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しりべしなんでも百姓くらぶ 20thファーマーズチャリティーコンサート 

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8月7日(日)に開催された、しりべしなんでも百姓くらぶ主催の、イメージ 1チェルノブイリの子ども達の保養を受け入れている余市の家族を応援するために始まったコンサートも、もう20になりました。途中イラクやアフガニスタンの子どもたちのためなど寄付先が色々変わりましたが、今や福島の子ども達を受け入れている団体・家族を応援することに。5万円以上の寄付が集まりました。

滝下農園の道南杉材のセルフビルド住宅の前に、百姓くらぶのメンバーで10年以上前にまとめて注文したテントを並べた屋台村。左の旧居も、コンサート会場の納屋も、10棟くらいある鶏舎も、全部滝下さんが自分で建てたものです。

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滝下農園の鶏肉と野菜たっぷりのカレーは酪農学園の学生たちが担当。
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山川恵さん特製のラズベリームース。ベリー類トッピングし放題

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えこふぁーむの販売物(前日の百姓くらぶ無農薬土曜市の売れ残り!)、私の食事はむらかみ農園のおにぎりと蒸し鶏(ダッチオーブンで作り軟らかくて美味しい)

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コンサートに先駆け復活したニンニクコンテスト(北海道在来ピンク種)。滝下農園納屋の天井にもずらりと干してあります。ズッキーニの重さあてコンテスト、2つで7.2kgをニアピンで当てた人に卵やハチミツの豪華賞品。

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コンサート1番目は登の果樹農家、吉田さんのクラシックギター。讃美歌をスペイン風にアレンジした自作曲、なかなかよかったです。

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私は今年、トリオ・マモーレの3名で出演。フルートの瀧谷まゆみさんも、ピアノの安河内真樹さんも、以前に出ていただいていますが、お二人同時に来ていただくのは今年が初めてでした。
演奏した曲は、ショスタコーヴィッチ作曲「2台のヴァイオリンのための5つの小品」、ピアソラ作曲「リベルタンゴ」そして前日開会したリオ・オリンピックに合わせて「コパカバーナ」。
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いつも取りを務める小倉バンドですが、今年はサウスポーベースの横山さんが次の予定が控えていて前半に演奏でした。20年連続出場は小倉バンドと私
だけです。イメージ 9




小春ちゃんのコカリナ。今年はホルンはなし。義父(山川さん)のチェロも今年は残念ながらなし。

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今はモンガクを離れた笠小春さん(ワイナリーのできる就農地求めています)率いるモンガク谷楽団。伊藤伸栄さんのウクレレに木原ゆうこさん(つむさん)のアコーディオン。

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いつも生ビールとおいしい手作りのおつまみを提供して下さるなまらやさんのデュエットを、多分初めて聴きましたがなかなか良かったです。其々ソロ演奏(昨年に引き続きがんこさんギター弾き語り、なまらや御主人ギターソロのいつもながら非常に凝ったオリジナルアレンジ)も披露。
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ガンダルフの丘、伊藤三太君による世界の口琴。皆を不思議な世界へいざなってくれます。昨晩から余市の浜で行われていた縄文野焼き大会(これももう18回目だそうです)にも参加して遅れて登場です。
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今年の取りは、木原姉弟の太鼓でした。昨年よりかなり上達した感じで締めに相応しい勇壮な演奏でした。最後に集まったチャリティーの半分を札幌の「福島の子どもたちを守る会・北海道」、半分を個人的に福島の子どもたちの保養を受け入れた木原家に寄付しました。
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 木原邸(のぼりんファーム)も、滝下邸と同じ道南杉のセルフビルドですが、木原家では現在小樽の石造倉庫(札幌軟石または小樽軟石製)の解体された材料を使って立派なワイナリーを建設中です。現在登地区ですでに5件ワイナリーがこの数年でできましたが、現在さらに5件ほど建設・計画中があり、日本のナパヴァレーのようになりつつあります。

余市室内楽協会 コンサート2016

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余市室内楽協会 コンサート2016 無事終了しました。
 
とき:9月10日(土)午後6時開場、午後6時半開演、
ところ:余市町中央公民館大ホール、入場無料
主 催:余市室内楽協会
後 援:余市町教育委員会、余市文化協会、北海道新聞余市支局

演奏曲目:イメージ 1
 パリー/レイドノー嬢組曲
 テレマン/リコーダーとファゴットのための協奏曲
 (リコーダー独奏:嶋田宏、ファゴット独奏:高嶋孝寛)
 ベートーヴェン/ロマンス第2番 ヘ長調
 (ヴァイオリン独奏:牧野時夫)
 ハイドン/交響曲第85番「王妃」
 アンコール~ヨハン・シュトラウスI世 ラデッキー行進曲

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曲目など説明を加えながら演奏しました。コンマス弾き振り、MCもやりながらで、なかなか大変ですが、このくらいの編成ならではの醍醐味です。
すbての弦楽器、フルート、トランペット、トロンボーン、指揮もこなすマルチプレイヤーの嶋田宏氏、今回はリコーダーの見事な腕前で、ファゴットとしては難曲に挑戦した高嶋孝寛さんと息のあったアンサンブルをきかせてくれました。

ハイドンのシンフォニーも指揮者なしで演奏。第85番「王妃」なかなか良くできた曲です。モーツァルトの交響曲では第38番「プラハ」とほぼ同年の作曲と思われます。
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出演者:
(★印:コンサートマスター、*印:賛助出演)

 第1ヴァイオリン★牧野 時夫、井坂 有美子、久保田 睦、小泉 雅広
第2ヴァイオリン 嶋田 覚子、廣田 洋子、中岡 亮子、舘巖 晶子、三林 光*
ヴィオラ    高嶋 恵子、Kristen Morgan、清水 三佐子、古谷 洋子、板谷 知子
チェロ     嶋田 宏、山川 雅裕、越智 恵美子
コントラバス  石橋 明浩*イメージ 3
フルート    三輪 基文
オーボエ    赤羽 文夫*、 石田 浩子
ファゴット   高嶋 孝寛、  祐川 嵩雄*
ホルン     伊藤 ひさこ*、笠 小春
チェンバロ   板谷 知子

打ち上げは余市の農産物、水産物を料理してくれるイタリアンの「ヨイッチーニ」です。併設して自社のフルーツを加工した「フルーツ・プラネット」があり、現在ワイナリーも計画中です。
写真のプレートはイナダのカルパッチョ。イタリア産スパークリングスプマンテで乾杯。余市のワイナリー数社のワイン(ここでしか飲めないものも多い)も飲めます。

トリオ・マモーレ初めてのお寺コンサート

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Trio M'amore お寺コンサート イメージ 2
(曹洞宗北海道第一宗務所婦人会研修会)
世界の名曲コンサート~国を越え時代を越え~
9月13日(火) 14時開演 大仙寺(ニセコ町)

出演:トリオ・マモーレ
 Flute:瀧谷まゆみ、Violin:牧野時夫、Piano:安河内真樹

演奏曲目:
1.日本の四季メドレー
(故郷~花~夏の思い出~赤とんぼ~雪~故郷)
2.ドボルザーク/ユモレスクイメージ 1
3.ビゼー/アルルの女(Flute solo)
4.マスネ/タイスの瞑想曲(violin solo)
5.ベートーヴェン/悲愴ソナタより第2楽章(piano solo)
6.モンティ/チャルダッシュ
7.成田為三/浜辺の歌
8.東京物語
(リンゴの唄~東京の花売娘~星の流れに~東京ブギウギ~イメージ 3
 青い山脈~銀座カンカン娘~君の名は~お祭りマンボ~
 ここに幸あり)
アンコール:菅野よう子/花は咲く
皆で歌いましょう:あざみの歌~ここに幸あり~知床旅情

コンサート(曹洞宗では清興というようです)の前に法話がありました。トイレは東司と表示してありました。洗面所という表示のところに入ったら、文字通り顔を洗う洗面台しかありませんでした。ピアノはないので、うちから持参したデジタルで演奏しました。
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東京物語は、戦後流行した歌をメドレーにしたものですが、どの曲も一緒に口ずさむ方がいらっしゃり、音楽療法士でもあるピアニストの安河内真樹さんの語り口も冴えわたり、なかなか良いコンサートになりました。トリオ・マモーレの活動も8年目となり、大分我々の呼吸も合うようになって来ました。曹洞宗は地球を守るエコ活動に力を入れているようであり、我々トリオ・マモーレの子ども達のために平和、自然、命を守ろうという趣旨とぴったりでした。

地神祭

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地神祭(9月23日、八幡神社)

 「えこふぁーむ」のある地域は、行政上は余市町登町であるが、区会(町内会)では黒川町八幡(やはた)区会に属しており、ここは明治時代に、黒川毛利農場という現在の余市町黒川町から仁木町北町に及ぶ700町歩もの大農場であった地域である。その後、地主が何度か変わり、大正時代からは駒谷農場という名前になり、太平洋戦争まっただ中の昭和19年に小作達が地主と交渉し、全国でも極めてまれな例であるが戦後GHQによる農地解放令を待たずして、昭和19年9月に394町(ha)の農地が駒谷氏から137名の農家に無償開放され、農地以外の防風林、運動公園、生活館、神社などの土地は共栄組合により共同管理されることになった。

 私は、この地域に所属する農家であり、戦後の新規就農者であるため共栄組合には入っていないが、区会はもちろんのこと、道路愛護組合、神社氏子の班などには所属している。クリスチャンなので、どうしようかちょっと迷ったこともあったが、一応地域の行事等には参加したいので、神社のお祭りには寄付をし、当番も務めている。もちろん他の農家もすべて、どこかのお寺の檀家になっていることは当然だ。

 そして、八幡神社(かつては登川丘陵上にあったが昭和31年の台風で大破し、黒川八幡生活館の向かいの現在は住宅地に囲まれた場所に移転した)には、現在離農者も増えて100戸に満たなくなった農家が氏子となっていて、6班に分かれ、3年ごとに春祭(5月15日、かつては秋祭もあった)および元旦と、地神祭のどちらかの当番が3年ごとに回って来るのである。今年は我々の班(12戸)が地神祭の当番に当たっていて(次回は3年後の正月と春祭)、前日に「五穀五祖神」の旗を立て、祭の当日は余市神社から神主を招いて、祝詞をあげてもらい玉串を捧げ、農作業を半日休んで神社の中で食事をする。

 八幡神社の境内には五角柱の形をした石塔の地神さんがあって、「天照大神、少那彦命、植安姫命、稲倉魂命、大巳貴命」という五つの神様の名前がそれぞれの面に掘られている。正面に天照大神の名前が掘られていて、我々は自分たちの農場でとれた米、野菜(大根は必須)、果物(りんご、なし、ぶどう)を持ち寄り、前日に買っておいた鏡餅、お神酒(一升瓶)、魚(柳の舞)と塩も一緒に台座にお供えして、太鼓も準備して神主を迎える。余市神社の神主は、この一日で地神さんのある余市町内の神社すべてを回り、漁師町でも地神さんを祀っているところがあるらしく、植安姫命というのは海の神様らしい。

 私の所属している聖公会(英国国教系のプロテスタント)でも収穫感謝礼拝というものをやっているが、大体同じようなことをしている。大地の恵みを天に感謝するということは、すべての宗教にとっての原点であろうと思う。

ぶどう大収穫祭2016ご案内(10/8~10)

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10月8日(土イメージ 1)~10日(月・祝)の3日間で、えこふぁーむのキャンベル種ブドウを一気にもいで、ジュース工場に運びます(雨天決行、雨天の場合はハウスで収穫します)。
 朝は、8時半からスタートして、夕方5時くらいまでですが、部分参加も歓迎です。昼食は、え
こふぁーむの野菜をたっぷり使ったカレーを、用意いたします。子どもやお年寄りでも可能な作業です。作業のできる服装・長靴持参で来てください。作業のお礼は、作物の現物支給でいたします。参加していただける方は、食事等の準備の都合がありますので、メールにてご連絡ください(HPからワンクリックでつながります)。イメージ 2

北海道で農業を行う者として北海道開拓について改めて考える

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それまで蝦夷地と呼ばれていたこの地が明治政府により北海道という名称となり(蝦夷地をくまなく歩いて調査した松浦武四郎は、北加伊道という名称を提案しましたが、もちろんこの加伊こそは蝦夷=元の読みはカイ、その意味はアイヌであって、アイヌ民族に対して敬愛の念を抱いていた武四郎ならではの命名でした)。松前・江差・岩内・余市など日本海沿岸部のわずかな土地を除いては和人の住んでいなかったこの広大な大地を、自分の力で開拓すれば(ただし5町の土地を期限内にという厳しい条件で)政府から土地をもらうことができることになりました。しかしながら、元はといえばアイヌの土地だったところを勝手に日本の(=天皇の)ものとしてしまったわけで、アイヌからすれば一番農業に適したところを和人が最初に取り上げておいて、アイヌには生活の糧である狩猟採取(弓矢での狩猟や川でのサケの捕獲など)を禁じて農業に適さないところを居留地としてあてがい農業を強要し、うまく行かないと再び土地を取り上げるという傍若無人を行ったのですから、この北海道開拓という名のアイヌモシリ侵略の歴史は検証し直さなければいけません。もちろん、これには明治政府を担った薩摩藩による過去の琉球支配と、アメリカ開拓における先住民に対する先例に倣ったものであることも忘れてはなりません(初代北海道開拓使長官の黒田清隆は薩摩藩士出身であり、長官就任に際して、開拓および植民政策を学ぶため多くのアメリカ人を開拓使にお雇い外国人として招いた)。

 北方領土返還運動なども、私には日本の勝手な言い分としか思えません。ロシアが勝手に取り上げたというなら、日本もアイヌから勝手に取り上げたわけで、最初に住んでいた人に権利があるというのであれば、それは日本民族ではなくアイヌ民族であることは間違いないからです(それ以前に住んでいた民族がいたかどうかは、はっきりしません)。

 北海道開拓は、アイヌの土地を取り上げたところに、当初は囚人(おもに明治政府に逆らった政治犯)による強制労働、その後は太平洋戦争敗戦に至るまで朝鮮人や中国人を連行しての強制労働、そして戦後開拓も食べられなくなった人を騙しての棄民政策やタコ部屋労働が横行していたわけで、そのような負の歴史というものを、直視しなければならないでしょう。しかしながら、たった1世紀ほどで、沿海部を除いてはほとんど未開であった大地を、これほど豊かな農地にした先人の労苦は、讃えられるべきだと考えます。今や日本の食糧を支えているこの北の大地は、彼らが原始の巨木を素手(斧や鋸)で倒してできた畑地であり、不毛の泥炭地に山から馬橇を使って客土してできた水田なのです。

 アイヌとの関係は、どのように修復したらよいのでしょうか。アイヌ民族が多数いたはずのこの余市(アイヌと和人の交易場所であった運上家の建物が唯一現存し、アイヌ詩人として著名な違星北斗も余市出身)では、もはや同化が進んでアイヌ文化はほとんど現存しない状況です。しかし胆振・日高・旭川・釧路などではアイヌ文化を保存しようと努力が続けられています。中華思想が根強くある漢民族が多数を占める中国全人代でもすべての少数民族代表が認められているのに、日本の国会ではアイヌ新法に貢献した萱野氏が繰り上げ当選で民主党議員となったのが後にも先にも一度きりであり(アイヌが先住民族であるということさえも国会はなかなか認めなかった)、まさにアイヌの先住地である北海道議会においても、民族議席のようなものは存在しません。沖縄のように先住民族が多数である場合はまだしも、北海道のように先住民族がおそらく1%にも満たないような場所では、優先して議席が与えられなくてはならないのではないでしょうか。 

 和人の新規就農者として北海道の地でこれから農業をどのようにやって行けばよいのか? 考えるところは色々あるのですが、とりあえず過去の歴史を正しく知るということが、未来のためにも重要なことではないかと思い、私の歴史観について書き綴ってみた次第です。

今後の演奏活動

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11月5日(土)小樽管弦楽団 第49回定期演奏会(with 西宮交響楽団)
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   ウェーバー/「魔弾の射手」序曲
   メンデルスゾーン/「真夏の夜の夢」より3曲
   ブラームス/交響曲第4番
    指揮:嶋田宏、コンサートマスター:牧野時夫  
    4年に1回の西宮ジョイント第5回

11月13日(日) 余市教会創立113年記念コンサート
 10:30記念礼拝(奏楽あり)、13:00コンサート開演

  日本キリスト教団余市教会(宇宙記念館向かい)、入場無料 
 トリオ・マモーレ(Fl;瀧谷まゆみ、Vn:牧野時夫、Pf:安河内真樹)で演奏いたします。メンバー3名とも子どもたちは余市教会付属のリタ幼稚園(スコットランド出身のニッカ創業者竹鶴夫人寄付による)の卒園生および在園生です。
 ドップラー/アンダンテとロンド、ヴィエニャフスキ/レゲンデ ほか

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11月26日(土) 第28回余市町文化発表会
 12:00開演(予定) 余市町中央公民館大ホール  入場無料

    余市室内楽協会で出演いたします。 中村八大/上を向いて歩こう ほか
 町内の音楽・舞踊系15団体ほど(スコットランドの都市と姉妹都市になっている余市ならではのバグパイプなども)

11月27日(日) 小樽教会ヴァイオリン・コンサート
 14:00開演(予定) 日本キリスト教団小樽教会 入場無料

  ヴァイオリン:牧野時夫、ピアノ:安河内真樹 昨年に引き続き新会堂での2回目のコンサート
 ヴィターリ/シャコンヌ、バッハ/G線上のアリア、サラサーテ/ツィゴイネルワイゼン ほか

12月20日(火) 酪農学園大学クリスマス礼拝コンサート
 10:30~ 酪農学園大学黒澤記念講堂

    ヘンデル/ハレルヤコーラス、讃美歌/あらののはてに ほか
   演奏:酪農学園大学室内楽団・吹奏楽団・合唱団・聖歌隊
    指揮:牧野時夫

2017年1月8日(日) ふみあと(酪農学園短期大学第Ⅱコース愛校歌、現同大学希望寮寮歌)録音会
  酪農学園大学学生ホール

  演奏:北海道農民管弦楽団、黒澤記念合唱団
   管弦楽編曲・指揮:牧野時夫

2017年1月22日(日)北海道農民管弦楽団 第23回定期演奏会
 13:30開演 音更町文化センター大ホール 
  入場料前売2000円(当日2200円)、学生1000円(当日同じ)

 青山 昌弘/音更町歌に寄せる伊福部昭先生へのオマージュ
 伊福部 昭/交響譚詩
 青山 昌弘/ピアノ協奏曲 「産土(うぶすな)の始め~一握の土1897年」(初演)(Pf.独奏:川上 敦子) 
 伊福部 昭/SF交響ファンタジー第1番(ゴジラのテーマ他)
 ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
    指揮:牧野時夫 
 全国でも音響のよいホールとして知られる音更町文化センター30周年を記念、また日本を代表する作曲家の一人であり音更町ゆかりの伊福部昭氏の没後10年を記念し代表作2曲を演奏。また、地元在住の作曲家青山氏が開拓時代をモチーフに作曲した協奏曲を、地元在住で伊福部ピアノ作品演奏の第一人者でもある川上氏の独奏で初演。メインは宮沢賢治が愛した新世界交響曲。SF交響ファンタジー第1番ほかは、道内高校では2つしかないオーケストラの一つ音更高校管弦楽局と共演。


2017年3月5日(日)東北農民管弦楽団 第4回定期演奏会
 13:30開演 天童市民文化会館

    ドヴォルザーク「チェコ農民讃歌」(日本初演、日本語訳詞:出井則太郎氏による書き下ろし)
    佐藤眞/カンタータ「土の歌」
    ドヴォルザーク/交響曲第9番「新世界より」
  青森県(弘前市)、岩手県(花巻市)、宮城県(仙台市)に次ぐ山形県での第4回公演です。合唱団は、地元の「じゃがいも」合唱団。北海道農民管弦楽団からも弦楽奏者数名にて演奏お手伝い。

2017年3月19日(日)第2回北海道少年少女オーケストラフェスティバル
   名寄市文化会館 EN-RAYホール

 北海道農民オケでも、この昨年できたばかりの素晴らしいホールで演奏いたしましたが、どさんこ青少年オーケストラを主宰する助乗慎一氏(農民オケ事務局長)が江別・岩見沢に次いで3つ目のジュニアオーケストラ(日本最北のオーケストラでもある)を名寄市に作り、市教育委員会の支援もとりつけ開催いたします。

ゴジラの作曲家

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イメージ 1今期の農民オーケストラは、今年何度も北海道を襲った台風の最後の10号で甚大な被害を受けた十勝地方の音更町で開催します(来年1月22日)。少年時代を音更町で過ごした伊福部昭の作品を中心に、地元音更町の作曲家青山昌弘氏の開拓時代をモチーフにした新作初演も行い、アマチュアオーケストラとしては、かなり果敢なプログラムと言えるでしょう。

 北大農学部の先輩でもある日本を代表する作曲家の故伊福部昭氏は、北大交響楽団(前身の文武会管弦楽団)コンサートマスターとしても私の先輩であり、彼は20歳の時に同期の三浦淳史(のち音楽評論家)、早坂文雄(のち作曲家)と共に「新音楽連盟」を結成して「第1回国際現代イメージ 2音楽祭」を札幌の丸井記念館にて開催し(1934年)、海外の現代曲を多数初演しています。当時の札幌の文化が東京を飛び越えて世界と直接つながっていたことにも驚かされますが、専門に音楽教育を受けていない二十歳そこそこの学生たちが、このような音楽祭を世界に発信して行っていたということには驚愕せざるを得ません。
 現代のように音楽でアマチュアとかプロだとか線引きするのは、何とナンセンスなことでしょうか。それで食べているかどうかをアマかプロかの区別とするのなら、音楽(演奏)だけで食べていける正真正銘のプロ音楽家が、果たして日本にどれだけいるのか疑問です。芸術とは、それを追及すればするほど、食えないものであると思っているからこそ、私自身は農民芸術というものを目指しているのです。
 伊福部昭が「日本狂詩曲」というオーケストラ曲でチェレプニン賞を受賞したのは、北大を卒業した年、釧路郊外の厚岸森林事務所に林務官として赴任して間もなくの時で、その後敗戦まで10年以上北大演習林など各地で勤務しながら作曲活動と演奏活動を続けます。そして、敗戦直前に宮内省林野局で戦闘機のための強化木を作る目的で木材に放射線を当てる試験を担当し、放射線障害で喀血して倒れ1年近い療養生活を余儀なくされます。のちに映画「ゴジラ」の音楽を担当して「ゴジラ」の作曲家として知られるようになったことは、それが彼の代表作であるからだけではないのです。怪獣ゴジラは、水爆実験の放射能を浴びて生まれた奇形生物であって、彼とゴジラは奇しくも同じ体験を経て世界的に知られるようになったという点で、まさしく唯一同一の存在でもあるのです。
 
 ところで、伊福部昭も私も私の娘も(笑)コンサートマスターを務めたことのある北大交響楽団の創立は1921年と、全国でも最も古い歴史をもつオーケストラの一つであり、1920年創立の東大管弦楽団よりは1年遅れですが(日本最古のオーケストラは1909年創立の九大フィル)、NHK交響楽団(前身の新交響楽団が1926 年創立)よりも早いのです。また、1876年に開設された札幌農学校(北海道大学の前身)は、日本最初の大学とされる1877年創立の東京大学より実は1年早く、アメリカより教授陣を招いて日本で最初に学士号を取得できる学校として設立されたのであり、札幌は東京経由ではない文化や教育の先進地であったのです(すべて過去の話であり、果たして現在は・・・)。


日本キリスト教団余市教会創立131年記念コンサート

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11月13日(日) 余市教会創立131周年記念コンサート 13時開演

 午前10時半からの日曜礼拝でも、トリオ・マモーレで奏楽を担当しました

前奏:コレルリ/12の室内ソナタより第10番イメージ 1
         プレリュード~アルマンド
奉唱:フランク/聖なる主よ
後奏:モーツァルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス

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小西陽祐牧師の説教は、いつもとても分かりやすく、説得力がある。この日は、マタイ伝5章でイエスが「一切誓うな」と語ったことの真の意味を分かりやすく説明してくれた。誓ってもその通りにできず何度も同じことを誓ったり祈ったりしてしまう私達。しかし、イエスはそんな人間でも決してあきらめはしない。この聖書の箇所の最後で「あなたがたの天の父が完全なものであるように、あなた方も完全なものとなりなさい。」と書かれているように、より良く正しくあろうと誓ったり祈ったりする人間の思いそのものを否定しているのではない。中途半端に逃げ道を作って誓ったり祈ったりすることを免罪符のようにして自己を正当化してしまうことなく、真剣に自分自身に向き合い、最後まで真実を追求することを求めているのである。
 ここからは私の解釈だが、この「完全」という言葉は元のギリシャ語では日本語とは少しニュアンスが違うし、ルカ伝の並行記事では「あなた方の父がそうであるように、あなた方も慈悲深くありなさい。」と言っているので、イエスが実際
(当時はアラム語で)どのように言ったかは、はっきりとは分からないが、とにかくイエスは神という言葉を使いながら、それまでのユダヤ教の神という概念を全く覆している。ある意味では宗教というものを全く超えて、あるいは否定しているようにも思えるのである。

イメージ 3礼拝の後は、お昼を教会員の皆さんと一緒にうどんをいただき、手作りのお菓子(リンゴのババロア、スイートポテトほか)やお漬物(大根のぶどう漬けほか)も大変おいしくいただきました。

食事の後は、会場が一杯になることを予想して礼拝堂後ろの扉を開けてパイプ椅子も並べてセッティング。ビバハウス(青年自立支援施設)の安達夫妻から素敵なお花が届いていました。
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開演前には礼拝堂は超満員(150名ほど)となり、慌ててパイプ椅子をありったけ、最後には玄関の土間にまで並べて、プログラムも追加印刷しました。
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前座を務めた、中学生の時からプロ活動している北星余市高校2年生・三味線弾き語りの民謡歌手、浅尾強嗣君の演奏は語りも含めて、さすがでした。経営の危機にある北星余市高校の理念に共感して入学したことも話してくれました。演奏では、正調の津イメージ 7軽じょんがら節を始め、ドンパン節やアンコールのソーラン節ではお客さんも巻き込んで大変盛り上がっていました。
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18歳とは思えない貫禄の浅尾君。








トリオ・マモーレでは、MCを音楽療法士でもある安河内真樹さんが担当し、
1曲ずつ3名それぞれ担当曲を詳しく解説しながら演奏を進めました。

1.クライスラー/愛の喜びイメージ 8
 2.J.S.バッハ/主よ、人の望みの喜びを
 3.ショスタコヴィッチ/5つの小品
    プレリュード~ガヴォット~エレジー~ワルツ~ポルカ
 4.成田為三/浜辺の歌
 5.ドップラー/アンダンテとロンド
     ~休憩~
 6.クンマー/「庭の千草」による変奏曲(Fl.,Pf.)
 7.ヴィエニャフスキー/レゲンデ(伝説)(Vn.,Pf.)
 8.J.S.バッハ/パルティータ第2番よりプレリュード(Pf.)
 9.山口景子編/カーペンターズ・セレクションイメージ 9
10・チャイコフスキー/「くるみ割り人形」より「花のワルツ」
アンコール マロッテ/主の祈り(Sop.Vn.Pf.)

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アンコールでの瀧谷まゆみさんの独唱、私がヴァイオリンでオブリガートをつけましたが、感動的でした!

コンサート後はいつものように、この教会の聖餐式(ミサ)でも用いてくださっている当園のブドウジュースや無農薬リンゴなどの農産物も、お客様に買っていただきました。

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農民管弦楽団から農民芸術学校へ

農民オーケストラで十勝の農業を応援するぞ!

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昨日は、映画「オケ老人」を見に行ったが、思ってた以上に楽しめた。とにかく笑えたし、とても共感できた。最初のへたくそさと、本番の上手さのギャップがあり過ぎだと思ったが、そういえば我々のオケでも似たりよったりだということに気付いた。アマオケのいいところ(楽しいところ)は、やっぱり本番よりも、練習過程だ

北海道農民管弦楽団の第23回定期公演は、来年1月22日に十勝の音更町で開催するのであるが、音更町で少年期を過ごした日本を代表する作曲家・故伊福部昭氏の代表作2曲の他に、音更町図書館長時代に伊福部昭音楽資料室を同館に作った青山昌弘氏の大作(ピアノ協奏曲「産土(うぶすな)の始め~一握の土1897年」)を初演する。今日は、映画「オケ老人」を見た翌日だったが、3回目の練習にして初めてこのピアノ協奏曲を最初から最後まで音にすることができて(まだピアノとは合わせていないし欠けているパートも多かったけれど)、「オケ老人」の梅響が練習で曲が最後まで通って大喜びするのを思い出して笑ってしまった。梅響もコンサートで取り上げていたドヴォルザークの「新世界交響曲」も、今期初めて通して練習したので、伊福部作品は全部やる時間がなくなってしまったけれど、伊福部作品は我々が何となく生まれつき身についているような音楽をそのままやればよいので、意外とそんなに難しくないのである(笑)

 北海道農民管弦楽団として、この音更町が生んだ両氏の作品を演奏するということは、私としてはこれまで全く存じ上げなかった青山氏から初演の依頼を受けるまでは全く想定外だったことであるが、これは運命のようなことでもあり、実は必然であったのではないか。今となっては、このオーケストラとしてはどうしてもやらなくてはいけないことであったという思いに駆られている。

伊福部昭氏は、私にとっては、北海道大学農学部の大先輩であり、北大オーケストラのコンサートマスターの先輩でもあり、作曲家(と私が名乗るのはおこがましいけれど)の先輩でもある。私自身、西欧の古典音楽を演奏するだけではどうしても飽き足らず、自分でこのオーケストラのために作曲をして定期演奏会でも何度か演奏してきたのだが、西洋近代の管弦楽曲に強い影響を受けながら、北海道の大地に根差した音楽にこだわり続けた伊福部氏の音楽を、なぜ今まで演奏して来なかったのだろうか。
 今回取り上げる交響譚詩とSF交響ファンタジー第1番「ゴジラ」であるが、前者は太平洋戦争まっただ中の1943年の作、後者は1954年公開の映画「ゴジラ」のテーマ音楽を中心にその後の怪獣特撮映画音楽をつなぎ合わせて1983年に作曲されたものである。今回取り上げるこの2曲には実は共通したテーマがある。それは核=放射能に対する恐怖と、そのような核技術を人間の欲望によって戦争に用いることに対する強い反感である。
 以前このFBでも、伊福部昭氏とゴジラとの共通点は、戦争による放射能の被害者であるということを述べた。木材に関する物理が学生時代からの専門であった伊福部昭氏は戦時中、札幌にあった宮内省林野局の林業試験場において戦闘機用に木材に放射能を当てて強化する試験を防護服を身に付けずに行い(金属より強くレーダーに捕捉されない木材の生産を目指した)、放射能による障害で喀血して倒れ、敗戦後の1年間は療養生活を送ることになる。一方、ゴジラは戦後の水爆実験による放射能を浴びた爬虫類が、奇形巨大化して生まれたという設定のSFである。
 しかし、この2名(?)だけではなかった。何と伊福部昭氏の1つ年上の兄・勲氏も、戦時中にやはり放射能による研究(軍事用の蛍光塗料)をさせられ、そして1942年にはその放射線障害によって同様に血を吐いて30歳の若さで亡くなっていたのである。昭氏はヴァイオリンの名手、勲氏はギターの名手として、札幌二中(現在の札幌西高)時代には校内外でも音楽会を開催し兄弟音楽家として知られていた仲の良い兄であった。その若くして死んだ兄の追悼のために書いた曲こそが、この交響譚詩であり、2つの楽章からなるが、第2楽章の方はまさにレクイエムと言える内容になっている。譚詩(バラード)とは舞踊と詩曲とが混然一体となったものということであるが、第1楽章には昭氏が音更時代に出会った様々なアイヌの音楽(音更村長であった父がアイヌに大変慕われていたため、昭氏はアイヌの人たちの音楽を家でもよく聴いたとのこと)、そして第2楽章には同様に音更時代に出会った様々な日本民謡(特に音更神社で演奏されていた神楽はほぼそのまま引用されている。村長宅は音更神社境内にあり、村長として赴任する以前に父は明治政府によってやめさせられるまで1400年続いた因幡国の宇部神社の神主の最後の末裔であった)がモチーフになって作曲されている。たった20分に満たない短い曲であるが、実に多くの歴史と思いがこの音楽に詰まっていることが分かるのである。

 そして青山昌弘氏の「産土の始め」は、音更町の開拓農家3代目である氏がその開拓の歴史を、音更町に在住し伊福部昭氏のピアノ作品演奏の第一人者として作曲者本人からも認められ、NYカーネギーホール等でも伊福部作品をリサイタルで弾いている川上敦子氏を独奏者として想定したピアノ協奏曲として音楽に綴ったものである。
 青山氏は伊福部氏の直接の弟子ではないそうだが、孫弟子として伊福部氏の作風に通じるところが多々感じられる曲であり、そのダイナミックさは伊福部氏の作品にも全く引けをとらない。
 そして、この曲をこの年に演奏するということの何と言う奇遇であろうか。今夏、音更町を含む十勝地方の河川は台風第10号によって各地で氾濫して洪水を引き起こし、日本で最も肥沃で広大な畑作地帯は1割以上も土砂が流出したり泥をかぶり、戦後最悪の甚大なる自然災害を被った。これら被害を受けた農地の復旧には、今後長い年月を要する。
 しかし、これとほとんど同様の甚大なる水害は、この音更町に開拓民が入植した明治30年(1897年)の翌年にも発生し、入植2年目の収穫を目前に開墾地の大半が流出し、開拓民は命からがらどうにか高台に避難するという悲運にさらされた。その後も、度重なる水害、冷害などの自然災害との闘い・幾多の苦難の歴史を乗り越えて、ようやく今日の「産土」・郷土が形成されたのである。
 そしてその間、1966年に青山氏の祖父母が入植した矢部地区開拓70周年を記念して神社拝殿内部改修工事を機にご神体を開封したところ出て来たものが、開拓民25戸が持ち寄った自作地の「一握りの土塊」と、天地に感謝し明日への決意と希望を述べた縁起書であった。そのような開拓民たちの真摯な姿に思いを馳せて、この曲は作られている。
 開拓から1世紀以上を経て、再び開拓翌年と同じような大水害に見舞われた十勝地方であるが、開拓当初の大洪水をものともせず克服し、土を大切にしながら豊かな大地をたゆまぬ努力で作り上げて来た農民の姿を高らかに歌い上げたこの曲が、十勝の農民たちに再び勇気と希望を与えてくれるであろうことを信じている。我々のメンバーにも十勝のメンバーは何人もいて(池田町、芽室町、清水町、中札内村など)、皆多かれ少なかれ自分の畑や作物にも被害を受けているが、皆と一緒に音楽を作り上げることで同様に勇気を得、また来年一層農作業に励むことができ、どんな苦難も乗り越えて行けると信じている。




演奏会のご報告

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クリスマス・シーズンで教会関係の演奏が続きました・・・

11月27日(日) 小樽教会ふれあいヴァイオリンコンサート
 14:00開演 日本キリスト教団小樽教会 

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アドベント(待降節、聖公会では降臨節と呼ぶ)第一主日の午後、日本キリスト教団小樽教会(2週間前に演奏した日本キリスト教団余市教会と同じ創立131周年)の新しい礼拝堂での2年目のヴァイオリン・コンサートを行いました。

演奏:
 ヴァイオリン:牧野時夫、ピアノ:安河内真樹 
(ピアノはうちから持参したデジタルですが)
 
演奏曲目:イメージ 2
クライスラー作曲  美しきロスマリン
バッハ/グノー作曲  アヴェ・マリア
モーツァルト作曲  メヌエット
ラフ作曲  カヴァティーナ
サラサーテ作曲  ツィゴイネルワイゼン
ヴィエニャフスキー作曲  レゲンデ
フォーレ作曲  夢のあとに
ヴィターリ作曲  シャコンヌ
讃美歌から いつくしみ深き
同 主われを愛す
同(スコットランド民謡)アニー・ローリー
(以上3曲は聴衆の皆さんで一緒に歌う)
 アンコール
讃美歌から(アメリカ民謡、牧野時夫編曲)アメイジング・グレイス
ドヴォルザーク作曲 ユーモレスク

12月20日(火) 酪農学園大学クリスマス礼拝コンサート
 10:30~ 酪農学園大学黒澤記念講堂

   演奏: 酪農学園大学室内楽団・吹奏楽団・合唱団・聖歌隊
    指揮: 牧野時夫イメージ 3
   演奏曲目:
    ヘンデル/シンフォニア(メサイアより)
    パッヘルベル/カノン
    モーツァルト/アヴェ・ヴェルム・コルプス
    讃美歌(牧野編曲)/あらののはてに
    ヘンデル/ハレルヤコーラス(メサイアより)
    讃美歌(牧野編曲)/きよしこの夜
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12月24日(土) 小樽聖公会クリスマスイヴ燭火礼拝
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  ヴァイオリン:牧野時夫 オルガン:三溝千春
  演奏曲:  聖歌から8曲、もみの木
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12月25日(日) 小樽聖公会クリスマス聖餐式・祝会
 10:30~ 小樽聖公会礼拝堂・集会室
  ヴァイオリン:牧野時夫 オルガン:三溝千春
  演奏曲: モーツァルト/メヌエット バッハ~グノー/アヴェ・マリア
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北海道農民オーケストラ音更(十勝)公演に向けて

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1月7~8日にかけて、22日(日)に音更町文化ホールで開催する北海道農民管弦楽団第23回定期演奏会に向けての集中練習を酪農学園大学の学生ホールで行いました。音更町が生んだ世界的作曲家・伊福部昭氏の代名詞とも言える「ゴジラ」のテーマで始まる「SF交響ファンタジー第1番」の冒頭部分です。道立高校では札幌西高と2つしかない音更高校の管弦楽部の皆さんと共演いたします。

https://www.facebook.com/farmers.orchestra/videos/1040058189455716/

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音の更ける町で演奏会です!

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これから十勝の音更町に向けて出発します。日本を代表する作曲家であり、数多くの作曲家を育てた故伊福部昭氏の故郷であるばかりでなく、現在も作曲家の青山昌弘さん、ピアニストの川上敦子さんという、すばらしい音楽家の住む町であり、全国でも有数の音響の優れたホール、北海道では二つしかない高校のオーケストラもあります。
 音更(オトフケ)というのは、北海道の多くの地名がそうであるように、アイヌ語に漢字を適当に充てたものに過ぎませんが、この町には、「音」に「更ける(耽る=夢中になる)」何かがあるのかもしれません。
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基地で何を守るのか!?

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狂犬マティス国防長官が、トランプ政権の閣僚として初来日して超タカ派の稲田防衛相や安倍首相と会談し、普天間基地の辺野古移設が唯一の解決策であることや、尖閣諸島防衛のためアメリカの核の傘を維持することでも合意したという。
 翁長沖縄県知事が、辺野古新基地建設について沖縄県民は決して認めないことを訴えにアメリカに出向いている最中の出来事。唯一の被爆国として、有名無実だったとはいえ「核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず」という非核三原則を堅持していたはずの日本が、国民の意思などそっちのけで、国連では核兵器禁止条約に反対し、あからさまに核兵器による国防まで主張するようになるとは、嘆かわしいにもほどがある。
 兵器オタクの石破元防衛相も、3・11後に原発とロケットはいつでも核装備ができるようにするため維持すべきだと公言していたし(徴兵に逆らう者は死刑にしていいとも言っていた)、トランプ大統領も就任前に日本や韓国は独自で核装備した方がいいと言い、アメリカも核軍拡をすべきだと公言している。
 オバマ前大統領は核兵器廃絶を目指すことでノーベル平和賞までもらったはずなのに、何一つ現実を変えられなかったし、大統領が変わっただけで、ここまで変わってしまうのか・・・
 原発も軍事基地も、差別がなければ存在できない。原発は電気を作るためには必要がないし、軍隊も基地も平和を作るためには必要がない。それらは単に、人間が人間を暴力によって支配し、差別を固定化するために存在しているものでしかない。
 すべての日本人が知っておくべき事実を描いたドキュメンタリー。余市でも上映されますので、ぜひご覧ください。
https://www.facebook.com/events/1379649868774087/

北海道農民管弦楽団第23回定期演奏会(音更公演)成功裏に終わる

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北海道農民管弦楽団第23回定期演奏会(音更町文化センター大ホール)が終わりました。雪の降る中、満席の1000名を超えるお客様が足を運んでくれました。今回の演奏会は音更で少年時代を過ごした伊福部昭先生の没後10年の顕彰事業と文化センター開館30周年を記念して行われました。地元の作曲家・青山昌弘さんの協奏曲「産土(うぶすな)の始め」を、音更在住のピアニスト川上敦子さんと共演。音更高校管弦楽局の若い奏者ともゴジラ(「SF交響ファンタジー第1番」)他を演奏しました。最後まで温かい拍手をたまわり有難うございました。どうぞこれからもご声援、ご支援のほどをよろしくお願いします。アンコールは私のバイオリン独奏でマスネ「タイスの瞑想曲」でした。
来年も同じ十勝管内、清水町にて、2018年2月上旬に地元合唱団と共にベートーベンの第九を演奏し、まだまだ台風の被害から復興に向けて頑張っている十勝を応援したいと考えています。
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イメージ 5伊福部昭先生の故郷・音更町にて
音更町在住の作曲家・青山昌弘、伊福部先生次女・姜子さん、音更町在住のピアニスト・川上敦子さん、私、伊福部先生長女・玲さん、












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日本人は、何と馬鹿なのだ! 

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嗚呼! 日本人は、何と馬鹿なのだ!
 
広島と長崎に原爆を落とされて、罪もない数十万の市民が焼き殺されて、天皇のためとかアジアを欧米列強から守るためなどということを信じて戦争していたことの愚かさに、初めて気づく。いや、未だに気づいていない安倍首相を始めとする歴史修正主義者も多く、南京大虐殺や従軍慰安婦などなかったかのようなネトウヨ系のデマを信じ、あの戦争はやはりアジア解放のための戦争であり、戦争をやったことが悪いのではなく、負けたことが悪かったのだと考えている国民がいる。

福島第一原発の過酷事故が起こって、多くの人が故郷を追われ目に見えぬ放射能の恐怖に日々怯えて暮らすことになって初めて、原発には何重もの安全対策が施されているので絶対安全であり石油資源のない日本にとっては必要で地球温暖化の防止にもなりエコだとまでいう全く頓珍漢な神話にまで踊らされ、世界で最も危険な地震と火山だらけの列島に、余りにも危険な原発を次々と作ってきたことの愚かさに気づく。いや、未だに自民党政府は電力会社は、新たな安全神話や必要神話をふりまき続け、そんな自民党政府や電力会社の言うことを鵜呑みにして原発の再稼働を許してしまう愚かな国民。3.11のことなどすっかり忘れて太平洋の魚をうまいうまいと喜んで食い、福島の農産物を食べ観光して応援しましょうなどと、メルトダウンした核燃料が未だにどこにあるのかも分からないのに、よく言えたものだ!

自民党政府は、本当に原発が安全で発電に必要などと考えているわけではない。それは国民向けの嘘っぱちの宣伝に過ぎないのだ。実際は、発電のためには余りにも危険で非経済的なことなど十分承知の上で、核保有の野望と日米関係の安定のために原発を維持したいだけである。電力会社だって、国策で作らされてしまったから元をとるためにいやいややっているだけで、本当は原発などというお荷物は一日も早くやめたいと考えているはずだが(そうでないなら余りにも馬鹿)、そんなそぶりは一切見せず、安全を確認して一日も早く再稼働したいなど国民の声などそっちのけでほざいている(電力会社の経営と国民の生命と、一体どちらが大切なのか!)。原発の安全性など確認できるはずもないし、安全に再稼働することなど不可能なことは、電力会社が一番よく分かっているはずである。再稼働などとんでもない。日本中の全ての原発を再稼働せず一刻も早く廃炉にすることに、全力を挙げるべきである。



教育勅語の復活を許すな!

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 9億円余りする国有地を実質200万円で売却したことも大問題だが、その土地に建てる小学校の名誉校長に安倍首相夫人を据え、安倍晋三記念小学校と名付けて寄付を集めていたのだから何をか言わんや。もはや、うやむやにすることは許されないが、一番の問題はこの学校法人の理念である。この森友学園が経営する塚本幼稚園では、園児に教育勅語を暗唱させ、童謡の代わりに軍歌を歌わせる。私学だから何を教えようが法には触れないのかもしれないが、教育勅語はないだろう。戦前の日本を狂わせ、戦争に導いた元凶である。まあ中国で言えばかつての「毛沢東語録」みたいな、全体主義の象徴的存在である。天皇なんて、そんなに偉い人だと知らなかった日本人が大半だった時代に、日本国中隅から隅まで幼少の頃から天皇を崇拝する心を植え付けさせ、そのような天皇中心の「国体」に逆らうことは日本人としてあってはならぬことという教育を徹底させた、短いながらも日本天皇教のバイブルとも言えるものである。

 ドイツでは戦後ナチズムを徹底的に批判して、ヒットラーの主著「わが闘争」の出版も近年までずっと認めて来なかったが、日本では「わが闘争」なんて、いくらでも文庫本で本屋に並んでいる。しかし、原本にある東洋人や日本人が劣等人種であるとする差別思想は、正しく翻訳されていないようだ。そして、「教育勅語」なんか、今時その内容を学校で教えられることなどあるはずないと思っていたが、それを復活させようという人たちが「日本会議」を始めとして現役の国会議員(特に現在の内閣中)に大勢いるらしいのだから、恐れ入る。この「教育勅語」なるものは、明治天皇が自ら語ったという形「朕(ちん)惟(おも)うに・・・」をとってはいるものの、日本にかつてからあった儒教的道徳(元々中国や朝鮮から入ったわけだが)に、西欧の王権神授説に倣って薩長中心の明治政府が作り上げた絶対主義的天皇制を結びつけたものであって、個人の人権を一切認めない全体主義的思想で塗り固められている。

 敗戦後、このことの反省に立ち、「教育勅語」に代わるものとして戦後誕生したのが、旧「教育基本法」(1946)である。旧「教育基本法」第1条は、「教育は、人格の完成をめざし、平和的な国家及び社会の形成者として、真理と正義を愛し、個人の価値をたっとび、勤労と責任を重んじ、自主的精神に満ちた心身ともに健康な国民の育成を期して行わなければならない。」としている。日本国憲法前文にも似た感動を覚える、民主的な人権思想に基づく、高邁な理想を掲げたものとなっている。

 しかし2006年、時の自民党政権により全面的に改正された新「教育基本法」は、旧「教育基本法」の人権思想から相当に後退し、戦前同様の国家主義の復活を匂わせる改悪と言えるものとなった。新「教育基本法」では、旧法になかった「公共の精神を尊び」とか「伝統と文化を尊重し、それらをはぐくんできた我が国と郷土を愛する」などという文言が付け加えられ、まあそれはそれでよしとしても、一番の問題は第10条の改正(改悪)である。

 改正前:第10条 教育は、不当な支配に屈することなく、国民全体に対し直接に責任を負って行われるべきものである。
 改正後:第10条 教育は、不当な支配に服することなく、この法律及び他の法律の定めるところにより行われるべきものであり、教育行政は、国と地方公共団体との適切な役割分担及び相互の協力の元、公正かつ適正に行われなければならない。
 
改正前と改正後、似ているようで、実は正反対のものとなっている。旧法の当初案「教育基本法要綱案」(1946.12.21)では、「教育は、政治的又は官僚的支配に服することなく、国民に対し独立して責任を負うべきものであること。学問の自由は、教育上尊重されなければならないこと。」となっていた。つまり旧法は、教育が時の政府や国家から自由・独立であることを意図したものであったのに対して、後者は全く逆に、たとえば教職員組合などを想定して、国や地方のやり方に反対するものを封じ込めようとする意図が見え見えで、都合のよい法律さえ作ってしまえば、いくらでも教育の自由を奪うことができるようになっているのである。現在の自民党政府がやろうとしている憲法改正なども、これと全く同じ反動的復古主義以外の何物でもなく、資本主義や自由市場経済が招いた社会の弊害を、あたかも民主主義や平和主義が招いたかのように言い立てて国家主義的な政治を復活させようとする策動を許すわけには行かない。

 敗戦直後の民主政治・民主教育の原点を探れば、ほとんど我が母校・北海道農学部の前身である札幌農学校の初代教頭クラーク博士の教えを直接・間接に受け日本の指導者となった者たち(「イエスを信じる者の誓約」に署名した第1期生全員と第2期生の大半=東大より古く日本で最初に学士号を得られるカレッジで学んだエリート中のエリート)に行き着くのである。現在の日本国憲法草案のモデルとなった「憲法草案要綱」を作ったメンバーの一人で1947年から1年の短命に終わった片山社会党内閣で文部大臣を務めた森戸辰男や、戦後最初の文部大臣となった前田多門、他にも文部大臣では田中耕太郎、安倍能成、天野貞祐などが、第2期生の新渡戸稲造と内村鑑三の両者から、薫陶を受けている。また、保守合同で誕生した自民党初の総裁となった石橋湛山は、甲府一中(私の妹の母校、甲府一高の前身)時代に校長であった第1期生の大島正健から教えを受け、自分自身もクラーク博士の弟子であると後日述懐している。クラーク博士の教え、クラーク精神とは一体どのようなものだろうか。

 「大志を抱け」(Be ambitious)は余りにも有名であるが、その志とは富・地位・名声・権力といった個人に帰するものではなく、知識・知恵・正義・博愛といった社会に貢献するものである。そして、クラークは「紳士たれ」(Be gentleman)とも言ったが、これは何者も恐れない確固たる個人を確立し、自制・自立・質素・清潔を重んじる尊敬される人間になることである。何よりも大事なことは、自由・自主・独立・解放を重んじる不屈の精神であって、教育勅語のような儒教的精神とは全く異なり、誰かに忠義を尽くすとか、和を乱さないとか、そういうことを優先するようなものではないのである。周りがみんな間違ってしまっている時に空気を読んで和を乱さない日本人が、あのような勝ち目のない戦争やって日本中焼け野原にして原爆まで落とされ、地震列島を原発だらけにして津波による過酷事故で故郷を追われ、働き過ぎで過労死したり、いじめを受けて自殺したりするのである。また、個人を尊重するということは、差別を許さないということであり、弱者の側に立った利他精神に行き着くものでもある。クラークが教えた「イエスを信じる」ということは、そういう精神を重んじるということであって、キリスト教徒であるとかないとか、そんなことはどうでもよいことなのである。

 さて、話を戻して教育勅語を重要なものとしている森友学園では、「日本人としての礼節を尊び、愛国心と誇りを育てる」(HPから)としているが、日本を深く愛した真の愛国者であった内村鑑三は、かつて「教育勅語不敬事件」を起こして国家(=天皇)に忠誠を尽くしていないとして第一高等中学校(現在の東大教養部)の教職を解かれた。本当は、お辞儀のやり方が中途半端だったということだけのようだが、今の時代でも、君が代(国歌?)斉唱の時に起立しなかったとかで、教員が懲戒処分されたりということがまかり通っている。全く、日本という国は、そういう個人の精神の自由を奪うようなことを許しておきながら、どうして北朝鮮や中国のことを批判できるのか。日本に難民申請する人を年間数十名しか受け入れていないのに、毎年何万人も難民を受け入れているアメリカのトランプが難民の入国を抑制しようとしていることを、どうして批判できるというのか。全く自分のことが見えていない日本人が、いい気になって日本ほどすばらしい国はないなどと言っているのには、呆れるばかりである。

東北農民管弦楽団第4回定期演奏会(天童公演)2017/3/3~6

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今年も東北農民管弦楽団の定期演奏会に北海道から6名弦イメージ 13楽器でお手伝い。

将棋の駒がいたるところにある天童市
サクランボとラ・フランスの町でもある
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宿泊した舞鶴荘で、ちょうど雛祭りの当日





北海道と同様に前夜祭

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ロビーで農産物販売 えこふぁーむのぶどうジュース
7ダース完売しました!

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    80名のオーケストラに130名の合唱で、日本初演のドヴォルザーク「チェコ農民賛歌」に 佐藤眞のカンタータ「土の歌」。
すばらしい合唱のハーモニーとオーケストラの熱のこもった演奏で、演奏しながら涙がこぼれそうになりました。

「土の歌」の最終曲「大地讃頌」は最近余り学校などで歌われなくなっているようだが、残念なこと。しかし、この曲の真価は全曲を通して歌ってこそ、理解できるものだ。
土に生きる農民を讃え、核や戦争で大地を汚す人間の驕り高ぶりに警鐘を鳴らし、豊かな大地と共にある平和を願う、すばらしい合唱曲。オーケストラ伴奏で、そのドラマ性が遺憾なく発揮される。

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ホールでの打ち上げ

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演奏会後の3泊目は山形市に移動して、東北農民オケの白取さんたち青森組3名と北海道組4名で打ち上げ2次会。

4日目は山形市内散策
イメージ 4文翔館(旧山形県庁・県議会議事堂)

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やまがた伝統こけし館(入場無料)
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   文翔館の脇にある湯殿山神社の願い牛


1991年に復元された二の丸東大手門。山形城(霞城)は元々三重の堀に囲まれた全国屈指の規模を誇る平城であったが、明治時代に本丸と一番外側の三ノ丸(現在の山形市の中心部がすっぽり入る)の堀は埋め立てられ、二ノ丸の堀だけが残り、現在その内側が公園となり、博物館、体育館、野球場など様々な施設が公園内にある。
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現在再び本丸の堀を掘削して発掘調査が進められている。イメージ 7

国産樹で調達できなかったので樹齢1000年の台湾檜を使ったとのこと。


山形市郷土館(旧山形県立病院「済世館」)
明治11年にドイツからお雇い医師を招いて開業。


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霞城公園そばのそば処「佐藤屋」
でランチ
山形名物の芋煮とそばが同時に楽しめる芋子煮そば


余市室内楽協会 第6回団内発表会

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第6回 余市室内楽協会 団内発表会 
2017.3.11.(土) 13:30~ 仁木町民センター交流ホール
8名ほど日程の都合が合わずに、参加メンバーが少なめでしたが、小樽のオケからホルン2名参加して下さり、3時間半の楽しい演奏会でした。終了後は、仁木町の山川邸にて懇親会も行われ、さらに演奏が続きました。

1.モーツァルト/弦楽四重奏曲 第8番 全4楽章 イメージ 1
 Vn.1 久保田 睦、Vn.2井坂 有美子、Va.吉岡 華奈子、Vc、越智 恵美子
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2.マスネー/タイスの瞑想曲
 Vn.小泉 雅広 Pf.牧野 時夫
3.J.S.バッハ/平均律クラヴィーア曲集第1巻より 第1番 前奏曲
Pf.小泉 雅広
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4.モーツァルト/ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲 第1番 第1楽章
 Vn. 牧野 時夫、Va. Kristen Morgan
5. F.KROMMER Op.2 Duo concertant
Vn.1 井坂 有美子、Vn.2 吉岡 華奈子
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イメージ 7.アンナ・マグダレーナ・バッハ(J.S.Bach)/無伴奏チェロ組曲 第2番より
  2. Allemande 3. Courante 4. Sarabande
 Vc.山川 雅裕
7.ベートーヴェン/ヴァイオリンソナタ第2番Op.12 全3楽章
 Vn. 久保田 睦、Pf. 安河内 真樹
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8.ベートーヴェン/セレナーデ Op.25より
  1. Entrara 2.Menuetto 6.Adagio 7.Allegro vivace e disinvolto
Fl.瀧谷まゆみ、Vn.牧野 時夫、Va.嶋田 宏
9. SEBASTIAN LEE op60-1 チェロ二重奏曲
 Vc.1越智 恵美子、Vc.2 嶋田 宏
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イメージ 1110.久石 譲/さんぽ、ブルグミュラー/素直な心
 Pf.嶋田 湧
11.木村 弓/いつも何度でも
 Pf.高嶋 希、Va.高嶋 恵子、Vc.山川 雅裕
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12.チャイコフスキー/感傷的なワルツ
 Vc. 越智 恵美子, Pf.安河内 真樹イメージ 14
13.ドヴォルジャーク/スラブ舞曲集より 第8番
 Pf.1 瀧谷まゆみ、Pf.2 牧野 時夫

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やらかしました!(繰り返し間違えて、弾き直し)
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14.ロッシーニ/5つのホルン二重奏より
1.Marcia 2.Menuett 3.Adagio non troppo 4.Menuett
Hr.1 村山 基 Hr.2 伊藤ひさこ
15.シューベルト/弦楽四重奏曲 第14番「死と乙女」第1楽章 
 Vn.1 牧野 時夫、 Vn2. 嶋田 覚子、 Va.高嶋 恵子、 Vc.嶋田 宏



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16.ミヒャエル・ハイドン/ディベルティメント ト長調イメージ 20
 Fl.瀧谷まゆみ、Hr. 村山 基 、伊藤ひさこ、笠 小春、 弦楽3部
アンコール(3.11 東日本大震災を思い)
 菅野よう子/花は咲く




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2次会はセルフビルドの山川邸にて
馬(道産子)、ヤギ(アルパイン)、イヌ(北海道犬)、ネコ(日本猫)、鶏(チャボ)、無農薬の果樹園・野菜畑・田んぼ、究極の自給農場

山川恵さん手製のピザ、おこわ(材料のもち米ほかも山川農園製)
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持ち寄りのお酒(ワイン、ビール、日本酒、中国白酒)やジュース(えこふぁーむのブドウジュースに山川農園のリンゴジュース)、久保田さん手作りワイン、梅酒(ブドウも梅も、うちの農園産)
小春さんが育てた余市ハル農場のツヴァイゲルト・レーベ(仁木 自然農園グループ醸造)
以上全部ジュースとワインは無農薬
ニセコのクラフトビール
Kristen手作りのベリーパイ(材料のブルーベリー、カシスはうちの農園産)すごい量のベリーが詰まっています。
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クンマーのフルート四重奏曲、2曲を全楽章やりました。
ヴィヴァルディのチェロソナタ。この後、嶋田さんのソロ、私のチェンバロでバッハのチェロソナタもやりました。
安河内さわちゃん(赤井川都小1年)「かわいいオーガスティン」
私は、暗譜しているドビュッシーや、山川家にあったショパンのマズルカから5曲ほど演奏。瀧谷さんと連弾で「スラヴ舞曲」の第6番も弾きました。

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