの自分を悔いて、全てを神に捧げる決心をしたところで、ヴァイオリンとオーケストラで演奏される間奏曲です。アンダンテ・レリジオーソ、宗教的・敬虔な気持ちで演奏するようにと楽譜に書かれています。
2曲目は、非宗教的な世俗音楽のアルゼンチン・タンゴの代表作「ラ・クンパルシータ」
。最後にちょっと大曲のヴィターリ「シャコンヌ」、東京から来ていた息子に譜めくりをたのみました。アンコールに、「ユーモレスク」。

イメージ 16皆さんが帰ったあと、掘り集めたイモの収穫コンテナを軽トラックに積み納屋に運びました。まだ当日掘り終えたのは5分の1ほど、この他に2か所にイモを植えています。
イメージ 17

ぶどう大収穫祭2015 (10/10~12)

ライ麦プロジェクト2015 第2弾

$
0
0
イメージ 1雨が降ったりやんだりのあいにくの天気であったが、ドームハウス横の畑で夏に収穫したまま床下に仕舞いこんであったライ麦を引っ張り上げて、ドームハウス内にて脱穀作業を敢行。全部終わらず、明日も続きの予定。午前中は、雨の降る前にジャガイモ畑に残っていた最後の草取りも終わらせた。イモ掘りは、もう畑が乾かなくて難儀するけど、やっとこれから本腰。

イメージ 2


今年も小樽管弦楽団の3Kトリオ(汚い、きつい、危険の3Kではなく、きれい、気持いい、格好いいの3Kですぞ?)のお手伝いでライ麦プロジェクト

イメージ 3
 










昨年より、この青い収穫コンテナの底で脱穀するのが一番効率いいことが分かりました。長さが揃っていなくてもヒットするのと、穂がもげても、そのままこすりつけて篩の代わりにもなるという、優れ物です。
ドームハウス建築時に組んだ足場が、未だにそのままになっていますが、色々と重宝しております。
イメージ 4
お昼は、K田さんがうちの敷地で作っているキャベツ、ジャガイモ、ニンジン、カブに、うちのセロリやカボチャも入れて作ったポトフに、K市さんが昨年収穫のライ麦粉で焼いたパン(ドライトマト入りと、ヒマワリの種入り)と、デザートにシフォンケケーキも焼いてきてくれました。今朝私が収穫したブドウとミニトマトも。自給自足の恵みの食卓です。




イメージ 6
夕方からは、一人でイモ掘り。雨の後ですがまだ半分もやってないので、仕方ありません。イモの畑はこの他に2か所あります。


イメージ 5




   


メイクイーン。今年は昨年と違って形もよく、オケラの虫
食い穴も余りありません(昨年はほとんど穴あきでした)。うちのジャガイモはとても美味しいと評判で、注文くださる方は、ほぼ毎年リピーターとして買って下さいます。ぜひ、初めての方もご注文ください。男爵だけは全部掘って、在庫少なくなりました。煮崩れしやすいけれど甘くておいしいキタアカリ(12kg2600円)と、メイクイーン(12kg2800円)は、まだまだ沢山あります!
                     

北海道農民管弦楽団 今期初練習

$
0
0
初雪の舞う札幌にて、農民オケの今期練イメージ 1習が始まりました。メイン曲のチャイコフスキーの交響曲第4番は、私にとって初めての曲です。(第5番は、札幌2回、小樽、山梨、岡山、東京都内と、6回ほど演奏したことがあります。所属した先々のオケで必ず演奏する曲でした。)
第1楽章、とても陰鬱なメロディーで、リズムが非常に分かりにくいのですが、皆さんしっかり予習してきていたようで、それほど乱れることもなく通すことができたので、少しほっとしました。これから3か月の練習でどこまで完成度を高められるか、楽しみです。写真は第3楽章で、最初から最後まで弦楽器が弓を持たずにピッチカートで演奏しているところです。
 練習後は、事務局打合せをファミレスで行いました。名寄現地で開催する次回実行委員会のことと、もう再来年の開催が決まっている音更での演奏会の件についても相談いたしました。一つの演奏会までには、とても多くのことを準備しなければならず、毎回毎回異なる場所で異なるスタイルで、いくつも多くの困難と障害を乗り越えながらの演奏会ですが、多くのタレントの結集ですばらしい感動をいただいております。
イメージ 3イメージ 2

                                      


下の写真は、5月に行われたEN-RAYホールで行われた杮落し公演(北海道交響楽団と名寄市民合唱団によるベートーベン第9交響曲)の模様です。道北の木がふんだんに使われ、客席の天井は天文台のある町名寄の星空をイメージした漆黒です。
イメージ 4

余市文化協会文化賞を受賞しました

$
0
0
この度余市文化協会様より文化賞という栄えある賞をいただきました。今後とも、ますます精進して参ります。
イメージ 3
受賞者を代表して謝辞を述べました。


イメージ 1








祝賀会にて余市室内楽協会の演奏。バッハ作曲ヴァイオリン協奏曲第2番より第1楽章、マスネー作曲「タイスの瞑想曲」の2曲を独奏。
イメージ 7
イメージ 4






イメージ 2















イメージ 5

余市混声合唱団も演奏披露、
室内楽協会ではフルートを吹いている
瀧谷まゆみさんとご主人の明朗dsんの美声がコアになって豊かなハーモニーでした。
アンジェラ・アキ「手紙」、松田聖子「瑠璃色の地球」、中島みゆき「麦の唄」の3曲
11月7日(土)第31回定期演
奏会に室内楽協会でも共演いたします(ヘンデル「ハレルヤ」、モーツァルト「アヴェ・ヴェルム・コルプス」)



イメージ 6


終了後に記念撮影














イメージ 8

翌日の北海道新聞後志版にカラー写真入りで記事が載りました。

BYWAY後志 vol.15

$
0
0
BYWAY後志(しりべし)通巻15号(2015年10月25日発行)の冒頭6頁カラーで詳しく紹介されました。ローカル誌ですが、なかなか読みごたえのある雑誌です。道内大手書店・後志管内の道の駅などで販売されておりますので、ぜひお買い求めくださいませ。
イメージ 1

イメージ 2

イメージ 3


日本キリスト教団小樽教会ヴァイオリン・コンサートご案内

$
0
0
11月22日(日)14時~ 日本キリスト教団小樽教会(JR小樽駅から徒歩約10分)にて、ヴァイオリン・コンサート&お話をします。2年前に後志のカラマツと旧会堂の床材などを使って建てられた新しい会堂での初めてのコンサートです。ぜひ、お出でください。
イメージ 1
  ~ 出演 ~
 ヴァイオリン:牧野時夫
 ピアノ:安河内真樹 

  ~ プログラム ~
 1.エルガー/愛のあいさつ
 2.クライスラー/愛の悲しみ
 3.マスネー/タイスの瞑想曲
 4.ショパン(ミルシュタイン編)/
    ノクターン遺作
 5.ファリャ(クライスラー編)/
    スペイン舞曲
 6.ドヴォルジャーク/ユーモレスク
 7.ロドリゲス/ラ・クンパルシータ
 8.ラフマニノフ/ヴォカリーズ
 9.アメリカ民謡(牧野編)/
     アメイジング・グレイス
 10.モンティ/チャルダーシュ

イメージ 2







イメージ 3

パリ同時多発テロに思うこと

$
0
0
昨日パリで起こった世界を震撼させたテロ事件、レストランやコンサート会場で楽しんでいる人々に向かって無差別に銃撃するというぞっとする行為はもちろん理解などできないが、かといって私はテロに断固立ち向かうといって、テロ組織であるISを壊滅させるためにシリアへの空爆を始めたフランスのことも理解はできないのである。それは、東京大空襲で焼夷弾の雨を降らせて一夜にして10万人を焼き尽くしたり、二つの新型爆弾を広島と長崎に投下して数10万人の市民の命を奪ったアメリカのことを決して理解しないのと同じである。テロ組織も空爆をする国家も、そこに人間が生きているという現実を一切直視することはなく、憎悪が憎悪を生んで人殺しを正当化しているのであって、私はどちらも正当なものとは認めない。 

 そして、卵が先が鶏が先かというように、テロが先か支配(差別・搾取)が先かと問うならば、支配が先であることは明白だ。だから、テロをなくすためにやるべきことは一つしかない。テロリストへの攻撃ではなく、支配をやめることしかないのだ。せっかく日本国憲法に戦争・武力の放棄というすばらしい理念が語られながら、安保法制やら集団的自衛権やらで普通の国のようになろうと武力を持ち軍備増強しようとしているる日本も、このままでは必ずやテロの標的になる日が来ることは避けられないであろう。

 テロリストが社会にとって恐ろしい癌となりつつあることは間違いがないが、人間が癌を治す方法も全く同じなのである。癌細胞を攻撃するのではなく、生活や環境を健全なものにして癌細胞を増殖させている原因を取り除かない限り、決して癌は治らず再発するのである。

 このまま癌にむしばまれて行く日本を見てはいられない。平和を実現するためにこそ、「農民芸術学校」を作らねばならないと、ますます思うのである。平和を作る=支配をやめるためには、どうしたらよいか。そのために一番よいことは、自ら土を耕すことであると信じている。そうでなければ、人から奪って生きることになるから。

 かつては、奴隷労働や封建制(身分制度)というものが支配の道具であったが、現代では貨幣経済・自由主義経済が、その支配・搾取の道具となっているのである。だから私はTPPにもマイナンバー制度にも反対する。

 芸術など、一体何の役に立つのか? それは芸術が言葉を超越して、人々の心に訴えかけるすばらしい道具だからである。差別や偏見が支配を生むとしたら、芸術はそれをとり除く、平和にとって極めて有効な手段となり得る。しかし、芸術が職業であれば、やはりそれは経済原理の限界を超えることができない。だからこそ、農民芸術というものに意味があるのだ。

ウィーン五重奏団演奏会

$
0
0

11月4日、江別市えぽあホールで行われた、どさんイメージ 1こ青少年オーケストラ協会(助乗慎一代表)主催によるウィーン五重奏団の演奏会、本当にすばらしい夢のような演奏会でした。ウィーンの本場の音楽を堪能できただけでなく、まだヴァイオリンを始めて間もない子どもたちや、音楽を学ぶ学生たちに混ざって、私のような髭面のおじさんまで共演させてもらう機会を与えてくださった助乗氏に感謝です(写真はリハーサル風景)。
 今回日本全国2か月間ほとんど毎日公演のウィーン五重奏団のツアーで共演させてもらえたのは、ここだけのようです。私は、前ウィーンフィルコンマスのゲーデさんのコンマスサイド(狩のポルカ)と、ゲーデさん独奏のヴィヴァルディ「秋」ではコンマスと、イメージ 2とても貴重な経験をさせていただきました。

 最初のプログラム、9月に余市で弾いたばかりだったシューマンのピアノクインテットは、すばらしく緻密なアンサンブルに感激しました。ゲーデさんの音はとどこまでもnoble で美しく、チェロのリヴィニウスさん(90年チャイコフスキー国際コンクール優勝者)の音は、もう非の打ちどころのない完璧な美音で、ぞくぞくっとしました。
 ヴィオラのザイフェルトさんが第1ヴァイオリン、ゲーデさんが第2ヴァイオリンを務めたショスタコーヴィッチの2本のヴァイオリンと
イメージ 3ピアノのための5つの小品(彼の交響曲や弦楽四重奏のようなシリアスなものと全く違う親しみやすい楽曲)は、ザイフェルトさんの操る緩急自在な音楽にゲーデさんとピアノのフリーダーさんがピッタリ食いついて、ウイーンフィルのトッププレイヤーのアンサンブルに脱帽。今までこの曲を知りませんでしたが、楽譜を手に入れてやってみたいです。
 美しき青きドナウのピアノクインテット編曲版は、もうウィーンの匂いが芳醇に漂い、最高でした。私がこの曲を学生時代にピアノトリオにアレンジして、ススキノにあったドイツ料理レストランで毎週、ヴァイオリンではなくピアノでアルバイト演奏していたことを懐かしく思いだしました。イメージ 4
 若い人たちに音楽の楽しさ・歓びを伝え、音楽によって世界中の皆が仲良くなれるようにと行動している助乗氏の活動を、今後も応援して行きたいと思います。

【第1部 ウィーン五重奏団による演奏】
シューマン:ピアノ五重奏曲
ショスタコーヴッチ:2本のヴァイオリンとピアノの為の5つの小品より
シューベルト:弦楽三重奏曲第1番 B-dur D.471
シュトラウス2世:美しき青きドナウ
【第2部 ジュニアオーケストラとの共演】イメージ 6

ヴィヴァルディ:和声と創意の試み第1集「四季」から“秋”より第1楽章
ウッドハウス:ばらのつぼみ
シュトラウス2世:狩のポルカ
アンコール シュ
トラウス1世:ラデッキー行進曲

イメージ 5











イメージ 7




















イメージ 8右の写真は11月11日に江別インターナショナルスクールでの練習で、私がヴィヴァルディ「秋」のソロでゲーデさんの代奏(笑)を務めているところ。

第27回余市町文化発表会

$
0
0
11月21日(土) 余市町文化発表会 ( 12:00開演)

余市室内楽協会の出番は、後ろから2番目(14番目)で、15:30頃から15分イメージ 1のステージでした。

曲目は、からたちの花
    北国の春

     メヌエット(モーツァルト弦楽四重奏曲第15番より)
    Let it go (アナと雪の女王より)
 以上4曲、今回は時代も国も様々で、何の脈絡もありません。

当日朝からブドウの剪定をちょっとだけ。その後、翌日の小樽教会でのヴァイオリンコンサートのピアノ合わせ練習。リードオルガンしかない教会なので、うちにあるデジタルピアノを持ちこみ演奏します。
午後からは公民館のいつもの練習室で最終リハのあと本番。前日の練習で初めて参加してくれた北星余市高校2年生のM君(フルート)も即入団、本番にも参加して、15名での演奏。室内楽協会はしばらく冬眠に入りますが、多くのメンバーは農閑期限定の農民オケにも参加。来年1月31日の名寄公演に向け頑張ります。余市室内楽協会では、個人の技術向上を目指し、3月上旬には団内発表会でソロやアンサンブルを全員が取り組みます。

イメージ 2


出演団体
1.大正琴サークル琴友会
2.響詠吟友会
3.歌声サークル「コール・アミーケ」
4.余市民謡日の出会
5.余市混声合唱団
6.北海ソーラン太鼓少年団
7.余市太極拳の会
8.ハイビスカス余市フラサークル
9.日本詩吟学院岳風会余市支部
10.余市芸能文化研究会
11.日舞サークル
12.プルメリア余市フラサークル
13.江差追分民謡サークル
14.余市室内楽協会
15.余市パイピングソサエティ

小樽教会ふれあいミニコサート

$
0
0
2年前に新会堂になった日本キリスト教団小樽教会で、初めてのコンサートを行いました。
地元の木材をふんだんに使ったとても響きのよい会場で、よく気持ちよく演奏できました。
 イメージ 1イメージ 2

 







今年度の小樽都市景観賞を受賞した小樽教会。クリスマスの日に授賞式とのこと。設計者の下山憲一氏は使用する釘の色に至るまで牧師・教会員と1年以上にわたり話し合って決めていったとのこと。
イメージ 3蹄山麓の落葉松の無垢材を構造に使い、床は半世紀以上使われた旧会堂の無垢の道産ミズナラ材。信徒椅子も旧会堂からの無垢材の重厚なもの。自然光を巧みに取り入れている。
下村氏の御連
れ合いである煙山康子氏制作の木工レリーフが色々なところにあって面白い。下山氏は札幌在住だが、この教会堂の設計がきっかけで洗礼を受けここの教会員になられた。

ピアノ伴奏の安河内真樹さんの車でうちからデジタルピアノを運び、午前中の日曜礼拝から参加し、お昼を皆さんといただいてからセッティング。

小樽教会はメソジスト教会の流れを引き130年の歴史がある。。この小樽教会から余市教会、安河内さんの通う小樽聖十字教会や小樽手イメージ 4宮教会も誕生しました。そしてメソジスト教会は私の通う聖公会(英国教会系)の一派として誕生した宗派なので、共通するところがとても多い(松浦牧師の話から)
イメージ 5




~ 出演 ~
 ヴァイオリン:牧野時夫、ピアノ:安河内真樹 
  

イメージ 7
イメージ 6











~ プログラム ~
 1.エルガー/愛のあいさつ
 2.クライスラー/愛の悲しみ
 3.マスネー/タイスの瞑イメージ 8想曲
 4.ショパン(ミルシュタイン編)/
    ノクターン遺作
 5.ファリャ(クライスラー編)/
    スペイン舞曲
 6.ドヴォルジャーク/ユーモレスク
 7.ロドリゲス/ラ・クンパルシータ
 8.ラフマニノフ/ヴォカリーズ
 9.アメリカ民謡(牧野編)/
     アメイジング・グレイス
 10.モンティ/チャルダーシュ
 アンコール.見岳章/川の流れのように

終了後、会館で信徒の方が作ってくださった手作りケーキをいただきながらお茶、調律されていないアップライトピアノがありましたが、私はここではピアノもぜひと請われたので、ショパンのノクターン作品9-2をちょっと短縮ヴァージョンにて演奏いたしました。

アハ(ヤブマメ)を食べる

$
0
0
イメージ 1アイヌ名アハ(エハ、和名ヤブマメ、ギンマメ)を、初めて本格的に収穫してみました。ラッカセイみたいに土の中にできます。うちの敷地に雑草としていくらでもあるのですが、収穫するためにあえて刈らずに伸ばし放題にして掘ってみました。50cm四方でこれくらいとれたので、そこそこ食糧として利用できそうです。地上にも鞘ができて豆が成りますが、2~3mmの小さなもので食べられません。ラッカセイは地上に花が咲いてから土に潜りますが、アハは土の中にも花が咲くようで、受粉なしに単為結果でそこそこ大きな豆がなります。地下の豆には鞘がなく茶色の薄皮に覆われていて、水洗いすると薄皮がむけて写真のようになります。茹でて油をつけて食べると極めて美味ということですが、とりあえず米と一緒に炊いて豆ご飯にしてみました。まるで高級な栗のような味がして、予想以上に美味しい豆です。

アイヌは狩猟採取民族とはいえ農業も昔からやっていて、アワ・ヒエ・キビなどの雑穀や、アタネ(スウェーデンカブ)などが主要作物。天然の植物としては、トゥレプ(オオウバユリ)の球根が主食級、そしてこのアハ(ヤブマメ)も貴重な食料の一つだったようです。品種改良や栽培方法の改良で、新たな作物にできないか模索中です。収量を増やすためには、支柱やネットに絡ませることが必要なようです。

日本国憲法と大西洋憲章

$
0
0
 日本国憲法の前文および第九条に示された平和主義について、敗戦後の日本を非武装化することにより軍事的に支配することを狙った米国による陰謀だったとする論が、改憲派はもちろん護憲派の中にさえあったりするが、それは間違っている。現憲法における平和主義が、日本人の発案よるものではなくGHQによるものであったことは確かではあるが、これはすでに1941年のチャーチルとルーズベルトによって結ばれた大西洋憲章において、戦後世界のあるべき姿として述べられていたものの踏襲であって、決して日本をコントロールしようとして考えられたものでないことは明白である。

英米共同宣言(大西洋憲章)
(1941年8月14日に連合王国総理大臣及び合衆国大統領が発表した大西洋憲章として知られる原則宣言)
1941年8月 大西洋上で署名 1941年8月14日 発表


 アメリカ合衆国大統領及び連合王国における皇帝陛下の政府を代表するチャーチル総理大臣は、会合を行った後、両者が、世界の一層よい将来に対するその希望の基礎とする各自の国の国政上のある種の共通原則を公にすることは正しいことであると認める。

 第一に、両者の国は、領土たるとその他たるとを問わず、いかなる拡大も求めない。
 第二に、両者は、関係国民の自由に表明する希望と一致しない領土変更の行われることを欲しない。
 第三に、両者は、すべての国民に対して、彼らがその下で生活する政体を選択する権利を尊重する。両者は、主権及び自治を強奪された者にそれらが回復されることを希望する。
 第四に、両者は、その現に存する義務に対して正当な尊重を払いつつ、大国たると小国たるとを問わず、また、戦勝国たると敗戦国たるとを問わず、すべての国に対して、その経済的繁栄に必要な世界の通商及び原料の均等な開放がなされるよう努力する。
 第五に、両者は、改善された労働条件、経済的進歩及び社会保障をすべての者に確保するため、すべての国の間の、経済的分野における完全な協力を作り出すことを希望する。
 第六に、ナチ暴政の最終的破壊の後、両者は、すべての国民に対して、各自の国境内において安全に居住することを可能とし、かつ、すべての国のすべての人類が恐怖及び欠乏から解放されて、その生命を全うすることを保証するような平和が確立されることを希望する。
 第七に、このような平和は、すべての人類が妨害を受けることなく航行を可能ならしめるものでなければならない。

 第八に、両者は、世界のすべての国民が、実際的および精神的のいずれの見地からみても、武力の使用の放棄に到達しなければならないと信ずる。陸、海および空の軍備が、自国の国境外における侵略の脅威を与えまたは与えることのある国々において引続き使用される限り、いかなる将来の平和も維持され得ないのであるから、両者は、一層広範かつ恒久的な一般的安全保障制度が確立されるまでは、このような国々の武装解除は欠くことのできないものであると信ずる。両者は、また、平和を愛好する国民のために、恐るべき軍備の負担を軽減する他のすべての実行可能な措置を援助し、かつ、助長する。

フランクリン・D・ルーズヴェルト
ウィンストン・S・チャーチル
        The Atlantic Charter

The President of the United States of America and the Prime Minister, Mr. Churchill, representing His Majesty's Government in the United Kingdom, being met together, deem it right to make known certain common principles in the national policies of their respective countries on which they base their hopes for a better future for the world.
First, their countries seek no aggrandizement, territorial or other;
Second, they desire to see no territorial changes that do not accord with the freely expressed wishes of the peoples concerned;
Third, they respect the right of all peoples to choose the form of government under which they will live; and they wish to see sovereign rights and self government restored to those who have been forcibly deprived of them;
Fourth, they will endeavor, with due respect for their existing obligations, to further the enjoyment by all States, great or small, victor or vanquished, of access, on equal terms, to the trade and to the raw materials of the world which are needed for their economic prosperity;
Fifth, they desire to bring about the fullest collaboration between all nations in the economic field with the object of securing, for all, improved labor standards, economic advancement and social security;
Sixth, after the final destruction of the Nazi tyranny, they hope to see established a peace which will afford to all nations the means of dwelling in safety within their own boundaries, and which will afford assurance that all the men in all the lands may live out their lives in freedom from fear and want;
Seventh, such a peace should enable all men to traverse the high seas and oceans without hindrance;
Eighth, they believe that all of the nations of the world, for realistic as well as spiritual reasons must come to the abandonment of the use of force. Since no future peace can be maintained if land, sea or air armaments continue to be employed by nations which threaten, or may threaten, aggression outside of their frontiers, they believe, pending the establishment of a wider and permanent system of general security, that the disarmament of such nations is essential. They will likewise aid and encourage all other practicable measures which will lighten for peace-loving peoples the crushing burden of armaments.

Signed by: Franklin D. Roosevelt & Winston S. Churchill

日本国憲法 前文

日本国民は、正当に選挙された国会における代表者を通じて行動し、われらとわれらの子孫のために、諸国民との協和による成果と、わが国全土にわたつて自由のもたらす恵沢を確保し、政府の行為によつて再び戦争の惨禍が起ることのないやうにすることを決意し、ここに主権が国民に存することを宣言し、この憲法を確定する。そもそも国政は、国民の厳粛な信託によるものてあつて、その権威は国民に由来し、その権力は国民の代表者がこれを行使し、その福利は国民がこれを享受する。これは人類普遍の原理であり、この憲法は、かかる原理に基くものである。われらは、これに反する一切の憲法、法令及び詔勅を排除する。
日本国民は、恒久の平和を念願し、人間相互の関係を支配する崇高な理想を深く自覚するのであつて、平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。
われらは、いづれの国家も、自国のことのみに専念して他国を無視してはならないのであつて、政治道徳の法則は、普遍的なものであり、この法則に従ふことは、自国の主権を維持し、他国と対等関係に立たうとする各国の責務であると信ずる。
日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。

第2章 戦争の放棄 

第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。


THE CONSTITUTION OF JAPAN
Promulgated on November 3, 1946
Came into effect on May 3, 1947

We, the Japanese people, acting through our duly elected representatives in the National Diet, determined that we shall secure for ourselves and our posterity the fruits of peaceful cooperation with all nations and the blessings of liberty throughout this land, and resolved that never again shall we be visited with the horrors of war through the action of government, do proclaim that sovereign power resides with the people and do firmly establish this Constitution. Government is a sacred trust of the people, the authority for which is derived from the people,the powers of which are exercised by the representatives of the people, and the benefits of which are enjoyed by the people. This is a universal principle of mankind upon which this Constitution is founded. We reject and revoke all constitutions, laws, ordinances, and rescripts in conflict herewith.
We, the Japanese people, desire peace for all time and are deeply conscious of the high ideals controlling human relationship, and we have determined to preserve our security and existence, trusting in the justice and faith of the peace-loving peoples of the world. We desire to occupy an honored place in an international society striving for the preservation of peace, and the banishment of tyranny and slavery, oppression and intolerance for all time from the earth. We recognize that all peoples of the world have the right to live in peace, free from fear and want.
We believe that no nation is responsible to itself alone, but that laws of political morality are universal; and that obedience to such laws is incumbent upon all nations who would sustain their own sovereignty and justify their sovereign relationship with other nations.
We, the Japanese people, pledge our national honor to accomplish these high ideals and purposes with all our resources.

CHAPTER II
RENUNCIATION OF WAR
Article 9. Aspiring sincerely to an international peace based on justice and order, the Japanese people forever renounce war as a sovereign right of the nation and the threat or use of force as means of settling international disputes.
In order to accomplish the aim of the preceding paragraph, land, sea, and air forces, as well as other war potential, will never be maintained. The right of belligerency of the state will not be recognized.

謹賀新年2016 農民オケ演奏会ご案内

$
0
0
2016年 明けまして、おめでとうございます
今年も、皆様が健康で過ごされますように、また世界が平和でありますように、心からお祈りいたします。原発や基地のない世界、飢餓や抑圧のない世界を目指して、有機農業と民衆芸術を広めるため、今年もますます頑張ります!


今年の元旦は、自宅ではなく娘が居て妻の実家もある札幌で家族と過ごしました。明日からはまた、除雪のアルバイトです。今のところ例年になく雪の少ない北海道です。果樹にとっては、余り雪の多いのも問題ですが、少ないのも問題です。雪があることで冬の厳しい寒さから守られ、春には雪解けの水で順調に芽吹くことができます。天地の恵みに感謝しつつ、おごることなく、大地に根ざして生きて行きたいと思います。

北海道農民管弦楽団 第22回定期演奏会(名寄市 2016.1.31. )
 

 22年目の北海道農民オケは、道北の名寄市に今年完成したばかりのENーRAYという素晴らしいホールで演奏します。チケット欲しい方は、ご連絡ください。
 
東北農民管弦楽団 第3回定期演奏会(仙台市 2016.2.14.)

 弟分の東北農民オケは、今年は東北最大都市の仙台公演です。左手の世界的なピアニストとして活躍する舘野泉さんとヴァイオリニストの息子さん、チェリストで指揮者の弟さんとの共演で、宮澤賢治にちなむ現代曲初演にも挑戦します。

イメージ 1イメージ 2




























                                              イメージ 4
イメージ 3
                                                                                   

泊原発の再稼働を許さない!

$
0
0

 福島第一原発事故以降、北電も原子力規制委員会も、絶対安全ということはないと開き直っている。それまでは原発には何重もの安全対策を施しているので絶対安全だと言い、プルサーマル発電でリサイクルするので放射性廃棄物は減らせてコストも下がり、CO2も出さない地球温暖化を防ぐクリーンなエネルギーなどと、すべて今ではウソだと明らかになっていることを、TVコマーシャルや新聞広告でも盛んに宣伝していた。
 
 今ではさすがに、そんなウソはつけなくなったので、世界最高レベルの安全対策(これも完全にウソだが)を導入して、そのような事故を極力起こらないようにするという。しかし、それでも完全ではないということは、認めているのである。あれだけの事故を起こしておきながら、そんな態度が許されてよいものか! 人口過密で地震列島である日本において、へたをすると何百万・何千万もの人々が故郷を失うような過酷事故が万が一にも起こる可能性があるものを、どうして稼働させてよいはずがあろうか。

 万一、泊原発で事故が起これば、30km圏内のこの余市はもちろんのこと、北海道全体がもう立ち直ることができなくなるだろうし、事故が起きなくても放射性廃棄物は数十万年にもわたり生命に重大な悪影響を及ぼし続ける。そんなものを、電気料金を下げるためという理由で(実際には計算されていない廃炉と廃棄物処理のコストを含めれば膨大な負担を後世に残す)再稼働するなどということは許されない。発電方法など、他にいくらでもあるのである。道民の声を聞かず、企業の言いなり国任せの高橋知事を、許すな!

http://www.chunichi.co.jp/s/article/2016010401001205.html

近いうちに起きることが確実な東海地震や南海トラフ巨大地震の影響をまともに受ける位置にあり、事故が起これば首都圏壊滅とも言われている浜岡原発は、こんなもので津波の被害を防げると中部電力では考えて再稼働しようとしている・・・もう日本も末期的!

http://onodekita.sblo.jp/article/60939916.html


Viewing all 407 articles
Browse latest View live