「神を愛し・人を愛し・土を愛す」、自由で自立した自給農業で世界に平和を!
国家のために農業をするのではありません。農業をやるために農民になるのでもありません。人間らしく生きるために、大地の恵みをいただいて自給する
世界には、飢餓や貧困、戦争や環境破壊など、平和とはかけ離れた現実があります。これは人間が、神から与えられた自由をはき違え、神の創造されたこの調和に満ちた大地を踏みにじり、おごり高ぶり勝手気ままに生きることができるという誤った考え方によって、引き起こされた結果です。
神は人間に自由を与える代わりに、土を耕す労働を課しました。農民として生きるということは、自由に生きるための神との契約です。土から離れて自由になれると考えることは、人間の傲慢な考え方に過ぎず、大いなる
自給を基本とすれば、労働時間の全てを農業に充てる必要はありません。それ以外の時
分業によって効率が高まり社会が発展してきたのに、何を馬鹿なことを言っているのかという批判もありましょう。しかし、行き過ぎた分業や格差の拡大によって、社会の歪みがどんどん大きくなっているのが現実の世界です。人間は、もう一度人間らしい生き方の原点に戻らねば、人類に未来はない。私はそう確信しています。いかに自給するか、その技術を学ぶことで、自由と平和を実現させることができるでしょう。そして、そうした生の歓びを、芸術として表現することも、人間らしい生き方として必要なことだと思うのです。
農民芸術学校では、スタッフおよび生徒を募集しています。ただし、まだこの学校には校舎や宿舎がありません。農場だけがあります。校舎の建設から一緒に携われる仲間を求めます。現在、いろいろな作物を栽培していますが、できれば動物を飼うことに挑戦してくれる人材を求めます。有畜循環農業によって、乳と蜜の流れる豊かな大地が実現できると考えるからです。
さて、今年で創立19年目となる北海道農民管弦楽団は、昨年2月に農業による民主的な国作りの先進国であるデンマークへ演奏旅行を行い、現地のアマチュア・オーケストラや、有機農業を学ぶ学生・農家などとの交流を通じ、音
楽の持つ大きな力を改めて確認しました。次回演奏会は、2013年1月27日(日)、農民オーケストラの原点でもある宮沢賢治の故郷、岩手県花巻市での演奏会を計画しています。昨年の大震災をきっかけに誕生した金星少年少女オーケストラ、そして新たに誕生する東北農民管弦楽団とも共演する大きなイベントです。
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