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泊原発の再稼働を絶対に許さない!

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本日、泊村長選が告示され、(私と同じ名字の)現職含め2名が立候補しました。どちらになっても一日も早い泊原発再稼働を目指すということだそうです。全く残念なことですが、泊村の経済は原発なしに成り立たない状況なわけです。もちろん北電も、一日も早い再稼働を目指しています。そうしないと経営が成り立たないからです。再稼働をしたら電気料金を下げられるなどと言って、道民を馬鹿にしきっています。

 しかし皆さん、いい加減に、これ以上原発推進派のウソに騙されていはいけません。原発を再稼働してよいことなど、何一つありません。原発を再稼働させれば地元経済はさらに疲弊し過疎化はますます進み、安全対策や避難対策でコストは膨大にふくれ上がり、危険な放射性廃棄物の処理は不可能なことになり、事故が起きなくても原発によって北海道は大きな損失を招くことになります。そして万が一事故が起ころうものなら、もう取り返しはつきません。


 一日も早く原発のない北海道にしなければなりません。原発交付金にたよっている地元4町村は、まさに麻薬中毒の状態です。麻薬がないと死んでしまうと叫んでいるわけですが、その麻薬は、行き場のない放射性廃棄物の山だけを残して、いずれ故郷を廃墟のようにすることでしょう。原発依存症の地元の声など、尊重するわけには行きません。
 原発事故が起きた時のための避難計画を作成しなければならな30km圏内にある我々余市町を含む周辺市町村が一致団結し、知事に提言して再稼働を阻止すべきです。我々が、この美しい故郷から避難させらることなど、まっぴらごめんです。万が一にでも事故などあってはなりません。


 泊原発が止まったままでも、電力需給には何の問題もありません。北ガスの発電所ができれば、電気料金も今よりずっと下がるでしょう。北電の経営や、地元経済のことは、別に考えればよいことであって、再稼働を前提にすべきではありません。
 農林水産業や観光が主な産業である北海道に、原発は不似合いです。泊原発の再稼働に向けて着々と準備が進められている今、原発に不安を持つ皆さんで声を上げ、原発再稼働を断固阻止しましょう!

改めて、原発に反対する!

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 原発を止めなければならないのは、事故の危険性があるからではない。もし事故を起こすリスクがゼロだったとしても、原発は決して動かしてはならない。なぜなら、生命にとって半永久的に危険を及ぼす放射性廃棄物の処理方法の目処が全く立っていないからだ。原発に反対する理由はこれ一つで十分。事故対策が万全にできたとしても(もちろんできるわけないが)、廃棄物の問題が解決できないのなら動かすべきでない。

 発電の方法など、原子力以外にいくらでもあるのであり、たかが発電のために、これほど危険で極めて厳重な管理を必要とし、なおかつ重要に応じたコントロールができずエネルギー効率も非常に悪い方法をとらなければならない道理は、どこを探してもない。核兵器を作るつもりがないのであれば、原発など必要のない技術であることは、もはや明白。日本が本当に核兵器をなくすつもりがあるのなら、原発は全廃すべき。

 しかし、日本政府は国連でも核兵器全廃に対して賛成していない。日本は非核三原則などと表向き(というより、国民向けのポーズか)は核兵器反対の立場をとっているが、実際には、アメリカの核の傘にたよってきたのが紛れもない事実であり、アメリカが核を日本から引き揚げてしまう時に備えて、自国で核兵器を持てるようにしようと考えているのが、今の自民党などタカ派政治家の本音。それ以外に原発が必要な理由など一つもない。エネルギーミックスなどと馬鹿なことを言って、資源のない日本に原子力がある程度必要などと言っているのは全く根拠のないウソっぱちに過ぎず、ウランなど最もあても見込みもない資源であり、原子力は発電方法としては全く将来性がない。

 というわけで、核兵器反対の立場から、原発に反対するものであります!

 それにしても、原発推進論者は、どこまでウソつきなのか。
地球温暖化の原因となっているCO2(これは原因ではなく結果と私は思っているが、仮にこの仮説=まだ科学的に確かめられていない!が正しいとしても)排出のない原発は環境に優しいというのは、何重にもウソである。原子炉や核燃料の製造過程から廃棄までトータルに考えると原発のCO2排出量は膨大であるし、大体原発は運転に際しCO2を出さずとも膨大な熱を環境に直接排出して海水や大気の温暖化を促進しているので、温暖化防止になどなるわけがない。また、放射能を出す時点で、環境に優しいなどというのはもってのほか、とんでもない大ウソである。

 また原発は、他の発電方法に比べて発電コストが安いというのも、完全にウソ。安全対策、廃棄物処理、廃炉までの費用、もちろん事故の起きた時のリスクなど、全く計算に入れずに燃料コストが安いと言っているだけのことで、必要経費を全て含めれば、とんでもないコストのかかる発電であって、どう計算しても発電方法として採算のとれるようなものではないことが明白。だからこそ、アメリカもドイツも原発をやめようとしているのであって、事故が心配だからではない。

北海道農民管弦楽団名寄公演ツアー1日目 2016/1/29

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7:15 軽トラに荷物を積み余市えこふぁーむ出発  小樽銭函より石狩・当別・滝川(R275)経由、滝川より士別まで
 道央高速道(江別東~岩見沢間 吹雪により
不通)士別から名寄までR40(高速未開通区間)
12:30 名寄到着、格安GSのオカモトで給油するも余市よりリッター7円高い。ホテル藤花で助乗事務局長と落ち
 合い、駅
前の三星食堂で昼食
14:00 名寄文化センター到着 荷物搬入
14:30 佐藤勝実行委員長(もち米教育長農家、前市議)と共に市役所訪問、小野教育長にご挨拶
15:00 ホール舞台で山台組み
15:30 打楽器(名寄吹奏楽団より借用)搬入
17:30  佐藤実行委員長と再度市役所訪問、加藤市長と面会 ご挨拶
18:00 佐藤実行委員長と夕食(紅花~現市長が経営していたお店、ホテル藤花系列)
18:30 ホールリハ1日目
21:00 ホテル藤花にチェックイン
21:15  居酒屋一休にて前々夜祭
23:15 コンフォート・カフェ(N.ウィットマーさん経営)で2次会
25:15 ホテル藤花帰着

イメージ 4名寄の長年の悲願だった昨年完成したEN-RAYホール。地元の木材がふんだんに使用され、星の街(立派な天文台がある)にちなみ、盛んな演劇に適した黒い天井には星座にみたてた照明が。イメージ 1










以前、興部村で酪農をやっていたN井君(現在道東の某農協で酪農担当)が、当時所属していた名寄吹奏楽団よりティンパニやバスドラムを借用。ティンパニストのK田さんは2年前に札幌から名寄の調剤薬局に転勤。不思議な巡り合わせが色々とあるもの。

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セッティングが終わり、スコア復習中。


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練習後、ホテルに荷物をおいて懇親会を「いっきゅう会館」で。 名寄と言えばサンピラー(マイナス20度を下回らないと見られない、大気中の水蒸気が凍ったところに太陽の光が反射してできる)、サンピラーハイボールです。

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この日2名が誕生日でお祝い。千葉から4年連続で参加し
てくれている大学オケで私と同期だったN尾君と、実行委員になってくれた名寄市教育委員会EN-RAYホール担当の千ちゃんこと千Gさん。
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以前から行ってみようと思っていたコンフォート・カフェで2次会(個人的に大変お世話になっている名寄教会ウィットマー牧師の息子さんのお店)。ホットカクテルというのが何種類かあったのでモーツァルト何とかというのを頼みましたら、予想通りココアベースでした。

北海道農民管弦楽団名寄公演ツアー2日目 2016/1/30

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6:45 起床、シャワー
7:30 朝食(バイキング)
8:45 ホール到着 楽屋でヴァイオリンおさらい(アンコール用)、ステージ袖ではピアノ(スタインウェイ)調律中、乾燥し過ぎで動きの悪いアクションの部品を一部交換
9:20 ステージリハ チャイ4→こうもり
12:15 ホールとつながっている旧館の和室にて昼食(実行委員になってくださった名寄アンダンテの会代表の長谷川さんが所長を務める福祉NPO陽だまりの皆さんが作って下さった下川うどん+おにぎり 350円也)
13:30 ステージリハ 全曲
17:00 夕食(陽だまり特製カレー生卵付き 400円也)
17:45 実行委員の皆さんご挨拶
18:00 ゲネプロ(ゲネラル・プローベ 本番通りの通し練習 当日裏方で聴かれない実行委員の皆さんにも聴いていただく
20:30 片付け、ホテルに移動
21:15  ホテル藤花の宴会場にて総会および前夜祭 皆勤賞贈呈式・余興演奏やクイズ大会も
23:00  ホテル向かいにあるカラオケスナックちび助で2次会(大カラオケ大会になりました)
25:00 ホテルに戻り就寝
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青空と雪に映える完成半年のEN-RAY(名寄市花の延齢草から名付けた)ホール

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長年の市民の要望を採り入れ様々な設備や工夫がみられる。
楽屋モニターでは、舞台、舞台袖、ロビーがチャンネル切り替えで確認できる。

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ゲネプロに先立ち実行委員の皆さまからご挨拶。

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下手(へたではありません、しもて)側

     上手(じょうずでも、うわてでもなく、かみて)側、      今回はチャイ4ということで低弦を充実させた。
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野村君には第1回からコンマスをお願いし、北大時代、本州でのサラリーマン時代、お互いに好きなことをやるために北海道で独立してからと、30年以上の付き合いです! 父娘そろって北大コンマスというのも私と野村君だけ。

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グリーグのソリスト中村幸さん、ベルギーのブリュッセル王立音楽院に留学して現在旭川市在住、お父さんは名寄市内小学校の校長先生。

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アンコール1曲目のラフマニノフ「ヴォカリーズ」は私の独奏にて。もう1曲は実行委員長佐藤さんのリクエストにて
ラデッキー行進曲


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ホテル藤花の宴会場で、前夜祭に先立ち資料を配り総会開催。料理と酒を前に手身近に。

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   練習皆勤賞の贈呈式 賞品はえこふぁーむの無農薬ぶどう果汁

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若き女性4人組による余興カルテット。第1ヴァイオリンは我が娘。今春には東京へ ( ;∀;)


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事務局長が趣向を凝らした円卓対抗、農民オケ知識クイズ

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高級ワインコーナー:
山本商店(全国一ワインの品揃えがある根室標津の雑貨屋で店主はクラ吹き)からD上氏が仕入れたワインも飲み比


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クイズ大会で一番になった「エロ教師!チーム」、賞品は全員に名寄銘菓の喜信堂4色モナカ

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二次会はまたまた街に繰り出し(ホテル目の前の店でした)大カラオケ大会。

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池田町農家の最強コンビによるクリスタルキング「大都会」オリジナルキーでの熱唱。I川農場設置のカラオケボックスに二人でこもって相当練習していると思われる!

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農民オケ初公開、ジュリーのTOKIOを振り付きで!

北海道農民管弦楽団名寄公演ツアー3日目 2016/1/31

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6:45 起床 シャワーで汗と酒の匂いを流す
7:30 朝食 バイキング
8:50 ホール到着 楽屋でヴァイオリンおさらい
9:30 最終リハ 本番と逆順、全部は通さず細かな点を最終確認
12:00 旧館多目的ホールで陽だまり特製豪華弁当(450円也)
13:30 開場
13:53 サントリー・ウィーンフィル第4回音楽復興祈念賞授賞式、サントリー財団から第1回受賞の花巻公演の時と同じ3名が東京から聴きにきてくれた。
14:00 開演、満席が予想されたため当日券販売は待ってもらい整理券配布で当日券の方はプログラムの途中からの入場と少し迷惑をかけた
ヨハン・シュトラウスⅡ世/こうもり序曲
グリーグ/ピアノ協奏曲
アンコール(中村幸さん独奏)として、グリーグの抒情小曲集から
休憩15分はさみ、チャイコフスキー/交響曲第4番
アンコールとして
ラフマニノフ/ヴォカリーズ(独奏:牧野時夫)
ヨハン・シュトラウスⅠ世/ラデッキー行進曲(ヴァイオリン弾き振りで)
16:15 終演、片付け
ロビーの農産物・地元特産品販売コーナーでえこふぁーむの無農薬ぶどう果汁も完売
16:45 懇親会(旧館多目的ホール)
 陽だまり特製オードブル、ビール・日本酒・ワインほか飲み放題
18:45 二次会にカラオケつぼっち(つぼ八併設)
21:45 三次会にスナック?(実行委員長行き付け美人ママさんがいるお店)
24:30 ホテル藤花三泊目
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木の反響板で柔らかい響きのするホール。ピアノはスタインウェイのコンサート・グランドです。



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イメージ 3ロビーで販売した、えこふぁーむの無農薬ぶどう果汁、道北クリスチャンセンター主事の藤吉牧師に100本以上を完売していただきました(感謝)。

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実行委員長でもち米農家の佐藤勝前市議が代表を務めている旧風連町道の駅のもち米製品も、たくさん並びました。




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受付スタッフは名寄市民有志によるEN-RAYのボランティアスタッフ会員の皆様にやっていただきました。
3年目になる東北農民管弦楽団からもお花が届きました。









イメージ 4開演時間まで弦楽でロビーコンサートも。









開演に先立ち、3年前の花巻公演に引き続き2回目のサントリー・ウィーンフィル第4回音楽復興祈念賞授賞式でした。

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                  サントリー音楽財団の勝田専務理事と





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中村幸さんのグリーグ、本番とてもよい演奏になりました












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チャイコフスキーの交響曲第4番、難曲ですが、なかなか良い演奏になったのではないかと思います。












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アンコール2曲目は佐藤勝実行委員長のたっての願いでラデッキー行進曲を、ヨハン・シュトラウスにならってヴァイオリンの弾き振りで演奏。












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ホールとつながった旧館多目的ホールにて打ち上げ。

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実行委員会の皆さまのご挨拶。これほど地元実行委員会の皆様にお世話になった演奏会もありませんでした。










小樽や余市でもお世話になっている女性陣。うちの農場のお手伝いもしていただいています!

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この中になぜか千葉県民が2名。兵庫県からの参加者もいます。




イメージ 15仲の良い打楽器組合。トラックを手配し地元の学校からティンパニや大太鼓など借用して運搬し返却してからの打ち上げ参加です。

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                           中村幸さんとツーショット

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札幌までチャーターしたバスで大半は出発、もう一泊の居残り組でお見送り。









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2次会は今日もカラオケ、なぜかラデッキー行進曲がリクエストできたので、皆で手拍子やりました。この曲は佐藤実行委員長の強力なリクエストによって当日のアンコールに選ばれたものですが、アンコールの時佐藤さんは本番モニターでしか見られなったみたいです。

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実行委員で当日影アナを務めてくださった、ホルン吹きでありパン屋でありローカルFM(EN-RAYホール内にスタジオあります)パーソナリティーであり名寄カラオケチャンピオンの歌姫、北村さんと、農民オケが誇るカラオケ名手石川さんとのデュエットでロンリー・チャップリン、お二人とも、さすがでした!

イメージ 13タクシー代行がすぐに来れないというので結局そのまま3次会へ、日曜日もやっている実行委員長佐藤さんお馴染のお店に入りました。佐藤さんが最初に皆の意見をきいて鏡月をたのみましたが、すぐに空いてしまったので、地元のM君が「竹鶴17年」を佐藤さんのつけ払いで勝手に頼んでしまいました(笑)ここでも、もちろん名手が揃っているのでカラオケでした!

次回は2017年1月22日(日)、十勝の音更町で、音更町出身の日本を代表する作曲家(ゴジラで有名な)伊福部昭氏の「交響譚詩」の他、音更町在住の青山昌弘氏作曲のピアノ協奏曲「一握りの土1897年」を地元ピアニストの独奏で初演いたします

北海道農民管弦楽団名寄公演ツアー4日目 2016/2/1

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7:30 起床 シャワー
8:00 朝食バイキング
9:30 ホテルを軽トラで出発 士別から高速道に乗る
10:55 旭川北インターを降りてラーメン「くさび」(開店5分前でちょっと待つ)にて昼食
12:00 旭川空港に向けて出発
12:45 旭川空港で長尾君見送り
13:15 余市に向けてひたすら走る、途中休み休み
18:10 余市に到着、妻はまだ残業仕事のため家は空っぽ。18時代のNHKローカルニュースで昨日の模様も放送されるというので早速TV録画開始。

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ホテル3泊組で朝食後、来年の音更公演でどこのホテルに泊まろうかと音更の隣町池田町の2名を交えて相談。帯広郊外の音更町には帯広よりも音響のよい立派なホールの他に、モール温泉で有名な十勝川温泉もあって大きな温泉ホテルがいくつもある。





千葉県から参加してくれたN尾さんをT中君の車で旭川空港まで送るついで、私も旭川に実家のある助乗事務局長を軽トラ助手席に乗せて旭川空港まで一緒に見送りに行くことにしました。
高速を旭川北インターで降り、インター降りてすぐのところにあイメージ 2る旭川ラーメンのお店「くさび」に入り、その店の目の前に自宅がある今回オーボエ(アンコールではアングレ)を吹いてくれたK口さん(御主人もチェロで参加してくれましたがこの日は月曜日でもう勤務)も誘って、少し早い昼食にしました。

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何日かして早朝の全国ニュースと昼のBSニュースでも流れました。
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余市室内楽協会 団内発表会に向けて練習+α

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3月5日(土)の団内発表会に向けて、2月6日(土)仁木町の山川農園にて練習

(私の担当したパート、代理も含む)
バッハ/ブランデンブルグ協奏曲第6番(第1ヴィオラ)
ゴルターマン/チェロ四重奏のための小品(第1チェロ)
シューマン/ピアノ五重奏曲第4楽章(第1ヴァイオリン
モーツァルト/弦楽四重奏曲第14番(第1ヴァイオリン
シューベルト/弦楽六重奏曲第1楽章(第2ヴァイオリン
夕食会のあとチェンバロで(お遊び)
バッハ:三声のシンフォニアから2曲
ピアノで
ショパン:マズルカから2曲
以下は十代の時に暗譜した曲から
ショパン:軍隊ポロネーズ
ドビュッシー:亜麻色の髪の乙女
同:ゴリウォーグのケークウォーク
同:アラベスク第1番
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ヴァイオリンなしの弦楽合奏曲であるブランデンブルグ協奏曲第6番、第1独奏ヴィオラは昨秋から参加のKristen(岩内から)、第2独奏ヴィオラは小樽の清水三佐子さん。

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チェロ6名、ヴィオラ7名集まりました。あと2名ヴィオラ増える予定。
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チェロ初見でしたが、私の場合、主にA線ハイポジの第1チェロだと初見が利きます。

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とりあえず楽器をピアノ部屋(グランドとアップライト、電子チェンバロにリードオルガンもあります)に片付けて夕食会に移行。
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薪ストーヴで焼き芋(隣の高嶋家の畑でとれたサツマイモ)を焼きます。
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メニューは、発酵玄米のおにぎり、清水さんの焼いたバターロール、山川農園のタマネギサラダ、小樽かま栄の蒲鉾、山川農園のリンゴジュース、牧野農園(えこふぁーむ)のブドウジュース、他色々
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子どもたちは、ピザのトッピングをお手伝い

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久保田さんがうち(えこふぁーむ)のキウイとかりんず(レッドカーランツ)で作った果実酒もいただきました



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ビールは国産原料100%のNippon pils (サッポロ)、スパークリングはスペインのカヴァとイタリアのプロセッコ、スティルワインはチリのシャルドネ(セイコマ500円ワインでは一番おいしいかな)



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私と札幌からの3人組は山川家にお泊り。翌朝どさんこ老馬2頭にご挨拶。

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セルフメイドの山川家(母屋も納屋も)

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犬と猫もいます。
朝食は、自給用田んぼのお米で、チャボの卵かけご飯にしていただきました。昨日から都会では味わえない非常にぜいたくな時間を過ごしました。

ムヒカ前ウルグアイ大統領

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昨日、来日したムヒカ前大統領のTV番組を見た。極貧の少年時代を経て、若き日にキューバ革命でのチェ・ゲバラの言葉に感激し、ゲリラ戦士となり、4度の投獄と2度の脱獄を経験、拷問に屈せず、極限の独居房に13年耐えて、人生とは何かを問い続け、憎しみや暴力は何も生まないと悟った。そのような壮絶な過去があるからこその発言の重みであり、そうでなければ単なる温厚で柔和な一老人の戯言に過ぎないだろう。しかし、言葉の端々に全ての人々の幸せを願って社会の変革を追及する熱き思いが見え隠れする。日本の伝統文化・国民性を愛しつつも、消費社会・産業社会に毒された現代日本に疑問を呈する。言葉を選びながら、現代日本の大きな問題として少子社会における老人の孤独を挙げていたが、福島の原発事故を経験しながら原発回帰を目指すエネルギー政策についての批判をきけなかったのは残念だった。フジテレビだったから仕様がないか。
 大統領となってからも、庶民と同じ貧しい農場で清貧の暮らしを続け、ネクタイも締めない。40年前のフォルクスワーゲンとクボタのトラクターに今でも大切に乗っているのがうれしい。日本でも、こういう政治家が現れる日が来るだろうか。かつての田中正造翁のような。

ムヒカ前ウルグアイ大統領の生活と功績

http://laughy.jp/1441271477029113031

私はムヒカさんのことを尊敬するけれど、もっと尊敬するのは彼のような人物を大統領に選んだウルグアイの国民だ。次の動画は、ムヒカ大統領が2012年に国連持続可能な開発会議(リオ+20)で全世界に感動を与えた演説。

 富の大半が大富豪や大都市に集中する一方で、最低限の人間的な生活もできないような貧困がますます拡大し、テロや戦争、自然破壊による環境激変など、地球規模で危機的な状況が生まれている現在、ムヒカさんのような思想が今こそ必要であると思う。釈迦や老子、ルソー、トルストイ、宮沢賢治も同じような思想の持ち主ではないでしょうか。先住民の思想(アイヌ、アボリジニ、ホピ族など)にも共通するものがあるだろう。

 暴力が支配する社会では、ゲリラとして戦うことは最善ではないにしても不可避である。ムヒカもこの映画の主人公のように愛する人を信じて13年間獄中で耐え、かつての同志であった今の夫人と結婚した。
 「オマールの壁」
 2016年4月16日(土)角川シネマ新宿、渋谷アップリンクほか全国順次公開
http://www.uplink.co.jp/omar/



5月の演奏会

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チケット必要な方はお知らせください。前売り価格で取り置きいたします。

昔の論文

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1991年まだ設立されて間もない日本ブドウ・ワイン学会(ASEV Japan)の学会誌に掲載された私の文章がネットにありました。ちょっと古いものですが、改めて読み返してみると、今後の北海道や余市のワインブドウ栽培にも有益な情報が含まれていると思います。

ASEV Japan 第2巻第2号
アメリカ西海岸の新興ブドウ栽培地城について(牧野時夫)

http://www.asevjpn.wine.yamanashi.ac.jp/JAJ/Vol/Vol-2-1991/2/115.pdf


北海道大学農学部の大学院で学んでいた1985年に日本園芸学会で発表した論文もネットにありました。リンゴ品種「旭=McIntosh」は早期落果(June drop)しやすい品種ですが、今では幻の品種になっています。その最大の理由は、食べ頃が短いことで、収穫直後は硬くて酸味も強く、収穫1週間から10日前後が最も食感も味も良く、その後は急速にぼけておいしくなくなります。日本で品種改良された「ふじ」が世界中に普及した理由は、味はもちろんのこと、何よりもその日持ち性に優れることで、リンゴのボケる原因である収穫後の呼吸量増加のピーク(climateric rise)が他の品種と違って存在しないという極めて珍しい特徴を有するためです。

園芸学会雑誌 第55巻第1号
リンゴの早期落果と新梢生長との関係(牧野時夫)

北海道電力の泊原発に関する地域説明会

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北海道電力の泊発電所再稼働に向けた地域住民説明会が、この4月より30km圏内の後志各町村で開催中です。余市町での説明会日程はまだ発表されていませんが、6月中には開催されるものと思われます。今までの内容と問題点を、ニセコ町の斉藤海三郎さんが大変うまくまとめて下さっています。相次ぐ値上げで日本一高い電力料金となり、泊原発の再稼働を急がないとさらに値上げせざるえを得ないとして住民に脅しをかけている北電の無責任な体質は、全く許しがたいものです。結局のところ国の政策によって維持されている原発を止めるためには、市民による粘り強い反対運動と、選挙によって反原発派の知事を選ぶこと、最終的には脱原発政権を樹立することしかありませんが、この説明会を北電の原発再稼働のための形式的なものに終わらせないために、北電の安全対策の不備をしっかりと指摘して、住民の意志を無視した再稼働は決して認めないという断固とした姿勢を示しましょう!

http://becquerelfree.hatenadiary.jp/entry/2016/05/10/105413

Trio M'amore 皐月コンサート in 余市テラス

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イメージ 15月28日土曜日夕刻、大勢のお客さま(55名くらい)にご来場いただき、このコンサートを目前に13日逝去された余市テラスマスター伊藤眞人氏の追悼記念としても、震災支援チャリティーとしても、成功のうちに終わることができました。
 この3人(フルート&ソプラノ:瀧谷まゆみ、ヴァイオリン:牧野時夫、ピアノ:安河内真樹)での演奏活動も8年目になり、我々の息も段々と合うようになって来ました。以前この会場で演奏下さりマスターとも親しかったピアノ大御所の柴田千賀子先生も札幌から来場くださり、そう仰っていただきました(笑)

プログラム
1.眠りの森の美女より「ワルツ」(チャイコフスキー)Fl.Vn.Pf.
2.ユモレスク(ドヴォルザーク)Fl.Vn.Pf. 
3.ヴェニスの謝肉祭(ジュナン)Fl.Pf.
4.レゲンデ(ヴィエニャフスキー)Vn.Pf.
5.カーペンターズ・セレクション Fl.Vn.Pf.
休憩
6.アンダルーサ・セレナータ(ファリャ)Pf.
7.禁じられた歌(詞・曲:ガスタルドン)Sop.Pf.
8.落葉松(詞:野上彰、曲:小林秀雄)Sop.Pf.
9.夢のあとに(フォーレ)Vn.Pf.
10.セヴィリアの理髪師から「序曲」(ロッシーニ)Fl.Vn.
サプライズ(山本夫人誕生日):愛の挨拶(エルガー)Fl.Vn.Pf.
11.くるみ割り人形より「花のワルツ」(チャイコフスキー)Fl.Vn.Pf.
アンコール:ソレアード(ザッカーラ)Fl.Vn.Pf.
全員で斉唱:ふるさと(詞:高野辰之、曲:岡野貞一)Vn.Pf.

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マスターの遺影、ピアノの柴田先生からの供花の前で、コミュニティ・レストラン・ネットワーク北海道代表の伊藤規久子さん手作りの美味しい食事(ビビンバ風)をリハーサルの後にいただきました。ずらりと並ぶジャズ(クラシックも少し)のCDやレコードをかけながらマスターにコーヒーを入れてもらった日のことを思い出します。
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しりべしなんでも百姓くらぶの土曜市(小樽市都通り)に参加した後でしたので、ちょっと売れ残った野菜も販売させてもらいました(ニラ、ミツバ、フキ、ルバーブほか)。全国選りすぐりの自然食品なども常時販売しています(うちの無農薬ぶどうジュースもあります)。

原発に関する学習会・説明会・映画会のご案内

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福島第一イメージ 1原発の事故原因もまだはっきりせず、収束する目処も全く立たない中で、泊原発の再稼働などということがあってよいものでしょうか。
皆さま、可能な限りぜひ参加しましょう!

原発事故避難計画問題学習会 
 6月8日(水)18:30~余市中央公民館 入場無料
  
講師:市川守弘弁護士
 
北海道電力泊発電所の安全対策等に関する余市町説明会
 6月21日(火) 18:30~ 東大浜中福祉の家(栄町399-104)
 6月22日(水) 18:30~ 余市町福祉センター(富沢町5丁目13)
 6月23日(木) 18:30~ 余市町中央公民館(大川町4丁目143)
 6月24日(金) 18:30~  余市町中央公民館

「日本と原発 4年後」 余市上映会
 7月6日(水) 18:30~(18:00開場) 
余市宇宙記念館
 前売券:500円(当日券同額)、高校生以下無料
昨年8月に上映した前作「日本と原発」に引き続き、原発のすべてが分かる新作を、お送りいたします。ぜひご覧ください!
 主催:後志・原発とエネルギーを考える会 
問合せ先:090-1382-7237(牧野)
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Music Trade Japan 掲載記事

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ミュージックトレード(楽器店向け業界専門誌)2016年6月号掲載
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音楽と語りによる宮沢賢治の世界

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林洋子賢治語り芸・クラムボンの会 余市公演イメージ 1
アイリッシュ・ハープと語りによる
宮沢賢治の世界
「やまなし」作曲:千秋次郎
「よだかの星」音楽:カルミナ・ブラーナより
       主題歌作詞:林洋子
作:宮沢 賢治
演出:一代目 林 洋子
語り:二代目 巖谷 陽次郎
アイリッシュ・ハープ:小林 秀吏

6月24 日(金) 19:00開演(18:30開場) *託児あります。
会場:日本キリスト教団余市教会
    (余市町黒川町1丁目17番地、宇宙記念館向かい)
前売り/ 大人1,500円(当日1,800円)
    小・中・高校生 500円(当日700円)

主催/ クラムボンの会余市公演実行委員会
お問合せ 090-1382-7237 牧野
後 援/ 余市町教育委員会.仁木町教育委員会.赤井川村教育委員会.余市文化協会.余市こども劇場

【チケット取扱所】
徳島屋旅館(JR余市駅前)、日本キリスト教団余市教会
余市テラス、喫茶 茶々(仁木駅前通り)、
ながぬま農園カフェ リン・フォレスト(赤井川村)
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やりたいことは山ほどあるが・・・

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 うーん、やらなくてはいけないことが多過ぎる。今日やらなくても済むことは明日やればいいといって、明日になればまた明後日に延ばし、そうこうしているうちに何か月も何年も、果ては10年以上そのままにしていることもいっぱいある。もう50歳も超えてこんなことをやっていては駄目だと思いつつ、だんだんと体力も気力も衰えてきて、ますますやり残すことが増えるばかりだ。全く自慢じゃないが自分の部屋の片づけだって何年もしていないし、家の窓ふきは家を建ててから一度もやっていない(窓ふきの道具は買ってある)。

 読もうと思って買ってある本が部屋に100冊以上いくつもの山になって積み重なっていて、同時に5冊くらい読みかけてはいるのだけど、時間がなくて全然先に進まない。一階の書棚にも読まずに並べてある本が何百冊あるだろうか。一応目を通してある蔵書は中学生の頃に買ったものも捨てられずに取ってあって全部で何千冊かあると思うけど、作り付けの棚に奥まで三重に本を重ねているので奥の方に何の本があったかもう全く分からない。それでも読みたい本があると、買わずにはいられないし、読み終わっても手放せない。大体自分が買いたいと思うような本は、すぐ絶版になってしまうような本が多いから、買いたいと思った時に買わないと、何年かしたら買えなくなってしまうこともあるので、ついつい買ってしまう。安藤昌益全集など、読みたい時に図書館で借りればいいようなものだけど、分割で10万円以上払って買って、結局ほとんど読まずに書棚の奥の方に隠れている。

 念願の農民芸術学校を作ったら、まず図書館を建てなくてはいけないなどと思っている。今年3月に東京町田の農村伝道神学校に行って、一番興味があったのは何か所かに分かれていた図書室だったけれど、10年ほど前に山形県小国町の基督教独立学園高校を訪問した時、食べ物をほとんど自給していて製パン部があったり酪農部があったり講堂にパイプオルガンがあったりするのにも魅かれたけど、一番感動したのは図書館の充実ぶり。無教会派の聖書研究が熱心なのは知ってはいたけど、まさかここまでとは思わなかった。東京の内村鑑三記念今井館にどれだけの蔵書があるのか知らないが、1学年30名ほどの小さな私立高校の図書室が何階建にもなっていて床から天井まで本で埋め尽くされているのに圧倒された。今はインターネットで何でも検索できる時代になったが、肝心なことは、まだまだ本を読まなければ分からない。

 今時間があったら、本を読みたいのと、作曲したいのと、チェロを練習したいのと、ヤギを飼ってチーズを作りたいのと、豚を飼ってベーコンを作りたいのと、カヌーをしたいのと(簡易ヨットにまでなるカナディアンタイプを持ってるのだけど穴があいたまま30年近く放置・・・穴を塞ぐリペアキットは数年前に買ったのに直さず)、山に登りたいのと・・・

 そんなに全部できるわけないので、本だけで結構満足してしまう。中学の時に買いあさった本というのが、冒険サバイバル関係の本。高校になるとアメリカ開拓時代のハウツーを聞き書きで収集したFOXFIREなんかもわざわざ本国から取り寄せて買い揃えた。全然やってもいないのに、釣りとか狩猟とかの本も沢山ある。ワイン会社に勤めていた時にはアメリカ出張のついでに日本では禁止されているボウハンティングの本なんか買って、コンパウンドボウと狩猟用の矢尻とかまで買ってきてしまった。ついぞ使うことはないのだが。家づくり関係の本も(ログビルディングを中心に)結構持っているが、とても時間がなくてできず仕舞、それでも余市に来てしばらくは家具くらいは作ったりする余裕があった。今はそれもないのがちょっと悲しい。インターネットに時間を取られているのが一番いけないのは分かっているのだけれど・・・

 
あとやってみたいのが、機織り(もちろん繊維作りから、特に天蚕に興味あり、草木染めもやって)、陶芸(粘土も自分で掘り、釉薬も植物を灰にするところからやって)、漆を栽培しての漆器作り、等々とにかく手仕事の物作り。昨年3月に訪問したブラジルのユバ共同体農場では、オーケストラをやるのに、弦楽器をブラジルの木で作るところから始め(弓はブラジルウッドでなければできない)、陶器も作り(立派な登り窯が森の中にある)、もちろん家具も作るし家も自分たちで建てる。米も大豆も作って、味噌、醤油、豆腐、納豆も自給していることに感動しました。もちろん豚も一頭まるごと全部利用して、脂から石鹸も作っています。カンピョウをパパイアから作るというブラジルならではの技もありました。短い滞在期間でしたがホウキの作り方を教えてもらいホウキモロコシの種ももらってきました。農民芸術学校ができれば、こういう自給の技にどんどん挑戦して行きたい。

泊発電所に関する地域説明会

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本日、余市町中央公民館にて開催された北海道電力の「泊発電所の安全対策などに関する地域説明会」に出席。福島のような事故を2度と起こさない決意で新たな安全対策をこんなにやっていますという説明ばかり。だが、そんな新たな安全神話を信じる出席者なんか一人もいない。後半、私も含め10名の町民から出された質問に、あらかじめ予想される質問に対しては用意していた図表やデータなど示しての答弁をするだけ、それ以外の質問には、はぐらかしてまともに答えない。地域住民の声をきくつもりなど最初からさらさらなく、再稼働に向けてのアリバイ作りもいいところで、ひどいもの。参加者からは激しい非難の嵐が巻き起こったが、本社から来た答弁者は聞く耳もたない。事故を起こしたって責任もとれないのだし、これほど危険な原子力はやめて欲しいという意見に対しては、最後にはいい加減なグラフを示して資源のない日本には原子力が必要という説明をとうとうと説く有様。このままでは北電は必ず事故を起こすだろうし、絶対に北電には原発の運転など任せられない。


配布される資料や、今までの質問と答弁などはHPで見られます。
http://www.hepco.co.jp/ener…/atomic/…/regional_briefing.html

沖縄には米軍基地が必要で、普天間基地の代替には辺野古しかないと頑なに言い張る政府とそっくり。全部ウソだし、そこに暮らしている人の生活や幸福のことなど、これっぽっちも考えてはいない(怒)



自民党の目指す自主憲法なるものの中身について

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イメージ 1 そもそも、「憲法改正に賛成か反対か?」などという質問自体が、間違っているのである。「憲法のどこを改正したいか?」と問うべきであり、今の憲法が完全なものでないことなど当然だし、私にだって変えて欲しいところはたくさんあるが、今の自民党にだけは改正(=改悪)して欲しくないと願っているだけのこと。安倍首相が立ち上げた「創世日本」が中心となって作り上げた今の自民党の新憲法草案がどれほど恐ろしいものかは、このパロディ本を読めばわかるだろう(私は草案そのものしかまだ読んでないが)。

 世界で最も民主的といわれたワイマール憲法下でヒットラーのナチスが誕生し、誰も知らない間にナチスの憲法に変わってしまっていてたあの手口に学ぶべきと麻生太郎は言い放ったが、憲法改正を争点にせず経済再生のみ争点にして衆参両院で改憲発議に必要な改憲勢力3分の2以上を成功させてしまった安倍首相は、今まさにその通りのことをやろうとしているわけだ。つまり、ナチスのように国民の権利を少しずつ奪い、少数者を差別し、国家全体主義と軍国主義の国作りをやろうとしているわけである。安倍は戦後レジームの脱却とか何とか言っているが、つまり戦前に回帰しようということであり、今の北朝鮮みたいな国にしようというのだから恐れ入る。

 おそらくは、自民党を牛耳る財界に、そのようなやり方で国家財政を立て直すしかないと考えている連中がわんさかいるのであろうし、頑なに原発を守ろうとしているのは、もちろんエネルギー源として重要などと言うのは真っ赤な嘘であって、それが核兵器を作るために必要だからに他ならない。今まで自民党をコントロールして来たアメリカにも、対中ロの軍事力を日本に直接負担させた方がよいと考える大統領候補のトランプみたいに、そういう自民党の動きを容認しようという流れが強まっているのだろう。

 簡単に言えば、自民党の憲法草案は、天皇を国家元首とし、国民はそのような世界にもまれな由緒ある天皇制国家のための僕でなくてはならず、国防軍を創設して諸外国と対峙するという、時代錯誤も甚だしいファナティックなものだ。以前の自民党には、こんな憲法草案にははっきり物申すリベラルな重鎮議員がたくさんいたが、今はもう頼りのない世襲議員ばかりで、誰も安倍の暴走を止められない。

 太平洋戦争開戦時に重要閣僚でその後は満州統治に関わりA級戦犯となりながら、毒ガスなどの人体実験で多くの中国人捕虜を殺した731部隊のデータをアメリカに売って死刑を免れ、戦後首相にまで上り詰めた昭和の妖怪・岸信介の孫である安倍晋三は、その祖父の悲願であった自主憲法制定にすべてをかけているのであり、そんな軍国主義の亡霊など絶対に復活させてはならない!

安倍首相が政治生命をかけてやろうとしている自主憲法制定とは、どのようなものかがはっきり分かる驚愕の映像

2012年5月10日 に開催された第3回創生「日本」東京研修会(憲政記念会館)にて。この創世「日本」は安倍晋三が憲法改正を目的に設立した団体で、2014年4月に自民党が「憲法改正草案」を発表、その直後の映像ということになる。そして、2014年12月26日に衆院選での自民党圧勝を受けて、安倍晋三が首相の座に返り咲く。
 この映像で、
第一次安倍政権下では法務大臣を務めていた長勢甚遠という男は、国民主権、基本的人権、平和主義を日本の憲法からなくさなくては行けないと、はっきり述べている。安倍政権を支持している一般人たちは、果たしてこのような安倍の考え方が分かって支持しているのであろうか。

ポケモンGO騒動から考えること

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 自分が子どもの頃から一番嫌っていたものが、いわゆるブラックボックスというものである。自分は常々、自由であることこそが人間にとって最も幸せなことだと思っているので、自分の理解していないものに左右されてしまうことがいやだし、人と同じことをするということ自体が、そもそも好きではないという、天の邪鬼でもある。流行に乗るなんてことには、全くもって興味がない。まあ世間からみれば、変わり者と言って間違いがない。
 ブラックボックスとは何かというと、中身や仕組みが素人には分からない代物、簡単にいうと自分では直せないものである。車なんかも昔のマニュアル車はまだましだが、オートマは楽だけどちょっと自由ではないと感じるし、今の電装品だらけで窓も手で開けられないなんていうのは本当は大嫌いで、実のところ自動車なんかより本当は馬車がいいなあと本気で思っていて、未だに「大草原の小さな家」のチャールズ父さんが御する幌馬車に憧れるのだ。
 なんて言いつつ、今まさに使っているパソコンなんかブラックボックスの最たるものだが、最初は楽譜作成(の時間節約)のために使い始め、その後も壊れたワープロ代わり程度のものでしかなかったが、数年たってからようやく意を決してインターネットにつないで使うようになり、今では商売(農産物販売)に欠かせない道具になってしまった。携帯電話も、皆が使うようになってからも家族で一人だけ持たずにいたが、数年前から連絡手段として仕方なく持つようになった。しかし、まだスマホにはせずガラケーのままで、しかも必要な時のみ通話とメールをするだけで通常は不携帯という有様。
 スマホが便利なことは十分分かっているが、便利さとは裏腹に失うものの方が自分には多いと思われ(時間もお金も)、今の自分にはなくても十分なので、今のところ使うつもりはない。だからもちろん、ポケモンGOとかには全く興味がないだけではなくやりようもないし、あんなものに時間をとられるというのは、パチンコに時間を使うのと同じくらい無駄なこととしか思えない。大体が、ネットゲームやパソコンゲームなどというものくらい、くだらないものはないだろう。だから、学校の友達が全員持っていたようであっても、うちの子どもたちには絶対にゲーム機だけは買ってやらなかった。ヴァーチャルなゲームなんかより、本物のゲームの方がはるかに楽しいはずなのだ。
 うちの子どもたちには楽器という楽しい道具があったから、ゲーム機を欲しいとねだることもなかったし(多分)、外で遊ぶのならスマホを持つのではなく、虫とり網とか釣り竿を持って行く方がいいに決まっている。まあ、都会はもちろん農薬をたくさん使う農村にも昆虫が少なくなってしまったので、ポケモンなどというヴァーチャルな虫もどきで遊ばざるを得ないのだと考えると、悲しくもあり嘆かわしくもある。

今後の演奏活動予定

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今のところ確定しているものです。他にもいくつかオファーがありますが、決まり次第お知らせします。

8月7日(土) しりべしなんでも百姓くらぶ 第20回ファーマーズ・チャリティー・コンサート
 11:30~屋台村・野菜市 13:00~コンサート at 滝下農園(旧余市フゴッペ温泉となり)
  私は連続20回出場、今年はトリオ・マモーレ(Fl.瀧谷まゆみ、Vn.牧野時夫、Pf. 安河内真樹)にて出演。
  オーガニックの食事・生ビールも楽しめます。クラシックからジャズまで百姓音楽家集合。
  福島から放射能を避けて北海道へ保養に来る子ども達を受け入れている団体・個人に寄付を集めます。

9月10日(土) 余市室内楽協会 コンサート2016
 18:30開演 余市町中央公民館大ホール 入場無料
  パリー/レイドノー嬢組曲
  テレマン/リコーダーとファゴットのための協奏曲(Ri:嶋田宏、Fg.高嶋孝寛)
  ハイドン/交響曲第85番「王妃」
   指揮者なしでコンサートマスターを務めます。

9月13日(火) トリオ・マモーレ 名曲コンサート<国を越え時代を越え>
   (曹洞宗北海道第一宗務所婦人会研修会)
  14:00~ 大仙寺(ニセコ町)

10月6日(木) ウイーン・フーゴ・ヴォルフ三重奏団 withどさんこ青少年オーケストラ
  19:00開演 えぽあホール(大麻駅前、江別市民文化ホール) 前売指定3500円 自由2500円 U25 1000円
   収穫最盛期なので、お手伝いに行けるかどうか・・・

11月5日(土)小樽管弦楽団 第49回定期演奏会(with 西宮交響楽団)
  14:00開演 小樽市民会館 入場料1000円
   ウェーバー/「魔弾の射手」序曲
   メンデルスゾーン/「真夏の夜の夢」より3曲
   ブラームス/交響曲第4番
    指揮:嶋田宏、コンサート・マスター:牧野時夫  4年に1回の西宮ジョイント第5回

11月26日(土) 第28回余市町文化発表会
  12:00開演(予定) 余市町中央公民館大ホール  入場無料
    余市室内楽協会で出演  町内の音楽・舞踊系15団体ほど バグパイプなども

11月27日(日) 小樽教会ヴァイオリン・コンサート
  14:00開演(予定) 日本キリスト教団小樽教会
    ヴァイオリン:牧野時夫、ピアノ:安河内真樹 昨年に引き続き新会堂での2回目のコンサート

12月20日(火) 酪農学園大学クリスマス礼拝コンサート
  10:30~ 酪農学園大学黒澤記念講堂
    演奏:酪農学園大学室内楽団・吹奏楽団・合唱団・聖歌隊
    指揮:牧野時夫

2017年1月22日(日)北海道農民管弦楽団 第23回定期演奏会(音更公演)
  13:30開演 音更町文化センター大ホール 入場料1000円
    青山 昌弘/序曲 ― 音更町歌に寄せる伊福部昭先生へのオマージュ
    伊福部 昭/交響譚詩
    青山 昌弘/ピアノ協奏曲 「産土(うぶすな)の始め~一握の土1897年」(初演)(Pf.独奏:川上 敦子) 
    ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
      指揮:牧野時夫 日本を代表する作曲家、伊福部昭氏が少年時代を過ごした町にて
      地元作曲家の新作および伊福部氏の代表作ほかを演奏します。

2017年3月5日(日)東北農民管弦楽団 第4回定期演奏会(天童公演)
  13:30開演 天童市民文化会館
    佐藤眞/カンタータ「土の歌」
    ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」ほか
      青森県(弘前市)、岩手県(花巻市)、宮城県(仙台市)に次ぐ山形県での第4回公演も、
      演奏お手伝いいたします。

2017年3月19日(日)第2回北海道少年少女オーケストラフェスティバル
   名寄市文化会館 EN-RAYホール
    北海道農民オケでも昨年できたばかりの素晴らしいホールで演奏いたしましたが、どさんこ
        青少年オーケストラを主宰する助乗慎一氏(農民オケ事務局長)が江別・岩見沢に次いで
        3つ目の少年少女オーケストラを名寄市に作りました。私も演奏面でお手伝いの予定。
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